(>>1からの続きです) 日本人俳優をキャスティングする奈良橋陽子さん(63)はハリウッド版の製作に、 「日本の漫画、アニメが欧米で人気となり、海外配給される邦画も増えた。 日本文化への関心が高まり、日本人の奥底にある武士道精神を取り上げてみようと思ったのでしょう」と説明する。 四十七士は大石内蔵助、主税親子のほか、架空の相撲取りなどすべて日本人キャスト。 内匠頭、ミカ、吉良上野介などを含めオーディションで決める。 奈良橋さんは「ラスト…」「BABEL」(07年)などのハリウッド大作を担当。 後にオスカー候補入りする渡辺、菊地凛子(29)らを世界へ送り出した。 来週から始まるオーディションについて「有名無名を問わずたくさんの人と会いたい。 アメリカの想像力と映画の技術、日本人の魂と演技力を見せる映画にしたい」と話している。 ≪先駆けは「七人の侍」≫ハリウッドでリメークさ