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ブックマーク / yasuhisa.com (34)

  • 難易度が高いデザインの仕事で行き詰まらないために

    やりたいデザインができない理由 「〇〇の見た目を良くする」だけであれば、デザイナーひとりでもできるかもしれません。しかし「UX デザインを実践する」「デザインシステムを作る」といった話になると、ひとりではできません。 デザインの文脈で語られるものの中には「作る」だけでなく「変える」といった意味合いが含まれています。例えばユーザーリサーチひとつにしても、ワークフロー、働く姿勢、体制、評価など「変える」ことが数多くあります。また、必要であれば新たなかたちを設計しなければいけません。 「〇〇デザイン」や「UX△△」といったフレーズで語られる様々なトピックは「実践する」「作る」といった部分はごく一部のことで、入り口に過ぎないことが多いです。手を動かすところ以外の人や組織に関わる課題に取り組まないと、続かなかったり、挫折することになります。 こうして文章にするだけであれば簡単です。一度でも何かを変え

    難易度が高いデザインの仕事で行き詰まらないために
  • デザインシステムの落とし所はどこにある?

    寛大姿勢と厳格構造の間 デザインシステム開発における課題はいろいろありますが、いつも迷うのが『落とし所』を見つけることです。デザインシステムは下図のような軸のどこかにプロットされると考えています。コンポーネントやドキュメンテーションがほとんど用意されてない「寛大姿勢」と、様々な要素が細かいところまで決まっている「厳格構造」の 2 つです。 寛大姿勢 表現に自由があり過ぎる サポート体制がない 一貫性がない 改修コストが高い 厳格構造 トップダウン 守るべきルールと捉える人がいる 周りからの反発を受けやすい ユーザーニーズより現存コンポーネントを優先 デザインシステムはいずれかの状態に極度に寄るものではなく、軸のどこかにあります。ただし、間のどこが良いかは組織によって違うので落とし所が難しいわけです。デザイン組織の成熟度はもちろん、何を達成すると次のステップへ進めるのかを長・中・短期それぞれ

    デザインシステムの落とし所はどこにある?
  • デザインとは交渉すること

    受け身のままでは後退する 長くキャリアを積んだとしても、時に「デザインとは?」という疑問が頭に浮かび上がります。様々な定義がありますし、文脈や状況に応じて正解といえるデザインが変わると思います。私が携わっている web サイトやアプリケーション(デジタルプロダクト)という観点からデザインを捉えると「デザインは交渉すること」だと思っています。 ユーザーの立場・視点を想像して、質の高いプロダクトをデザインしたいと考えるのは良いですが、その想いをそのまま周りに伝えても理解されません。デザイナーが考える「質」は、その職域に携わる人独特の視点であることは多々ありますし、技術制約やビジネスゴールを考慮するとコスト高という場合もあります。 だから諦めましょう … ではないからこそ交渉する必要があります。デザイナーは与えられた課題に対して解決案を作るといった受け身の仕事になりやすいことから、指示・注文・提

    デザインとは交渉すること
  • デザイン組織の成熟度に合わせたデザインシステム提案

    難易度が高過ぎな海外事例 Web で公開されているデザインシステムは、インスピレーションにはなりますが、最初に目指すものとして相応しくない場合があります。好例として紹介される Salesforce の Lightning Design System が最初に GItHub にデプロイされたのが 2015年の9月。プロジェクトが始まったのはもっと前だと思うので 4 年くらい続けているはずです。Salesforce で働くデザイナーの数は分かりませんが、 LinkedIn で調べると 300 名以上のデザイナーが検索結果に表示されます。 少なくとも 300 名のデザイナーが働いている組織が 4 年くらいかけて作っているものと同等なものは作れません。欧米の事例は「自分たちでツールを作ることもあります」と言うような大規模組織が多いことから、参考にならない場合があります。 ひとまず原則や色から始める

