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  • 初の長編映画『國民の創生』が公開された1915年、女性ソプラノ歌手たちが活躍|TAP the CHART|TAP the POP

    「TAP the CHART」130回は、1915年を取り上げます。 【1915年のTOP 10 HITS】 ❶It’s a Long, Long Way to Tipperary / John McCormack ❷They Didn’t Believe Me / Olive Kline & Harry Macdonough ❸Hello, Frisco! / Olive Kline & Edward Hamilton ❹A Little Bit of Heaven (Shure, They Call it Ireland) / George MacFarlane ❺Carry Me Back to Old Virginny / Alma Gluck ❻I Didn’t Raise My Boy to Be a Soldier / Peerless Quartet ❼My Bird of

    初の長編映画『國民の創生』が公開された1915年、女性ソプラノ歌手たちが活躍|TAP the CHART|TAP the POP
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    wfwf 2018/09/20
  • カンバセーション‥‥盗聴‥〜コッポラ監督が『ゴッドファーザー』の次に手掛けた名作

    『カンバセーション‥‥盗聴‥』(The Conversation/1974) 『ゴッドファーザー』(1972)での成功以降、フランシス・フォード・コッポラ監督は物凄いスピードで仕事に取り組んでいた。舞台やオペラの演出、『華麗なるギャツビー』の脚色、『アメリカン・グラフィティ』の製作、そして監督・脚を手掛けた『カンバセーション‥‥盗聴‥』(The Conversation/1974)。 この映画の脚を書き始めたのは1966年。第1稿は1969年に完成した。プライバシーの問題を扱った映画を作りたいという想いが前からあった。「盗聴・尾行」といったことをモチーフにして、“されている側”より、むしろ“する側”の人間の心理や生き方というものを描くことによって、現代のサスペンスに仕上げたかった。 つまり、コッポラは73年に起きたウォーターゲートなど一連の事件をこの時点で知るべくもなく、「盗聴」を扱っ

    カンバセーション‥‥盗聴‥〜コッポラ監督が『ゴッドファーザー』の次に手掛けた名作
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    wfwf 2018/09/19
  • 1916年はビリー・マレイやアル・ジョルソンが人気歌手だった

    「TAP the CHART」129回は、1916年を取り上げます。 【1916年のTOP 10 HITS】 ❶M-O-T-H-E-R (A Word That Means the World to Me) / Henry Burr ❷Good-Bye, Good Luck, God Bless You / Henry Burr ❸Hello, Hawaii, How are You? / Prince’s Orchestra ❹The Sunshine of Your Smile / John McCormack ❺There’s a Long, Long Trail / James Reed & James F Harrison ❻Turn Back the Universe & Give Me Yesterday / Orpheus Quartet ❼The Girl on the

    1916年はビリー・マレイやアル・ジョルソンが人気歌手だった
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    wfwf 2018/09/13
    ヒットチャート100年分!!
  • スケアクロウ〜どうしようもないカッコ悪さに胸を打たれるロードムービーの名作

    『スケアクロウ』(Scarecrow/1973) TAP the SCENEでは、これまで様々な時代における数々のロードムービーを取り上げてきた。そこには幾つかのパターンがあることに気づく。ここで少しまとめておこう(各ジャンル・年代順)。どれも絶対必見の名作揃いだ。 ①男の一人旅 パリ、テキサス エリザベスタウン イントゥ・ザ・ワイルド LIFE! ②男たちのロードムービー イージー・ライダー 真夜中のカーボーイ 断絶 さすらい ストレンジャー・ザン・パラダイス クロスロード マイ・プライベート・アイダホ デッドマン モーターサイクル・ダイアリーズ オン・ザ・ロード グリーンブック ③女のロードムービー アリスの恋 テルマ&ルイーズ マイ・ブルーベリー・ナイツ ④親子もどきのロードムービー ペーパー・ムーン 都会のアリス ⑤仲間たちのロードムービー アリスのレストラン さらば冬のかもめ カ

    スケアクロウ〜どうしようもないカッコ悪さに胸を打たれるロードムービーの名作
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    wfwf 2018/09/12
    名作!
  • ファイブ・イージー・ピーセス〜ドロップアウトの空虚を描くジャック・ニコルソン初主演作

