ロシア・モスクワ(Moscow)で、「モスクワの日」の式典に参列したアブハジア(Abkhazia)自治共和国のセルゲイ・ バガプシュ(Sergei Bagapsh)大統領(2008年9月7日撮影、資料写真)。(c)AFP/ALEXEY SAZONOV 【5月30日 AFP】グルジアからの独立承認を求めるアブハジア(Abkhazia)自治共和国のセルゲイ・ バガプシュ(Sergei Bagapsh)大統領(62)が29日、ロシア・モスクワ(Moscow)市内の病院で死去した。バガプシュ大統領は21日に肺がんの手術を受けたあと、意識不明に陥っていたという。 アブハジアの憲法に従い、3か月以内に大統領選挙が行われるが、それまでは、アレクサンドル・アンクワブ(Alexander Ankvab)副大統領が大統領代行を務める。後任の大統領も親露派が就くものとみられている。 2005年に初当選したバガプ