    デザイン組織の成熟度に合わせたデザインシステム提案
  • デザインシステムに関わるいろいろなプロセスを図にしてみた

    今までも何度か デザインシステム に関する記事を書いてきましたが、手段や考え方が中心でした。今回はプロセスに注目して、代表的な課題を図にしてみました。すべてのケースに当てはまるわけではないですが、参考にしてください。 大まかな進め方 「デザインシステムを作りました!」とドカンと発表したほうがインパクトがあるように見えますが、苦労したわりには誰も使わないものになる可能性が高いです。実際はデザインシステムの中にあるものを小さく切り出して少しずつ変えていくことになります。 正攻法であればデザイン原則から始めたほうが良いと思っていますが、組織としてどうあるべきかといった根的なところが明文化されていないのであれば、そこからスタートしたほうが良いでしょう。デザイン原則があったほうがデザインの議論がしやすくなるので早期にもっておきたいですが、1 日でも早く成果を出したいのであれば、まず色からはじめてみ

    デザインシステムに関わるいろいろなプロセスを図にしてみた
  • 次世代デザインツールはどこへ向かうのか 前編

    プロトタイプツールからデザインツールへ 私は前線で制作していませんが、Sketch 講座 をはじめデザインツールについて話すことがあります。Sketch を長く使っているのものの、Adobe XD、Figma 、 inVision Studio など他のツールも検証しながら、合いそうな現場にツールを提案するようにしています。 なぜ今デザインツールなのでしょうか。数年前からある プロトタイプツールと何が違うのでしょうか。閉じていたデザインプロセスを開くという意味では当時も今も変わりないと思います。ただ、Sketch、Figma などを代表するデザインツールはスコープが少し広いのが大きな違いです。 Proto.io に代表される 2013 年前後のプロトタイプツールは、インタラクティブな紙芝居に近いものでした。大まかな画面遷移と操作感を実機で体験できるものの、それ以上でもそれ以下でもないような

    次世代デザインツールはどこへ向かうのか 前編
  • Adobeとコラボレーションを始めました

    今月から Adobe Creative Station 編集部とのコラボレーション企画を進めています。Adobe Creative Station は、Adobe が公式で運用しているメディアで、製品の最新情報や使い方を紹介しています。そこでの寄稿、Creative Cloud 道場のゲスト出演、ソーシャルメディアでのコンテンツ配信をやっていきます。週に 2 回以上は Adobe Creative Station 向けのコンテンツをどこかで見ることができるはずです。 今風Adobeツールとの付き合い方は? 長く Adobe 製品を利用していますが、Adobe のビジネスモデルに疑問を投げかけたり、使えないところはハッキリ言うこともあります。こうした言動に対して「アンチ Adobe ですね」と言われたこともありますが、足りていないところを口にしない(目をつぶる)のがファンなのかという疑問もあ

    Adobeとコラボレーションを始めました
  • 認知バイアスによる『自分が正しい症候群』と向き合う

    自分が想像している以上に視野は狭いWeb・アプリで見ている世界は『自分たちに都合の良い空間』と言っても過言ではありません。 Facebook, Instagram, Twitter をはじめとしたソーシャルメディアはアルゴリズムによって好みの情報に絞ったタイムラインになっていますし、都合が悪いものは、非表示することも簡単にできます。 ソーシャルメディアだけでなく、検索も同じです。自分が見ている世界がどれだけバイアスがかかっているのかを知る上で DuckDuckGo は便利なツール。Google をはじめとした大手検索エンジンはユーザー情報を基に検索順位を変えていますが、DuckDuckGo はパーソナライズを一切省いた検索結果を表示します。これで検索結果を比べると、上位に出てくるサイトがどれだけコントロールされているのか分かります。 自分にとって都合の良いものだけが見えている世界に浸ってい

