タグ

ブックマーク / www.h-yamaguchi.net (69)

  • 折り鶴を迷惑にしない3つの方法 - H-Yamaguchi.net

    地震に関連して、被災地に折り鶴を送るなという話がある。不足してるのは生活に必要な物資だし忙しいのに使えないものを送られても処理に困るしというわけで、要は送られると迷惑という話だ。他にも古着や生鮮品などは対処に困るらしい。気持ちはありがたいが、ということだろう。 「「千羽鶴・古着・生鮮品は要りません」 被災地が困る「ありがた迷惑」な物とは」(J-CASTニュース2016年4月18日) 千羽鶴や応援メッセージ、汚れた古着や使用済みの毛布など、被災地に届いても「処分」するしかない品々もある。95年の阪神淡路大震災の際には、こうした「使用できない救援物資」の処分で、被災した自治体が2800万円の費用を投じたケースもある。 この種の話は東日大震災以降、ひんぱんに聞くようになったように思う。なかなか言いづらい話ではあるが、大きな災害を機に、実際に役立つ支援とは何かを真剣に考える人が増えてきた

    折り鶴を迷惑にしない3つの方法 - H-Yamaguchi.net
    wideangle
    wideangle 2018/07/10
  • 資材置き場で野球場を占拠するとは - H-Yamaguchi.net

    開いた口がふさがらないということばがあるが、この件はそれにふさわしいような気がする。 「神宮球場、2020年は使えない? 5~11月 五輪組織委、借用を要望」(朝日新聞2016年4月6日) 2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は5日、主会場の新国立競技場に隣接する神宮球場(東京都新宿区)が大会の準備や運営に必要になるとして、同年に同球場を長期間にわたって借りる交渉を始めたことを明らかにした。関係者によると、期間は20年5月1日から11月末までの7カ月間。その間、同球場を拠とするプロ野球のヤクルトのほか、東京六大学野球や東都大学野球、高校野球などの試合ができなくなる可能性がある。 そういう必要があるなら当初から明らかにしておくべきだろう。何を今さらというしかない。 競技に使うというならまだしも、「野球が追加競技に採用されたら会場として使うということではなく、機材置き場など、大会準備

    資材置き場で野球場を占拠するとは - H-Yamaguchi.net
    wideangle
    wideangle 2016/04/07
    だよなあ。 "オリンピック招致の際にはスポーツの裾野を広げるだの国民の健康増進だのといったお題目を掲げていたように思うが、他のスポーツの機会を取り上げて何がスポーツ振興か。"
  • 「ネトウヨ」より「ジジウヨ」がこわい - H-Yamaguchi.net

    今日は69回目の終戦の日だ。政府主催の全国戦没者追悼式のほか、各地でいろいろなイベントが開かれただろう。この暑さは式典の類に好適とはいいがたいが、この夏の真っ盛り、盆休みに合わせたかのようなこのタイミングは、日人の季節感に妙にマッチしているようにも思う。というわけで、最近思うことをつらつらと書いてみる。 以下はきちんとしたデータや理論で裏付けた話ではない。この種のテーマはタッチーなのでことばの定義とかめんどくさいが、そのあたりも割とふわっとしたままでいく。高齢者層、もう少し広げて中高年層の間に勇ましげな論調がめだつなあ、みたいな印象論、という前提でご理解願いたい。 記事タイトルの「ネトウヨ」「ジジウヨ」は釣りっぽいが、主に語呂のよさで選んだ。世間でどういうニュアンスで受け取られているかは一応承知しているが、個人的に特段貶める意図はない。「ジジ」ということばは高齢の男性を意味するわけだが、

    「ネトウヨ」より「ジジウヨ」がこわい - H-Yamaguchi.net
    wideangle
    wideangle 2014/08/16
    (あんまり何いってるか良くわかんないですね……)
  • もうほっとけばいい - H-Yamaguchi.net