    『ファイブ・イージー・ピーセス』(Five Easy Pieces/1970) この十数年、ネットメディアやマーケティング界隈で「若い世代の○○離れ」というフレーズが頻繁に使われるようになった。TVを観ない、車を買わない、酒を飲まない、恋愛をしないなど何でもありだ。だが、それを言うなら「アメリカ文化離れ」を真っ先に挙げるべきだろう。60年代・70年代・80年代・90年代と、日の若者文化やライフスタイルはずっとアメリカの影響を強く受けずにはいられなかったのだから。 そんな状況が明らかに変わり始めたのはゼロ年代。ネットが人々の生活や社会のインフラとして確立していくと、世界のどこにいようが同じ情報をリアルタイムでつかめるようになった。あれほどヒエラルキーがあった女子高生のクチコミさえ崩壊し、都市と地方の情報格差はなくなった。そしてスマホやSNSが完全浸透した現在において、アメリカ文化はもはや憧

    ファイブ・イージー・ピーセス〜ドロップアウトの空虚を描くジャック・ニコルソン初主演作
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    wfwf 2018/09/05
  • 9月のナンバーワンアルバム⑤〜マイケル・ジャクソン/『ラ・バンバ』ほか

    ★ダウンロード/ストリーミング時代の色彩別アルバムガイド 「TAP the COLOR」連載第282回〜RED〜 1990年代以降、ビルボードのアルバムチャートは売り上げに基づいた集計方法に変わった。さらにゼロ年代に入るとネット配信が普及してCDやアルバムが売れなくなった。その影響もあって現在のチャートはほぼ毎週のようにナンバーワンが入れ替わり、すぐにトップ10圏外へランクダウンしてしまう(その代わりに年に数枚だけビッグヒットが生まれる)。だが70〜80年代はナンバーワンになること自体が困難で、言い換えればそれらは「時代のサウンドトラック」として確かに機能していた。9月にはどんなアルバムがナンバーワンになったのだろう? あなたの好きな色は?〜TAP the COLORのバックナンバーはこちらから サウンドトラック『La Bamba』(1987) 1959年2月3日。ロックンロールが全米中の

    9月のナンバーワンアルバム⑤〜マイケル・ジャクソン/『ラ・バンバ』ほか
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    wfwf 2018/09/05
  • アル・ジョルソンがヒットを連発した1918年、ODJBが「Tiger Rag」を録音

    「TAP the CHART」127回は、1918年を取り上げます。 【1918年のTOP 10 HITS】 ❶Just a Baby’s Prayer at Twilight (For Her Daddy Over There) / Henry Burr ❷Rock-A-Bye Your Baby (With a Dixie Melody) / Al Jolson ❸I’m Always Chasing Rainbows / Charles Harrison ❹Oh! How I Hate to Get Up in the Morning / Arthur Fields ❺Send Me Away with a Smile / John McCormack ❻Hail! Hail! The Gang’s All Here / Irving Kaufman ❼I’m All Bound R

    アル・ジョルソンがヒットを連発した1918年、ODJBが「Tiger Rag」を録音
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    wfwf 2018/08/30
  • さらば愛しき女よ〜チャンドラーの美学を受け継いだ一級のハードボイルド映画

    『さらば愛しき女よ』(Farewell,My Lovely/1975) レイモンド・チャンドラー。登場人物の心理を主に台詞や行動で描写するハードボイルド文体に、知性や洒落たセンスを取り入れた書き手。ハリウッドの空気やロサンゼルスの風景、そこに生きる人間模様といったリアリズムを貫き、世界で最も有名な私立探偵フィリップ・マーロウの生みの親。 その味わい深い世界は、今も7つの長編でじっくり楽しめる──『大いなる眠り』(1939)、『さらば愛しき女よ』(1940)、『高い窓』(1942)、『湖中の女』(1943)、『かわいい女』(1949)、『長いお別れ』(1953)、『プレイバック』(1958)──ページを1枚ずつめくっていく至福感。ページが残りわずかになると、親しい友人や恋人と別れなければならないような寂しさにも包まれる。そんな気持ちにさせてくれるのがチャンドラー作品であり、マーロウの物語だ。