    認知バイアスによる『自分が正しい症候群』と向き合う
  • 良いデザインの原則と『立ち止まる』こと

    「ブラウンとアップル」という記事で、デザイナー Dieter Rams(ディーター・ラムス)が提案した良いデザインの10の原則を紹介しました。1970年代に提案されたものですが、現在にも通じる普遍性のあるメッセージです。これのアップデート版のようなものを、Co.DesignのSuzanne LaBarre さんが提案しています。特にアプリや web サイトをはじめとしたデジタルプロダクトを意識した内容になっています。 良いデザインは様々な影響を考慮している 良いデザインは『スロー』である 良いデザインは正直である 良いデザインは政治的である 良いデザインはシステムを意識している 良いデザインは良いライティングである 良いデザインは多面的である 良いデザインは人とマシンのためにある この中で特に気になった「良いデザインは『スロー』である」から、今後のデザイナーの仕事についてぼんやり考えてみま

    良いデザインの原則と『立ち止まる』こと
  • 現場で必要なデザインツールの見つけ方

    ツールは表現から連携の時代へ 制作プロセスは、設計→デザイン→実装という真っ直ぐな線になっているように思われがちですが、あちこちに『溝』があります。関わる人が増えたり、心理的・身体的距離があれば、それだけ溝を埋めるための作業が増えていきます。 決裁者の意図・ビジネスの目的を読み取って具体的な要件にするための溝 要件を伝え、画面設計に落とし込むときの溝 画面設計から適切だと考えられるビジュアル言語を作るときの溝 ビジュアルデザインから人々が見て、触れるような状態にするための溝 デザインツールはデザイナーの都合で選べば良いわけではなく、ツールによってはプロセスの溝を深いものにしてしまう場合があります。 Photoshop や Illustrator のような従来のデザインツールと、過去 5 年くらいに登場したデザインツールの大きな違いは、デザインプロセスにおいて解決したい課題が違うところです。

    現場で必要なデザインツールの見つけ方
    web_designer
    web_designer 2017/11/28
    基本デザインからコーディングまで担当するからこの溝ってあまりないけど、コーダーにデザインデータ渡す時インタラクションをどう伝えるか悩みまくる。
  • 野放しは危険!デザイナーに潜む4つのモンスター

    身近にいるかもしれないモンスター達 「モンスターペアレント」なんて言葉が流行した時期がありましたが、そのデザイナー版もありそうです。一見、平穏そうな装いをしたデザイナーの中に潜む恐ろしいモンスター達。彼らがデザインの行程を台無しにしたり、品質を落としてしまう場合があります。 今回紹介するモンスター達は web やアプリのようなデジタルプロダクトをデザインしている人たち向け。特にデザイナーとしてキャリアを始めた頃に陥りやすいモンスターたちです。 俺一番モンスター 問題解決することがデザイナーの仕事ですが、自分が考えた解決案が絶対正しいとは限りません。誰でも自分が考えたアイデアを大事にしたいですが、過保護になるとかえって視野が狭くなります。デザインに関わる様々な手法がありますが、それが解決を導き出す唯一の方法ではありません。課題解決ができるのはデザイナーだけではないわけですから、「自分が絶対正

    野放しは危険!デザイナーに潜む4つのモンスター
  • デザイナーにもある詐欺師症候群とその対処法

    新人、ベテラン関係なく起こりうる実績を積んでいたとしても自信がつかない、むしろ自分はペテン師ではないかと疑ってしまう「詐欺師症候群(インポスター症候群)」という症状があります。2 年ほど前に女優のエマ・ワトソンが同症状に悩まされていると告白して話題になりました。彼女ほど成功していなかったとしても誰にでも起こりうる症状です。 私自身も詐欺師症候群に悩まされることがあります。Web やアプリのデザインは誰もが同意するような正しい手法はありませんし、むしろ走りながら覚えることが多かったりします。絶対正しいと言えるものが極めて少ないですし、何を信じて実践すれば良いのか分からないこともあります。常に悩んでいるわけではないですが、時に酷く落ち込んだり、外へ発信するのが怖くなることがあります。 UXに関する質問を受けたときも、同じような症状があるかもしれないという印象を参加者からも受けました。大企業でな

