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ブックマーク / webronza.asahi.com (38)

  • ネトウヨを主人公に据えた“ヘイト本”は、なぜ自主回収されたのか - 清義明|論座アーカイブ

    ネトウヨを主人公に据えた“ヘイト”は、なぜ自主回収されたのか 実在の人物名も登場するディストピア小説『中野正彦の昭和九十二年』出版中止騒動 清義明 ルポライター 作家樋口毅宏氏の小説『中野正彦の昭和九十二年』(イースト・プレス社)が、発売前日になって出版社によって自主回収された。異例の事態である。 発売前日の回収ということは、すでに書店には配されているタイミングだ。販売中止の連絡がすぐには反映されなかったのだろう、アマゾンや一部の出版社ではプレスリリースの後でもしばらくは購入することができた。(現在では売り切れ扱いである) この小説を読むことができた人は他にもいる。もともとは『メルマ旬報』というウェブマガジン(2022年11月に閉鎖)で連載されていたからである。まさかその連載当時の読者は、このような事態になるとは全く想像していなかったのではないか。 この小説が回収されたのは、版元の「刊

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    wideangle 2022/12/27
  • 賠償金を払わない「論破王」ひろゆき氏の法の抜け道を使ったトンデモな理屈 - 清義明|論座アーカイブ

    賠償金を払わない「論破王」ひろゆき氏の法の抜け道を使ったトンデモな理屈 Qアノンと日発の匿名掲示板カルチャー【8】 清義明 ルポライター 前回「救済されない旧『2ちゃんねる』の中傷被害者とひろゆき氏の賠償金不払い Qアノンと日発の匿名掲示板カルチャー【7】」に引き続き、「2ちゃんねる」とその管理者であった西村博之(ひろゆき)氏が抱える問題について書く。 ★連載「 Qアノンと日発の匿名掲示板カルチャー」のこれまでの記事は「こらら」からお読みいただけます。 「ペット大好き掲示板事件で示された画期的な判断 今回、まず取り上げるのは「ペット大好き掲示板事件の裁判である。この裁判では、「2ちゃんねる」と匿名掲示板を考えるうえで画期的な判断が示されている。 同裁判は、2ちゃんねるの被害について、はじめて最高裁まで争ったケースで、もちろん西村氏の不作為を認められ、西村氏は敗訴している。この裁判

    賠償金を払わない「論破王」ひろゆき氏の法の抜け道を使ったトンデモな理屈 - 清義明|論座アーカイブ
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    wideangle 2022/11/21
    過去の人のはずだったのにどうやってリブランドして世に出て来たんだろう。
  • 国会議員の私が安倍元総理の国葬儀を欠席する理由~米山隆一衆院議員 - 米山隆一|論座アーカイブ

    国会議員の私が安倍元総理の国葬儀を欠席する理由~米山隆一衆院議員 手続き上の問題、内政・外交評価の双方で国葬にする理由なし。当日は献花台で悼む 米山隆一 衆議院議員・弁護士・医学博士 安倍晋三元首相の国葬儀が9月27日に執り行われます。政府の発表によると、国内の約6000人に案内状を送付、22日までに約3600人から出席の回答があり、海外から参列する約700人と合わせ、参列者は約4300人になるということです。 そんななか、私は国葬儀を欠席します。以下、その理由について述べたいと思います。 国葬儀の出欠表明、是非の議論はすべきではないのか まずこの様にして自らの出欠を表明すること、さらに国葬儀の是非を議論することについて、自民党の二階幹事長は「国葬がどうだとか、こんな時に議論すべきではない。控えるべきだ」(自民・二階氏 国葬は「黙って手を合わせ見送ればいい」(FNNプライムオンライン)と述

    国会議員の私が安倍元総理の国葬儀を欠席する理由~米山隆一衆院議員 - 米山隆一|論座アーカイブ
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    wideangle 2022/09/27
    こういうの書いて議員としては欠席したけど、一般献花に並んだのか。筋を通す人だな。
  • 「思想の自由市場」論の前提変容 マスメディアの役割再強化を - 曽我部真裕|論座アーカイブ