    STAP細胞の件については分野ちがいだし、正直あまり関心がないので、ここで取り上げるつもりはなかったのだが、思うところがあってごく手短に書いておくことにした。基的な考え方は当初から変わっていない。これは当該分野の専門家の扱うべき問題であり、そうした人々のコミュニティでの議論に任せるべきだ。他の分野の専門家やマスメディアも含め、外野が騒いでいいことは、少なくとも今はもうないと思う。という前提で、ちょっとだけ。 件の研究者が泣いてたとか入院したとかそういう話はどうでもいい。割烹着とかそういうのもあんまり興味ない。重要なのは、「過去数百年に及ぶ細胞生物学の歴史を愚弄にしている」と評された研究がその後権威ある学術誌にアクセプトされ、「画期的な研究」として称賛されたが、別の実験の画像の使い回しや画像の切り貼りといった数々の問題が指摘されているという問題だ。 当該論文で指摘された問題は、当該分野の研

    もうほっとけばいい - H-Yamaguchi.net
    wideangle
    wideangle 2014/04/12
    "「30代の若い研究者は未熟」という趣旨の発言が学界の権威者からなされた[…]研究倫理の欠如に対してのコメントであるならば、日本のみならず世界中の若手研究者の皆さんは怒っていい"
  • どんな「日本を、取り戻す」のか - H-Yamaguchi.net

    ちょっと前に出た最新の選挙情勢調査によると、与党の優勢は堅いらしい。自公で過半数は確保し安定多数も濃厚、といった論調のものが多い。このところ内閣支持率はじりじりと低下傾向にあるようにも見えるが、依然として高い水準にあるし、代わりに政権を託したい政党があるというわけでもないから、この情勢のまま選挙に突入するんだろう。 「参院選:自民、70議席うかがう…序盤情勢・社総合調査」(毎日新聞2013年7月6日) 自民党は選挙区と比例代表を合わせて改選34議席から倍増の70議席前後を確保する勢い。公明党も改選10議席を維持する見通しで、与党が非改選を含めて参院で過半数を確保するのはほぼ確実な情勢だ。 「自公、安定多数70議席確実 民主は半減も」(産経新聞2013年7月6日) 自民、公明両党は過半数(122)に必要な63議席を大きく上回り、すべての常任委員長ポストを独占できる「安定多数」に必要な70議

    どんな「日本を、取り戻す」のか - H-Yamaguchi.net
    wideangle
    wideangle 2013/07/15
    「(民主党から)日本を取り戻す」としか読めなくて「えー、いや、ほら、おまえらの権力闘争じゃなくてさ」って思ってしまいますよ。
  • H-Yamaguchi.net: 人道・人権大使の 「シャラップ!」より問題なのは

    最近はネットのおかげか暴言ネタに事欠かない(ちっともありがたくないが)。暴言に対して当に怒ったり悲しんだりしている人もたくさんいるのだろうが、どうも見ていると、ネタとして消費されている場合の方が多いような風情が感じられなくもない。「他人の不幸は蜜の味」などというが、他人の暴言も、何の味かはともかく、人々がおいしく召し上がるもののようだ。特に有名人やら政治家やら官僚やらの暴言は、ひときわ美味らしい。昨今の「大漁」ぶりにマスメディアの方々も笑いが止まらないのではないかと想像する。 都知事の件、大阪市長の件がネタとして消費され尽くした後の暴言界で今、話題の中心となっているのはおそらく、復興担当だった官僚のツイッター発言炎上事件だろう(この件)。しかし、それにやや隠れたかたちになってはいるものの、私としてはむしろ、こちらに注目したい。 「日の人権大使が国連で暴言 「シャラップ」」(共同通信20

    H-Yamaguchi.net: 人道・人権大使の 「シャラップ!」より問題なのは
    wideangle
    wideangle 2013/06/16
  • 過去がうらやましい、という人がいたので - H-Yamaguchi.net

