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ブックマーク / bokukoui.exblog.jp (6)

  • 変わりゆく神保町~さらば「天丼いもや」「とんかついもや」そして | 筆不精者の雑彙

    当ブログは長年様々な話題を提供して参りましたが(最近は更新が停滞してますが…)、その中で長年安定して来訪者がある記事はといいますと、やはり神保町の「神田天丼家」(旧「天丼いもや」)の移転を扱った記事なのです。また、神保町を怒涛のように駆け抜けてどっかへ行ってしまった「天ぷら革命 ふじ好」関係の記事も、安定したアクセスをいただいているようです。 そして、今月に入ってまたも、これら神保町関係の記事――さらに古いものでは「天丼 いもや」が「神田天丼家」に改称した際のものがあります――へのアクセスが増加しているようです。とはすなわち、神保町の諸店をとりまく状況が変わろうとしているということなのです。それも、大変残念な方向に。 神保町と天丼・天ぷらに関する記事を、如上のようにはしなくも複数執筆した当ブログですが、そもそも神保町で天丼だの天ぷらだのの話が出てくるのは、神保町を中心に「いもや」という、安

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  • 平山昇『鉄道が変えた社寺参詣 初詣は鉄道とともに生まれ育った』感想 | 筆不精者の雑彙

    一月も半ばを過ぎてしまいまして、首都圏の今冬はどうも寒い上に雪まで降り、小生は半ば凍りついたように不活性のまま時を過ごしております。そんなわけで諸事思うに任せず、ブログも年明け以降大した話題を書かないままですが、昨年以来構想したまま、このままいくと次の年度まで時機を逸してしまいそうなお題がありますので、何とか季節はずれの謗りを受けないようにアップしておきたいと思います。 という前置きで今回取り上げるのは、 平山昇『鉄道が変えた社寺参詣 です。 平山さんは「初詣」を中心に、近代の社寺参詣のあり方について研究を積み重ねられてきており、当ブログでも以前から何度か平山さんの議論は紹介してきました(「電鉄資と近代家族的ライフスタイルについて」・「JITTERIN'JINNの歌を聴いて思ったこと」)が、昨年10月にめでたく一書にまとまりました。大変喜ばしいことで、内容も新書としてはたいへん重厚であり

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  • 近代デジタルライブラリーの史料を見てふと思う~戦時下のアメリカ女性観 | 筆不精者の雑彙

    第2次大戦中、アメリカのコンソリーデーテッド・ヴァルティー社の工場で働く女性工員 (Bill Yenne "The American Aircraft Factory In WWII" より引用) 最近は大学の近代史の講義で、戦争中のことなどを扱っておりまして、手持ちの写真などを学生諸君の目を少しでも惹こうと活用しておりました(前回の記事の写真とか)。で、最近はデジタル化された昔の書物などもいろいろありまして、ネット上で見られるという便利な世の中になっております。そんなデータベースの代表例といえば、何といっても近代デジタルライブラリー、通称「近デジ」で、小生も日頃からお世話になっております。 で、先日の講義で、日人の戦時中の対米観として、アメリカ女=贅沢に慣れきった連中、みたいな通念があって、日人は精神力では負けない、戦争を続けていればアメリカ人どもはきっと戦争に疲れて音を上げて(きっ

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    whalebone
    whalebone 2014/07/12
    『データベース発達のお陰で、思いがけずコピペによる本作りがバレてしまった』
  • 電気代と市場経済~計画停電の歴史・続篇 | 筆不精者の雑彙

    記事は一応、前回の記事「日の『計画停電』の歴史を振り返る~真の『無計画停電』とは」の続きです。当ブログの例に漏れず、やや時機を逸した感もありますが、なかなか書くのが思うに任せませんのでご諒承下さい。 まず、小生にとって考えるきっかけとなった、数日前の小生の友人のツイッター上の発言を幾つかご紹介します。まあ釣りなんで別に良いですし、一定程度ピーク時の電気料金を値上げする対策が妥当でないとも言いませんが、何というか暴力って知ってる?って感じではある。 「金融日記 東京電力は直ちに電気料金を大幅値上げせよ」 http://t.co/Rv49uIi 9:26 PM Mar 15thbando_alpha 坂東α災害時の値上げの話はマンキューにも出てるんだ http://bit.ly/gFRe1O ま、物には限度があるという話でしかないのですが。 9:29 PM Mar 15thbando_al

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  • 日本の「計画停電」の歴史を振り返る~真の「無計画停電」とは | 筆不精者の雑彙

    昨日より行われている計画停電に関連して一筆。 日病院に行ったところ(何故通院しているかは近日中に書きます)、売店に並んでいた新聞各紙のうち、朝日・神奈川・日経・毎日・読売の各紙は皆1面の大部分を原発問題に割いていたものが、ひとり産経のみ首都圏の停電問題に宛てていました。しかもでかい見出して「無計画停電」とか書いてまして(ネットでは「運行休止に「無計画停電だ!」怒りの女子高生 JR千葉駅 通勤客ら高速バスに行列」とか)、この表現はいかがなものかと首を傾げました。 で、時事的なことについて敏速に論じるのは小生の得手とするところではありませんが、最近電力の歴史について研究しておりまして、また東大の史料編纂所の所長を務められた保立道久先生が、今時の震災後ご自分のブログで「9世紀の地震史料」と題して地震の歴史について解説しておられるのにいささか感銘を受け、そこで今回の計画停電に関連して、計画停電の

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  • 秋葉原通り魔事件 現場に居合わせた者の主観的記録 | 筆不精者の雑彙

    既にマスコミ・ネットなどで広く報知されていることですが、日秋葉原で通り魔事件がありました。今聞いたところでは、7名の方が亡くなられたとのこと。亡くなった方のご冥福と負傷された方のご快復を心よりお祈り申し上げます。 さて、何の因果か小生、この現場に居合わせておりました。思うに死んだ人に対し生きている人が出来ることというのは、死んだ人のことを記憶にとどめ忘れない(そして後世に伝える)ことだけであろうと思います。そこでその場に居合わせた者として、そこで自分が見聞きして記憶に残っていることを以下に整理し、事件の記憶をとどめる一助としたく思います。なお、どうしてもこのようなものはマスコミによる報道が「印象」を(その場にいた者にさえ)刻み込んでしまうものですので、小生はまだマスコミ報道に敢えて目を通さず、自分と同行の友人諸氏とが経験したことに基づいて、記録をまとめようと思います。ですので報道と矛盾す

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