    はじめに 2021年8月に公表された総務省の調査によると、2020年度の10代男性の平日1日あたりの新聞閲読時間の平均は2.5分、10代女性に至っては0.3分であり、いずれもラジオ聴取時間よりも短い(注1)。同じく、テレビ(リアルタイム)視聴時間は、10代男性69.7分、10代女性76.6分であった。新聞に関しては、60代が突出して長く(男女併せた平均は23.2分)、50代がそれに次ぎ(同11.9分)、40代以下は10代と大差ない状況であるのに対し、テレビでは10代と似た傾向にあるのは20代(同88.0分)だけで、30代(135.4分)以上はそれ未満よりも大幅に長い。 新聞の閲読習慣の減少は継続的に進行してきたのに対し、テレビ離れは動画共有系のSNSが急成長したこの10年足らずの間に急速に進んできたのかもしれない。いずれにしても、マスメディアの危機的な状況はますます明白になっている。 稿

    「思想の自由市場」論の前提変容 マスメディアの役割再強化を - 曽我部真裕|論座アーカイブ
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    wideangle 2022/06/06
    "思想の自由市場の理想に近い姿が現実のものとなった結果[…]自由市場論の前提のゆらぎ、あるいは楽観性が顕になってきていると言える。"
  • 永田町で話題の菅義偉氏の内幕暴露本に見る「政治報道の落とし穴」 - 星浩|論座アーカイブ

    永田町で話題の菅義偉氏の内幕暴露に見る「政治報道の落とし穴」 内容は読み応えあり。オフレコ発言の扱い、政治家と記者の間合いをどう考えるか 星浩 政治ジャーナリスト 1冊の暴露が永田町で話題になっている。『孤独の宰相 菅義偉とは何者だったのか』(文藝春秋刊)。菅義偉首相を官房長官時代から担当していた日テレビの柳沢高志氏が書いた。 岸田文雄氏への対抗心をむき出しにしたり、首相として衆院の解散・総選挙に執念を見せたりする菅氏の生々しい姿が描かれていて、迫力満点の内容であるのは間違いない。ただ問題は、オフレコを前提で聞いた話を暴露したり、官房長官の記者会見では質問を控えてその後の単独取材で音を聞き出したりといった手法の是非である。 私もかつて、官房長官を担当し、歴代官房長官の評価などをにまとめたことがある。その経験も踏まえて、この暴露に見る「政治報道の落とし穴」について考えてみたい。

    永田町で話題の菅義偉氏の内幕暴露本に見る「政治報道の落とし穴」 - 星浩|論座アーカイブ
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    wideangle 2022/01/19
  • 立憲の代表選候補と議員諸氏は4年前の「希望の党」なだれ込みを総括せよ - 今井 一|論座アーカイブ

    立憲の代表選候補と議員諸氏は4年前の「希望の党」なだれ込みを総括せよ 目先の損得で”魂”を売った過去を国民は忘れていない 今井 一 ジャーナリスト・[国民投票/住民投票]情報室事務局長 衆議院議員選挙での敗北を受けて立憲民主党の代表を辞任した枝野幸男。その後任を決める代表選が11月19日に告示された(11月30日投開票)。この代表選については、論考の後半で触れるとして、まずは4年前に前原誠司・民進党代表が提唱して枝野を含むほぼ全議員が賛同・了解した民進党議員の「希望の党へのなだれ込み」問題についてとりあげたい。 今更と言うなかれ。あの一件での彼らの行動は、政治家としての良心、能力というものをはかる格好の材料だし、今につながる不人気の「因子」がそこに潜んでいると私は考える。旧民主党の多くの議員、政治家が陥った「基理念は二の次」ともいえる右往左往はあそこからひどくなり、多くの支持者に不信感を

    立憲の代表選候補と議員諸氏は4年前の「希望の党」なだれ込みを総括せよ - 今井 一|論座アーカイブ
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    wideangle 2021/11/23
    立憲(旧)への世の中の支持、ほぼ枝野氏の信用だけだったので、その次がなかったのがダメだろうなあ。 / 旧民主党並の規模を作って、割れずにその中で派閥作って、次の代表候補を常に作っていかないと。
  • 自民党に連立拡大論が浮上 衆院選後の政権の形は?~オール大連立もありか - 曽我豪|論座アーカイブ