    はてな匿名ダイアリー、通称「増田」にこんな投稿があって、ツイッターの私のタイムライン上でこれに関するちょっとしたやりとりがあった。 「高校1年だけどコンピュータ、インターネット創成期が羨ましい」(2012年10月12日) ごく短い文章で、あの頃は「資がなくても大富豪になるチャンスがあった」らしいからという理由だ。まあ非常にわかる気持ちではある。あまり深く考えず気楽にそのときの気分を書いたということなら別に気にしないが、どうもそうでもないかもしれないという気がしたので、少しだけ書いてみる。高校1年とあるので、できるだけかみくだいて書くよう努める。 とはいえ最初にはっきり書いておくべきだろう。そもそも、「大富豪になるチャンスがあった」という論点そのものがまちがいだ。チャンスがあれば大富豪になれるのだったら、今の世の中、大富豪はもっとごろごろしているはずで、こういう議論にあまり意味はない。ひと

    過去がうらやましい、という人がいたので - H-Yamaguchi.net
    wideangle
    wideangle 2012/10/17
  • 誤報検証で取材すべき先は - H-Yamaguchi.net

    iPS細胞の世界初の臨床応用例だとして読売新聞等が報じた件(元記事は既に削除されているようだ)は、その後一転して誤報騒ぎとなった。件の人物は、今やスキャンダルの主としてマスメディアの注目を一身に集める存在となっている。 「iPS移植、5件「ウソ」…森口氏が記者会見」(読売新聞2012年10月12日) 京都大学山中教授がノーベル賞を受賞してなんだかおめでたい気分だったのに、一気に水をさされたような状況だが、あちこちのメディアの取り上げ方がどうも気になる。 マスメディアは、件の人物の記者会見に詰めかけて、発言の矛盾点やら虚偽やらを突き止めようと躍起になっているようにみえる。特にテレビは、ここぞと記者会見の模様を何度も何度も何度も何度も(しつこいが当に何度も流していてうんざりするのだ)流していて、ああこういうのはよほどメディア的においしいネタなんだなあということがよくわかる。 「検証「iPS移

    誤報検証で取材すべき先は - H-Yamaguchi.net
    wideangle
    wideangle 2012/10/17
  • 「朝9時から仕事」について - H-Yamaguchi.net

    昨日あたりから、ツイッターのTL上で「朝9時始業なら8時半に来るのが当たり前」だとか「そんなのおかしい」とか、そういった関連の話題がけっこう上がっていて、何だろうと思っていた。確信はないが、ひょっとしたらこれの関係なのかもしれない。 昨日朝、区民の方から、「始業時間の9時ぎりぎりに出勤してきている区役所職員がいるが、民間企業なら9時始まりなら8時半には出てきて準備をしているものだ」とお叱りを受けました。改めて、職員にこのことを伝え、自分たちの行動が市民の目でどう見えるか、見つめ直してもらおうと思っています。 — 城東区長 吉村 浩さん (@furusato_JOTO) 2月 13, 2012 この方、大阪市城東区の区長さんらしい。今注目の大阪市だが、この方が件の市長さんとどういう関係なのかは知らない。ともあれ、一応私も民間企業経験者だし、少し思うところはあるので、ちょっとだけ書いてみる。

    「朝9時から仕事」について - H-Yamaguchi.net
    wideangle
    wideangle 2012/02/17
    こういう「少し前出勤」って時給制に比べると月給制の職場だとアリじゃね感がなくもないのが困る。 / 時給制でも始業ぎりぎりに来るなよ業務開始時刻には荷物置いて着替えてうんこくらいしておけってのは確かよね。
  • 秋入学導入なら就活は卒業後に - H-Yamaguchi.net

    大学を秋入学にしてはどうかという話が急に盛り上がってきた。そういう意見は以前からあったが、東大の検討会が方針を打ち出したことで、一気に各大学が動き出す気配を見せ始めている。さすがに東大としても単独でやる気はないようで、京大や早稲田大、慶応大など11校にも「共闘」を呼びかけている由。これら「名門」校が一致して動けば、社会にも大きなインパクトがあるし、「上」を見て動きを決める傾向の強いそれ以外の諸大学にも追随するところが少なからずでてくるのではないか。 という前提でちょっとだけ。この機会に、就活を卒業後にする、という流れを作れないものか、などと思ったのでひとくさり。 題に入る前に秋入学化自体の影響についてちょっとだけ書いておくと、つらつら考えるに、これは受験産業にとって大きな「チャンス」になるのではないか。少なくとも今のところ、高校以下の学校が秋入学に変わる気配はないようで、つまり半年の「隙

