【ベルリン=三好範英】今年6〜7月、南アフリカで行われたサッカー・ワールドカップ(W杯)の試合結果を次々と的中させたタコのパウルが26日、飼育されていた独西部オーバーハウゼンの水族館の水槽で死んでいるのが見つかった。 25日夜から26日未明にかけて死んだらしい。パウルの年齢は2歳9か月で、3歳とされるタコのほぼ平均的な寿命だった。 パウルはドイツ代表の7試合に続き、決勝のスペインーオランダ戦の結果を的中させ、世界的に有名になった。2018年のW杯招致を狙うイングランドの親善大使にも選ばれていた。