    さらば愛しき女よ〜チャンドラーの美学を受け継いだ一級のハードボイルド映画
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    wfwf 2018/08/29
  • レコード産業が確立した1919年、ジョージ・ガーシュインが「スワニー」を作曲

    「TAP the CHART」126回は、1919年を取り上げます。 【1919年のTOP 10 HITS】 ❶Till We Meet Again / Henry Burr & Albert Campbell ❷Beautiful Ohio / Henry Burr ❸Oh! What a Pal was Mary / Henry Burr ❹I’ll Say She Does / Al Jolson ❺A Pretty Girl is Like a Melody / John Steel ❻I’m Forever Blowing Bubbles / Ben Selvin ❼After You’ve Gone / Marion Harris ❽I’m Forever Blowing Bubbles / Henry Burr & Albert Campbell ❾Till We Meet

    レコード産業が確立した1919年、ジョージ・ガーシュインが「スワニー」を作曲
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    wfwf 2018/08/23
  • ラストタンゴ・イン・パリ〜マーロン・ブランドが『ゴッドファーザー』の次に選んだ衝撃作

    『ラストタンゴ・イン・パリ』(Last Tango in Paris/1972) ベルナルド・ベルトルッチ監督の『ラストタンゴ・イン・パリ』(Last Tango in Paris/1972)を2度観たことがある。最初は10代後半の頃にビデオで。はっきり言ってアメリカ文化に傾倒した都心在住のティーンのハートに響くわけがなかった。時代はバブル経済真っ盛り。この映画を貫く気怠いムードやラストの哀しみとは無縁の世界の空気が、窓の外を覆っている。「ヨーロッパ映画=芸術・知性」などという拭い切れない思い込みもあり、やや気負いもあったのか。 でも、同時期に小さな映画館(確か早稲田あたり)で観たフェリーニの『甘い生活』、ゴダールの『勝手にしやがれ』や『気狂いピエロ』、ルイ・マルの『死刑台のエレベーター』、ジャック・タチの『ぼくの伯父さん』、アントニオーニの『欲望』、そしてヴェンダースのロードムービーは楽

    ラストタンゴ・イン・パリ〜マーロン・ブランドが『ゴッドファーザー』の次に選んだ衝撃作
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    wfwf 2018/08/22
  • シェルタリング・スカイ〜ポール・ボウルズとベルトルッチ監督が描く砂漠のロードムービー

    『シェルタリング・スカイ』(The Sheltering Sky/1990) 『シェルタリング・スカイ』(The Sheltering Sky/1990)は、壮大なロードムービーであると同時に、砂漠に魅せられた男と女の愛の物語だった。 原作はポール・ボウルズの同名小説。1910年生まれのボウルズは1931年に初めてモロッコのタンジールを訪れ、45年に再訪。2年後にニューヨークからこの地にのジェーンと共に自発的亡命し、自分たちをモデルにした最初の長編である作を書き上げた。作品はたちまちベストセラーとなり、「アメリカ戦後文学を代表する名作」として高い評価を得ていく。 ボウルズの小説映画化権を手にしたのは、アクション映画監督のロバート・アルドリッチ。しかし、彼は自ら撮ることもなく、また誰にも譲ることなく、1983年にこの世を去る。息子が権利を譲り受けたものの、誰も相応しい人はいない。そんな

    シェルタリング・スカイ〜ポール・ボウルズとベルトルッチ監督が描く砂漠のロードムービー
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    wfwf 2018/08/16
    名作
  • 1920年代ヒットチャート&アーティスト総括

    「TAP the CHART」第125回は、1920年代のヒットチャートを総括。 【1920s TOP 20 HITS】 *ランキングはJoel Whitburn監修『Pop Memories 1900-1940』をもとに作成。( )内はチャートピーク年。 ❶Dardanella / Ben Selvin(1920)

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    wfwf 2018/08/15
  • ダンスバンド黄金時代が始まった1920年、メイミー・スミスの「Crazy Blues」が大ヒット