    自民党に連立拡大論が浮上 衆院選後の政権の形は?~オール大連立もありか 自民党一党独裁に終止符を打った1993年政変の当事者・武村正義氏の経験と教訓 曽我豪 朝日新聞編集委員(政治担当) 東京都議選が見込み違いの不振に終わったことで尻に火が付いたか、自民党内でにわかに「連立拡大論」が浮上した。秋までにある衆院選で、与党である自公の議席が過半数を割った場合、小池百合子都知事による「小池新党」、あるいは日維新の会や国民民主党を新たに連立に組み込み、政権の延命を図るという構想である。 ふと、今から30年近く前の1993年衆院選後の政治状況を思い出した。7回前の都議選の直後にあった衆院選で、選挙前に分裂した自民党は過半数に戻らず、野党第一党の社会党も半減の惨敗を喫した。与野党伯仲の星雲状態のなか、自民党中心の連立政権が誕生するのか、共産党を除く非自民の連立政権なのか、微妙な情勢だった。 別な道も

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    wideangle 2021/08/14
    維新と組んでもあんまり相乗効果ないし国民取り込んでくるんではないかなあ。
  • 呉座勇一氏のNHK大河ドラマ降板を憂う - 與那覇潤|論座アーカイブ

    いま話題の芥川賞受賞作に倣えば、「学者、燃ゆ」だろうか。正直、驚くとともに、強い懸念を感じている。 『応仁の乱』などのベストセラーで知られる呉座勇一氏(日中世史)が、SNSでの「炎上」がきっかけで、NHK大河ドラマの時代考証を外れることになった。発端は、フェミニストとしての批評活動でも知られる北村紗衣氏(英文学)との論争である。 炎上ならなにをしてもよいわけではない 当初は、日中世史の大家である網野善彦(故人)の文章を「正しく読めるのはどちらか」という論点での、よくある学者どうしの諍いだった。しかし呉座氏が従来から、彼のTwitterアカウントのフォロワー(=おおむねファン)にしか見えない場所で、何度も北村氏を揶揄していた事実が明らかになり、「女性蔑視だ」との非難が殺到することになった。 呉座氏はその後、北村氏に対して非を認め、謝罪している。私自身、呉座氏の行為は褒められたことではなく

    呉座勇一氏のNHK大河ドラマ降板を憂う - 與那覇潤|論座アーカイブ
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    wideangle 2021/03/28
  • マクロン大統領がイスラムを刺激する発言を続けるフランスならではの理由 - 金塚彩乃|論座アーカイブ

    マクロン大統領がイスラムを刺激する発言を続けるフランスならではの理由 表現の自由、政教分離の原則、カリカチュア……。日人にわかりにくい背景を探る 金塚彩乃 弁護士・フランス共和国弁護士 「私たちはカリカチュアや絵を描くことをあきらないだろう」 10月21日、マクロン仏大統領は殺害された中学の歴史と地理の教員サミュエル・パティ氏の追悼式典でのこのように述べた。パティ氏は担当していた授業で表現の自由を扱った際に、ムハンマドのカリカチュアを生徒に見せたことを理由に、イスラム過激派により残虐な方法で殺された。 「私たちには冒瀆の権利がある」 これもマクロン大統領が今年9月2日に始まったシャルリ・エブド襲撃事件の共犯者の裁判が始まる際に述べた言葉である。 悲劇が悲劇を呼ぶ展開に これらの言葉はイスラム諸国の人々の怒りを買い、また私たち日人にとっても、なぜフランスはこのような挑発的なことを言うのか

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    wideangle 2020/11/07
    フランスが宗教に対し冒涜の自由があると宣言しちゃうのは、合衆国が政府に抵抗するための銃の所持を認めるとかに近いかもしれない。建国の理念。
  • なぜ私は、国民民主党を離党したのか - 階猛|論座アーカイブ