    秋入学導入なら就活は卒業後に - H-Yamaguchi.net
    wideangle
    wideangle 2012/02/09
  • 「ソトコト」がシー・シェパードの特集をしている件 - H-Yamaguchi.net

    「ソトコト」といえば、自ら謳うキャッチフレーズ「ロハスピープルのための快適生活マガジン」のとおり、「エコ」な人々の雑誌なわけだが、2010年5月号で「世界を緑と愛で満たす グリーンファイター100!」という特集を組んでいる。そのメインになっているのが、表紙にも登場しているシー・シェパード。なんだか強力に応援しておられるご様子。 考えてみればこの人たちについてはよく知らないことも多い。いい機会なのでちょっと読んでみることにした。 世の中にはまとまった文章を読まずに反応する人がけっこういるようなので最初に念のため書いとく。以下の文章は、シー・シェパード擁護を意図するものではなく、また日の立場を全面的に擁護するものでもない。捕鯨に関する私の基的な考え方は部分的にだが前に書いたことがあるので、どうしても知りたい方はそちらもご参照(下の方に日語も出てる)。この種の主張は国内よりむしろ国外に向け

    「ソトコト」がシー・シェパードの特集をしている件 - H-Yamaguchi.net
    wideangle
    wideangle 2012/01/04
  • 速水健朗著「ラーメンと愛国」 - H-Yamaguchi.net

    速水健朗著「ラーメンと愛国」(講談社現代新書、2011年) 個人的に、ラーメンは嫌いではないが、ものすごく好きか、といわれるとそこまででもない。少なくとも、やたらに行列させたり、客に指図したりするラーメン屋とかは頼まれても行きたくない。なのだが、最近各所で話題になっていて、なんだか面白そうじゃん、ということで読んでみたら、やっぱり面白かったので。 最近の、特に新書や文庫のタイトルは、その全体の内容をひとことで表現するものというよりは、そのの中で最も「おいしい」ところを印象づけることを目的とする、いわば映画のCMのようなものであることが多いように思う。おそらく、なんとかして手にとらせようという工夫なんだろうから、CM的であるのはむしろ当然なのかもしれない。 その意味でいうと書も、タイトル通り「ラーメンと愛国」について書かれたかというと、必ずしもそうとはいいにくい。「ラーメンと愛国」

    速水健朗著「ラーメンと愛国」 - H-Yamaguchi.net
    wideangle
    wideangle 2012/01/02
  • コピペの「作法」 - H-Yamaguchi.net

    レポートの採点などをしていると、いわゆる「コピペ」に気づくことがある。いうまでもないが、一般的に大学教育の場でのレポートにおけるコピペは一種の不正行為とされている、いわばご法度の行為だ。よって来なら減点なり失格なりといった対応をするわけだが、対応をするからにはきちんと証拠を押さえていないといけないから、そこまでの確証がない場合は、多少疑わしくても見逃す場合がけっこうある。世の中にはレポートや論文のコピペ、剽窃チェックのためのツールはすでに存在している(これとかこれとか)から、それらを使うという手もあるが、教育という場にこういったものを入れるべきなのかどうか、議論があるところだろう。 しかしここで論じたいのは、コピペの是非そのものではない。あくまで個人としての意見だが、コピペするにも「作法」みたいなものがあるんじゃないだろうか、という点についてだ。 職業柄あまりこういうことを書くのはどうか

    コピペの「作法」 - H-Yamaguchi.net
    wideangle
    wideangle 2011/08/16
  • 暴論:デマの「根絶」をめざしてはいけない7つの理由 - H-Yamaguchi.net

