2017.11.19 河野太郎外相が電話会談をしたということが最近、よくニュースで取り上げられるからでしょうか、電話会談とはどうやるのですかという質問をよくいただきます。 電話会談は、まず、どういう用件で、何時から外相同士で電話会談をしようということを双方で打ち合わせをして決めるところから始まります。 日韓や日中の場合は時差もほとんどないので時間は問題ではありませんが、アメリカやヨーロッパなどの場合はどちらかが朝早くあるいは夜遅くになってしまうこともあります。 双方が運よく役所の大臣室にいることもありますが、片方が飛行機に乗っていたり、出張先にいたり、ということもしばしばあり、その場合は何番の電話にかけたらよいのかという確認もしなければなりません。 電話会談といっても受話器を持って、もしもしとやるわけではありません。 スピーカーのついた会談用の電話を前に、外務大臣以下関係部局の人間がテーブ