単なる雑感。 私は中高時代は体育がとにかく嫌いであった。小手先を使う野球や卓球などはまだましであったが、走るような基礎体力系の種目が苦手でそれらを行う学期は成績が相対評価で5段階中下から2番目を取ることも多かった。このように運動全般が苦手であったためにもちろん部活にも入らず(正確には公立中学では部活が強制であったため「奉仕部」という帰宅部専門の部活に入っていた。) しかし社会人になってから健康を意識してランニングをするようになり、またひょんなことからボクシングも始めた。理由は ①テクニックが求められゲーム性があり(ランニングはタイムが縮まっても特に面白さはない) ②独りでできて(フットサルやテニスなどは人と合わせるのが面倒) ③好きな時間にできる(柔道や空手はレッスン形式) の条件を満たすものを探した結果、それに該当するのがボクシングであった。ボクシングであればふらっと好きな時間にジムに行
以前にスキルを考えるのはナンセンスだ、といったエントリを書いたがそれに関連したもの。 先日、とても優秀な若い同僚から「強みを持ちたいが何が自分の強みなのかよく分からない。どのように強みを見つけ、伸ばすべきか?」といった相談を受けた。この同僚はおそらく上位5%くらいパフォーマンスを出している人物であったため、そもそもそのような悩みがあったことに驚いた。話をよくよく聞いてみると「自分は確かに色々なことはそれなりにできる。しかし一つ一つのできることをみるとどんなことでも自分よりももっとできる人はいる」とのことであった。 一見もっともらしいが、これは「スキル君」的な発想で結構危ないと思った(またそのように本人にも伝えた)。結局のところ、仕事の要素で他人と比較可能なものは程度の差はあるが本質的にはスキルであると言えるだろう。つまり客観的かつ定量的に評価できる(そうに思える)仕事の能力のことである。し
仕事の進め方は原則としては①論点を設定しそれを分解する、②仮説と検証方法を設計する、③実際に検証する、④検証結果を基にストーリーを作り上げる、というステップでありこれが論理的には正しいと思っている。ただ一旦それらを忘れ、また戦略プロジェクトに限ると自分の中では作業レベル概ね以下のような流れになると思っている。(作業レベル、と書いたのはあくまでは原則としてはこれから述べるボトムアップのやり方ではなく、トップダウンの仮説ドリブンなやり方の方が望ましいためである。) 【①定量中心の情報を落とし込む】 まずは論点に沿った当たり前のファクト(市場規模とかシェアとか競合の動き)をとりあえず紙(スライド)に落とす(グラフなどが中心)。この段階ではスライドの「密度」がスカスカとなっている。例えば市場規模を見せるときに単なる右肩上がりの棒グラフだと伸びていることくらいしか分からず、情報量が薄いことが多い。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く