    このウェブサイトは山口 浩の個人的な考えを掲載したものであり、山口が所属ないし関係する機関、組織、グループ等の意見を反映したものではない。サイトは投資の勧誘ないし銘柄の推奨を目的とするものではなく、サイトに掲載された情報(リンク先ないしトラックバック先の情報を含む)をもとにして投資その他の活動を行い、その結果損失をこうむったとしても、山口は責任を負わない。サイトの記載内容は、予告なく追記、変更ないし削除することがある。サイトに寄せられたコメントおよびトラックバックは、いったん保留した上で公開の可否を判断する。判断の基準は公開しない。いったん公開した後でも、一存によりなんらの説明なく削除し、当該IPを投稿禁止に指定することがある。 このworkは、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスの下でライセンスされています(帰属 - 非営利 - 派生禁止 2.1 日)。 震災以降いろいろなデマ

    暴論:デマの「根絶」をめざしてはいけない7つの理由 - H-Yamaguchi.net
    wideangle
    wideangle 2011/04/21
  • ガラパゴスの人たちが「ガラパゴス携帯」に怒ってるらしい - H-Yamaguchi.net

    2011年2月16日の朝日新聞朝刊「ザ・コラム」に、同紙ニューヨーク支局長の山中季宏氏のコラムが出ている。「ガラパゴスで携帯をみた」というタイトル。エクアドルのガラパゴス島諸島にわざわざガラパゴス携帯電話を探しに行ったらしい。ネタとしては面白いのだが、まあなんというか。 コラムによると、島最大の携帯電話ショップで調べたら、韓国のサムスンやLGが強いらしい。で、ノキアや華為技術がこれを追う、と。日のはソニーエリクソン製が1台だけだった由。家電製品も総じて韓国勢が強いようで、要するに日の電気・電子製品はすっかり影が薄くなってしまった、ということのようだ。 考えて見れば、これは他の国でも割と似た状況だから、それほど違和感のある話ではない。というかあらかじめ予想がつく。ところがこの後がどうもあんまりよろしくない。山中氏、地元の市長さんにわざわざ会いにって、日で「ガラパゴス」がどのような意味で

    ガラパゴスの人たちが「ガラパゴス携帯」に怒ってるらしい - H-Yamaguchi.net
    wideangle
    wideangle 2011/02/16
  • CEROというやり方 - H-Yamaguchi.net

    東京都の青少年健全育成条例改正問題で、出版社が東京国際アニメフェアをボイコットするという流れになっているらしい。採決がどうなるのかについては情報が錯綜しているようでもあって、少なくとも私にはよくわからないのだが、いろいろ迷いがあるらしい事情はわからなくもない。来この問題は、両派全面対決、というスジの話ではなく、みんなでよりよいやり方を考えていこう、という方向性であるべきと思うのだが、どうにもお互いにそういう雰囲気にない感じなのは残念に思う。 私の意見は前の記事に書いたとおりで、このままの改正には反対なんだが、業界として区分して販売できるように努力すべきだとは思う。で、多少参考になるかと思うので、CEROについて少しだけメモしておく。 CEROというのは特定非営利活動法人コンピュータエンタテインメントレーティング機構の略称だ。いわゆるゲームのレーティングをしている組織で、ゲーム会社やゲーム

    CEROというやり方 - H-Yamaguchi.net
    wideangle
    wideangle 2010/12/13
  • 例の「非実在犯罪規制」についてひとことだけ - H-Yamaguchi.net

    現在東京都議会に再提出され、審議中の「東京都青少年の健全な育成に関する条例」改正案について、あちこちで反発の声が上がってる。賛成派の声はネットでは比較的静かなようにみえるのは、わざと騒がないようにしてるのかいなと思わなくもないが、まあそれはおいといて。 私の考えは、基的に前回の案に対するものと基的には変わってないのだが、改めて、「ひとことだけ」というほど短くはないが、できるだけ手短に書いておく。対象としてるのは例の「非実在犯罪」規制と呼ばれてる、マンガやアニメなんかのいわゆる「二次元」に関する規制の方についての方。ちなみに、いわゆる児童ポルノ、つまり実在の青少年の映像等を使ったものについての規制には基的に賛成。あと、ネット関係はMIAUが意見書を出してて、これに賛成、とひとことだけ。 では順番に。時間がないのでざっくりと。 結論からいうと、この条例案には反対である。 反対の理由は、簡

