私の研究室の、デスクから一番近いブックラックに数冊のノートがある。 表紙に「数A1(解析)」「数A1(線形代数)」「数A2(解析)」「数A2(線形代数)」と自分の学籍番号と名前。私の人生を法学から数学へと方向転換させるきっかけとなった、松坂和夫先生の解析と線形代数の講義ノートだ。 「数A1(線形代数)」の最初のページを開く。冒頭はこうだ。
結城浩さん『数学ガール』を買った。 普段、自分はKindleで本を買う。 しかし、今回は紙の本を買った。 それは自分だけではなく、中2長男にも読ませてみようと思ったからだ。 親が子どもにできるのは、刺激を与えるぐらいだ。 具体的には、好奇心を刺激する本を与えるぐらいか。 与えても、子どもが読むとは限らない。 そこは子ども自身の意思に任せるしかない。 読書の無理強いをしても無意味だ。 届いた本は、意外とでかかった。 これって『知の技法』とか、学術書の大きさなのかな。 早速、長男に勧めてみたところ、「無理」と秒殺された。 まあいいや。 とりあえず自分が読んでみよう。 読了したら、本棚に置いておこう。 いつか長男がふと手にするかもしれない。 そうした環境を作ることだ。 小5長女の方が興味を持っている。 子育ては親の思い通りにはならない。 そこがおもしろい。 数学ガール (数学ガールシリーズ 1)
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く