    デザイナーにもある詐欺師症候群とその対処法
    web_designer
    web_designer 2017/08/09
    正解とか正しさは人によって、時代によって、社会の流れによって違うから、いつも自信は持てないけれど、分からないことを知ろうとする気持ちだけは失いたくないなと思う。
  • 重要視されるためのデザイナーの条件 : could

    内輪受けは止めにしようではないか LSD LAB で公開されている UIデザイナー不要説は、テクノロジーと付き合うデザイナーであれば一読しておきたい記事のひとつです。私が記事を読んで感じた課題は、 UI デザインが重要視されているかどうかということではなく、果たしてデザイナーは デザインを営業できているかどうかというところです。 たとえビジネスゴールが共有されていたとしても、デザイナーが考える UI デザインの価値と、それ以外の方が考える UI デザインの価値が異なることがあります。特にデザイナーが考える価値は、内輪受けになりやすいことが多々あるように思えます。デザイナーが「すごく良いよね」「イケてるね」というものは、ほとんどの場合デザイナー以外には理解されません。内輪で分かりやすい言葉や感覚で語りかけても、聞き手は「?」(価値を感じない)になってしまいます。 今でもデザイナーのなかでは「

    重要視されるためのデザイナーの条件 : could
    web_designer
    web_designer 2014/11/07
    モヤモヤしたものがスッキリした
  • コンテンツから先に考えなければデザインすらできない理由 : could

    ワイヤーフレームの間違った使い方 たまにリニューアル案件をいただくときがありますが、見た目より先にコンテンツを整理しましょう、一緒に作っていきましょうと説得するようにしています。このサイトでも様々な角度からコンテンツの重要性を語ってきましたが、最もシンプルな方法は「UX を考えていきましょう」「モバイルファーストで戦略を練っていきましょう」といった専門性の高い言葉を使うのではなく、今までのやり方ではうまくいかないということを分かりやすく説明することです。 従来の Web サイト制作でよくあったのが、まずワイヤーフレームをつくって情報の大まかな構成を設計するというやり方。ワイヤーフレームを作ることは間違っていませんが、コンテンツを作る前に始めてしまうと、あとで大きなギャップを埋める作業が発生することがあります。コンテンツなしで構成を作り始めると、例えば以下のような状況に陥ります。 文字が多過

    コンテンツから先に考えなければデザインすらできない理由 : could
  • なぜ緊急時になるとデザインが崩れるのか

    日話題になった銀行サイトの緊急メッセージ。このように緊急時になるとサイトデザインからかけ離れたコンテンツエリアを貼付けるサイトは少なくありません。 サイト運営は大事業 コンテンツの仕事に携わる海外のプロフェッショナルと情報交換をすることがありますが、最初驚いたことが運営人数が圧倒的に違うところ。日で、ひとりかふたりの「Web担当者」が運営しているサイトの規模だと、海外(特に欧米)の場合、 10 人前後のチームを抱えていることがあります。10人前後の Web チームが存在するのは、メディア・パブリッシングのようなコンテンツの掲載頻度が高いサイトに限らず、様々なジャンルで同じことがいえます。大企業の Web サイトだとおもっと多くの人を抱えていることがあるそうです。 Web チームの仕事は企業によって異なりますが、共通して以下のようなタスクがあります。 コンテンツ制作から掲載までのワークフ

    なぜ緊急時になるとデザインが崩れるのか
  • Fireworks後のツールとワークフロー

    Fireworks 以外の選択肢は? Adobe Creative Suite が終了し、Cloud の一化が発表されました。今回の新製品ラインナップでニュースになったのが、Fireworksの開発中止 のニュース。最新版の Fireworks CS6 の次期 OS へのサポートをすると宣言しているので、すぐに使えなくなるということはありませんが、視野を広げて別の選択肢を探さなければならなくなるでしょう。 Fireworks が数年後には使えなくなるかもしれないから、Photoshop に移行するべきなのかといえばそうでもありません。写真やグラフィックといったビットマップ画像編集であれば Photoshop は素晴らしいですし、ベクターシェイプやレイヤースタイルを使えばある程度柔軟性を保つことはできます。しかし、Webサイトデザインにふさわしいツールとはいえません。 Fireworks