    例の「非実在犯罪規制」についてひとことだけ - H-Yamaguchi.net
    wideangle
    wideangle 2010/12/08
  • にもかかわらず「ネット世論」に注目すべき3つの理由 - H-Yamaguchi.net

    2010年9月17日付の朝日新聞の「耕論」欄が「ネットと民意」という特集をしていて、人事コンサルタントの城繁幸さん、東京大学特任准教授の菅原琢さん、評論家の宇野常寛さんが意見を書かれていた。ちょうどSYNODOS Journalに書いた「世論調査をめぐる3つの「幻想」」という文章が公開された直後だったのだが、そういえばネット世論そのものについては書かなかったなあと思ったので、こちらで少しだけ書いてみる。最近は「ネット世論だめじゃん」みたいな議論が多いので、あえてというか何というか、「でもやっぱり注目はしとくべきなんじゃないか」という方向で。例によって「3つある原則」にしたがい3点で。 ちなみに、以前にネット世論について何書いたっけと思って自分でぐぐったらこんなことを書いてるのよろしければご参照。一応、おおまかにはこれらと矛盾してないつもりだが、矛盾してたらご容赦。 「ボットはネット世論の夢

    にもかかわらず「ネット世論」に注目すべき3つの理由 - H-Yamaguchi.net
    wideangle
    wideangle 2010/09/19
  • みすず学苑、7つのなぞ - H-Yamaguchi.net

    「みすず学苑」という学習塾がある。この塾について、ずっと前から気になっていたのだが、ちょっともうがまんも限界になってきた。どうも同じことを考えている人は他にもたくさんいるようなので、書いてみることにする。 別に批判しようとか、そういうのではない。ただ、わからない。あまりに、わからないのだ。 以下、何がわからないかを列挙する。 (1)なぜ「怒涛の『英語力』」なのか みすず学苑は、大学受験などのための予備校、なんだと思う。たいていの大学の入学試験は複数の科目を対象とするわけで、受験のための予備校なら、それらの科目を網羅しているだろう。当然、みすず学苑も、複数の科目を教えているはずだ。 なのに、なぜキャッチコピーが一貫して「怒涛の英語力」なのか。 そもそも英語力についた「怒涛の」という形容語がいったい何を意味しているのか自体がよくわからなかったりするわけだが、まあ雰囲気は伝わってくる。いかなる難

    みすず学苑、7つのなぞ - H-Yamaguchi.net
    wideangle
    wideangle 2010/02/19
  • 雑誌目次をみる:「女性セブン」がtwitter特集を組んでいるので見てみた - H-Yamaguchi.net

    IT業界の人が大好きなことばに「キャズム」というのがある。普及過程でアーリーアダプターとアーリーマジョリティの間にある「溝」を指したもので、要するに広く普及していく方向へ向けた軌道に乗ることを「キャズム越え」と呼んだりする。となると、日常会話でも半ば冗談で、「○○が××したらキャズム越え」といった目安が語られることになるわけだが、「女性週刊誌が取り上げたらキャズム越え」はその典型的な1つだろうと思う。 その意味で、「女性セブン」2010年2月25日号がtwitter特集を組んでいることは注目される。久々の「雑誌目次をみる」シリーズ。 目次は小学館サイトに出てるので引用。 Twitter特集はまんなかへんの「今週の特集」のあたり。「“つぶやき”ブームを追跡!」とある。2つのパートに分かれていて、こうある。 Part I:なぜ、いまみんなツイッター? Part II:オバ記者twitterデビ

    雑誌目次をみる:「女性セブン」がtwitter特集を組んでいるので見てみた - H-Yamaguchi.net