    「TAP the CHART」124回は、1920年を取り上げます。 【1920年のTOP 10 HITS】 ❶Dardanella / Ben Selvin ❷Whispering / Paul Whiteman ❸Swanee / Al Jolson ❹When My Baby Smiles At Me / Ted Lewis ❺The Love Nest / John Steel ❻Hold Me / Art Hickman ❼St. Louis Blues / Marion Harris ❽The Japanese Sandman / Paul Whiteman ❾I’ve Got My Captain Working For Me Now / Al Jolson ❿The Love Nest / Art Hickman *参考/Joel Whitburn監修『Pop Memori

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    wfwf 2018/08/09
  • コットンクラブ〜ギャングが経営した伝説のナイトクラブとジャズを描くコッポラ監督作品

    『コットンクラブ』(The Cotton Club/1984) フランシス・フォード・コッポラ監督の『コットンクラブ』(The Cotton Club/1984)は、1920年代後半から30年代前半にかけて人気を誇った伝説のナイトクラブを舞台に、ジャズと銃弾、愛とセックスに生きる男と女の姿を描いた傑作。 1920年に制定された禁酒法は、「スピークイージー」と呼ばれる“もぐり酒場”とそこに絡むギャングの闇ビジネスを活気づけた。そんな空間で必要不可欠なエネルギーとして機能したのがジャズであり、やがて「狂乱の20年代」のサウンドトラックとなっていく。特に需要のある高級クラブではジャズ・バンド/ダンス・バンドは持てはやされた。 1927年12月、NYのハーレムに新装オープンした「コットンクラブ」はその象徴。経営者はアイルランド系のギャング、オウニー・マドゥン。舞台に上がるのは黒人たちだが、客席は白

    コットンクラブ〜ギャングが経営した伝説のナイトクラブとジャズを描くコッポラ監督作品
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    wfwf 2018/08/08
  • 1921年は黒人初のジャズ録音やストライド・ピアノの歴史的録音が行われた

    「TAP the CHART」123回は、1921年を取り上げます。 【1921年のTOP 10 HITS】 ❶Wang Wang Blues / Paul Whiteman ❷Cherie / Paul Whiteman ❸Wabash Blues / Isham Jones ❹Song of India / Paul Whitman ❺Say it With Music / Paul Whitman ❻Margie / Eddie Cantor ❼My Mammy / Paul Whiteman ❽All By Myself / Ted Lewis ❾O-H-I-O (O-My-O!) / Al Jolson ❿Look For The Silver Lining / Marion Harris *参考/Joel Whitburn監修『Pop Memories 1900-1940』。ナ

    1921年は黒人初のジャズ録音やストライド・ピアノの歴史的録音が行われた
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    wfwf 2018/08/02
  • ピンク・パンサー〜クルーゾー警部とアニメとテーマ曲を生んだ破壊的コメディ

    『ピンク・パンサー2』(The Return of the Pink Panther/1975) 1970〜80年代半ばに子供時代を送り、毎日のようにテレビと向き合っていた世代にとって、今も強く記憶に刻まれた番組がある。 中でも映画のロードショー番組は名解説者による名トークもあり、毎週楽しみにしていた人も少なくないはず。夜9時からの約2時間はいつものリビングルームが束の間のシアターになっていた。家庭用ホームビデオやレンタルビデオ店がまだ普及する以前の話だ。 テレビなのでCMが入ってしまう。映画も放送時間内に収まるように編集・カットされている。しかも日語吹き替え。それでも子供には関係ない。『月曜ロードショー』(荻昌弘)、『水曜ロードショー』(水野晴郎)、『金曜ゴールデン洋画劇場』(高島忠夫)、『日曜洋画劇場』(淀川長治)は、当にたくさんの夢を与えてくれた。 いつでもどこでも好きなタイトル

    ピンク・パンサー〜クルーゾー警部とアニメとテーマ曲を生んだ破壊的コメディ
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    wfwf 2018/08/01
  • ミリオンダラー・ホテル〜屋上の寂れた看板と風景に魅せられたボノとヴィム・ヴェンダース