    Fireworks後のツールとワークフロー
  • 9月10日に電子書籍を出します : could

    9月10日に電子書籍を出します このサイトで長年取り上げてきた体験に関わるコラムを編集してひとつにまとめた電子書籍を発売します。書籍を通して、Web と体験について一緒に旅が出来たらと考えています。 随分長い間、を出していませんでしたが、来週「エクスペリエンス ポイント」とう電子書籍を出版します。このサイトで長年取り上げてきた体験に関わるコラムを編集してひとつにまとめたものです。UXというよりかは、Webをはじめとしたテクノロジーを通した体験について探求した書籍という位置づけです。体験に関わる論点が集まっている、経験値として活かす・・・みたいなメッセージをタイトルにこめました。 UX という考え方や、そこから発展するメソドロジーを学習するのも重要ですが、私は早期から UX というより、人の体験についてに深い興味をもちました。Web に特化した文献やコラムが少ないこともあり、体系

    9月10日に電子書籍を出します : could
  • レスポンシブとか、そういうことの前に

    レスポンシブWebデザインに関する話題を見渡すと、そこまで気にして実装を踏みとどまる必要ってあるのかな?と思うことがあります。 もちろん、レスポンシブWebデザインがパーフェクトなソリューションではありません。しかし、Webにおいてパーフェクトなソリューションが存在するのでしょうか。簡単に作れるツールがないから。古いブラウザへの対応が困難だから。レスポンシブに画像を対応するための最適な方法がないから。実装をしないための理由はいくらでも作ることができますが、実装しない理由は、スマートフォン専用サイトを作ることでも、CSSレイアウトにすることでも、たくさん並べることができます。 Webは完璧な世界ではありません。そして、完璧な世界が訪れることを期待してはいけない場でもあります。予測不可能な世界であり、すぐに新しいものスタンダードになる世界。不完全でありながらも、進化を繰り返すのが Web です

    レスポンシブとか、そういうことの前に
  • 触れる・動くによって変わるデザインプロセス

    5月26日、青森にて今後のWebサイト制作との向き合い方というイベントが開催されました。今回は これから求められるWebコミュニケーションスキルと題してプロトタイピングの基礎を解説しました。 CSS Nite in TAKAMATSU のとき「静的なカンプは過去の手法」と話しましたが、ではどうしたら良いのかを考えるキッカケとしてセミナーは参考になったかと思います。 「とりあえず見せて」の解釈について 人は誰しもアイデアをもっていると思います。 自分の頭の中ではハッキリしていたとしても、人に伝えることが出来なければアイデアは活かされることはありません。アイデアはどうすれば伝えることが出来るのでしょうか。 「話せば分かる」という言葉がありますが、そう簡単にはいかないのが現実。同業者で同じような知識を持っていたとしても、同じ言葉が違ったふうに解釈される場合があります。 Webサイトデザインのア

    触れる・動くによって変わるデザインプロセス
  • スタートアップとデザインについて

    Pinterest, Path, Instagram など、アプリのスタートアップでデザインが重要であると言われるようになってから久しいです。しかし、デザイナーという存在の理解はされているのかというと時々分からなくなります。 考えるきっかけを与えてくれたのが、Wells Riley 氏が公開した「Startups, This is How Design Works」というページ。デザインの全体像が分かる素晴らしいまとめではありますが、デザイナーへの期待値を不意に高めている部分があります。 アプリデザインに絞って考えたとしても、そこで必要とされるデザインは、インタラクション、グラフィック、アーキテクチャ、タイポグラフィ、コーディング、ユーザースタディなど多岐にわたります。これらを総括して「デザイン」と呼ぶわけですが、デザイナーも総括した存在ではありません。インタラクションデザイナーはグラフィ

    スタートアップとデザインについて