    『ミリオンダラー・ホテル』(The Million Dollar Hotel/2000) 『ミリオンダラー・ホテル』(The Million Dollar Hotel/2000)は、ボノ(U2)のアイデアが膨らんで脚となり、ヴィム・ヴェンダースが自身の監督20作目に選んだ作品。その始まりは1987年にリリースされたU2の『ヨシュア・トゥリー』。冒頭を飾る「Where the Streets Have No Name」のビデオ撮影のことだった。 俺とエッジで屋上に上ったんだけど、“Million Dollar Hotel”という看板を見た時は目を疑ったね。その名前に詩を感じたんだ。まるでや芝居や映画のタイトルのようで、ここを舞台に誰かに物語を書いてもらいたがっているみたいだったよ。 1917年にLAのダウンタウンに建てられたこのホテルは、最盛期には政府の要人や著名人たちの常宿だったものの

    ミリオンダラー・ホテル〜屋上の寂れた看板と風景に魅せられたボノとヴィム・ヴェンダース
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    wfwf 2018/07/25
    雰囲気に満ちた映画
  • 年収132億円のロックバンドは?〜2018年世界のミュージシャン収入ランキング

    Home Extra便 年収132億円のロックバンドは?〜2018年世界のミュージシャン収入ランキング - TAP the POP 毎年恒例となる「Celebrity 100」の2018年版を、アメリカの経済誌Forbesが7月16日に発表した。「The World’s Highest-Paid Entertainers」と題して、今年も世界のエンターテイナー/スーパースターが1年間(昨年6月1日〜今年6月1日)にどれだけ稼いだかをランキングしたものになった。 1999年〜2014年の「Celebrity 100」」は収入面だけでなく、ネットやソーシャルで話題になった回数、雑誌の表紙やTVや新聞やラジオといったメディアで話題になった回数など影響力も加味したパワーランキング方式だったが、どうしてもアメリカ中心で測ることになってしまい、そこから脱却するために2015年より以前の収入ランキング

    年収132億円のロックバンドは?〜2018年世界のミュージシャン収入ランキング
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    wfwf 2018/07/20
    今年も発表されました。
  • ペーパー・ムーン〜9才のテータム・オニールが父親と共演したロードムービーの名作

    『ペーパー・ムーン』(Paper Moon/1973) 『ラスト・ショー』(1971)や『おかしなおかしな大追跡』(1972)で成功を収めたピーター・ボグダノヴィッチ監督のもとには、ハリウッドからの仕事が殺到していた。次作はジョン・ウェイン主演の大掛かりな西部劇。そんな時、少女を主人公にしたジョー・デヴィッド・ブラウンの小説『アディ・プレイ』(Addie Pray)の映画化が持ち込まれる。多忙を極めるボグダノヴィッチは断ることにした。 しかし、ウェイン映画が頓挫してしまい、話が再浮上。ブレーンからテータム・オニールという9才の女の子を勧められる。そこでボグダノヴィッチは前作で息の合ったライアン・オニールを少女の相手役に起用することにした。何と言ってもテータムの父親だからだ。ライアンは『ある愛の詩』(1970)でスターになっていて知名度も抜群ときている。 それでもテータムに当の演技力がある

    ペーパー・ムーン〜9才のテータム・オニールが父親と共演したロードムービーの名作
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    wfwf 2018/07/18
    不朽の名作ですね。
  • 都会のアリス〜チャック・ベリーも出演したヴィム・ヴェンダース伝説のロードムービー

    『都会のアリス』(Alice in den Städten/1974) ヴィム・ヴェンダース監督の記念すべきロードムービー第1作として知られる『都会のアリス』(Alice in den Städten/1974)。“ロードムービー”というたまらない響きは、ここから始まったと言ってもいい。のちに自身のプロダクションを「ROAD MOVIES」と名付けたことからも分かるように、このジャンルはヴェンダース映画の代名詞となった。 前作『緋文字』について、ヴェンダースは「完全な失敗作」と吐き捨てている。性に合わない歴史映画に手を出したことは、ニュー・ジャーマン・シネマの旗手であるヴェンダースから自信を奪ってしまった。 映画は必ずしも自分に合った仕事ではない。今やっていることは、恐らく間違ったジャンルの映画作りだと思ったりもした。やることなすことうまくいかなかった。 だが、唯一の収穫もあった。青年リュ

    都会のアリス〜チャック・ベリーも出演したヴィム・ヴェンダース伝説のロードムービー
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    wfwf 2018/07/11
    ヴェンダース伝説はここから始まった