    「論座」は7月7日に選挙イベントを開催します。第一部は『保坂展人×中島岳志 野党はどう闘うべきか』(申し込みはこちらから)、第二部は『望月衣塑子×中島岳志 安倍政権を再考する』(申し込みはこちらから)です。この記事の末尾に紹介ビデオがあります。ご覧ください。 「希望の党」失敗の教訓がいかされていない 国民民主党に自由党が合流した。私はこの合流に反対してきたが、党の決定と大きくい違うことになり、離党を決意するに至った。 私が合流に反対したのは、「希望の党」失敗の教訓がいかされていないという点にあった。理念を共有しないままの付け焼き刃的な離合集散は、もはや国民に受け入れられない。選挙前の打算による合併に、国民は積極的な意味を見出していない。むしろ完全にしらけている。いや、嫌悪感さえ抱いている。 この同じ過ちを、短期間に繰り返してどうするのか? 結局のところ、国民民主党のスタンスが見えづらくな

    なぜ私は、国民民主党を離党したのか - 階猛|論座アーカイブ
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    wideangle 2020/10/11
    "小沢氏は選挙に向けてわかりやすい構図を作り、単純化を進めることで、新たな政局を生み出してきた。そのまとまりが賞味期限を迎えたら、今度は政党の解体に動き、そしてまた新党を作る。"
  • 「元・学者」が日本学術会議騒動に抱いた大いなる違和感 - 與那覇潤|論座アーカイブ

    学術会議という、平素は話題に上ることすら乏しい組織が珍しく注目されている。同会議が新たな会員(規定にのっとり全体の半数を改選)として推薦したメンバーのうち、6名が任命されなかったからだ。 法律上、任命権者は内閣総理大臣と定められているので、菅義偉首相が「任命することを拒んだ」形である。6名のうちに加藤陽子氏(歴史学)・宇野重規氏(政治思想)という、幅広い媒体でオピニオン欄・書評欄の常連を務める「著名研究者」が入っていたことも、問題を激化させているようだ。 官邸は任命拒否の理由を明らかにしていないが、6名全員が安全保障法制ないし共謀罪に反対し、「学者の会」を組織して活動していたため、それが理由だと目されている(違うというのであれば、官邸側が反論すべきだ)。これが火をつけたのか、平素は眼前の政治には我関せずという姿勢の研究者や大学教員たちまで声を上げ、ネット上ではかなりの規模の騒動となった

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    wideangle 2020/10/11
  • 政治は動かなかった。「令和臨調」で改革を動かそう - 松井孝治|論座アーカイブ

    政治は動かなかった。「令和臨調」で改革を動かそう 政権交代、首相交代……。松井孝治が思うこと(上) 松井孝治 慶應義塾大学教授・元官房副長官・創発プラットフォーム理事 安倍晋三氏から菅義偉氏に首相が交代しました。1990年代以降、「自民党1党支配」の弊害が叫ばれ、日でも政権交代が起こりうるようにしようというとりくみの末に、2009年に民主党を中心とする政権が生まれた。と思ったら、2012年に自民党中心の政権に戻り、歴代最長の安倍政権、そして菅政権へとバトンを継ぐことになりました。この状況をどうみるか。これからどうすればいいのか。通産官僚や参議院議員、鳩山内閣の官房副長官として、行政改革や政権交代にかかわってきた、松井孝治・慶應義塾大学教授に聞きました。 (聞き手・松下秀雄「論座」編集長) 抜改革をしなくても安泰だった安倍政権 ――安倍長期政権に続き、菅政権が誕生しました。政権交代可能な

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    wideangle 2020/10/10
  • Dr.ナイフさんにSNS時代の言論についてご寄稿いただきます - 吉田貴文|論座アーカイブ

    論座は7月26日、Dr.ナイフさんの寄稿「はじめまして、Dr.ナイフです。」をアップしました。 「Dr.ナイフ」はツイッター上のハンドルネームです。個人がSNSを通じて発信し、社会に影響を与える時代になっていることを踏まえ、数万人のフォロワーをもつナイフさんに執筆陣に加わっていただくよう、論座編集部の側からお願いしました。ハンドルネームの筆者への依頼は異例の試みでした。 ご寄稿いただく場合には、筆者がどういう方であるかについて、できる限り読者の皆さまにお示しするのが論座の基です。今回は、読者へのご説明をはじめ、安心してお読みいただけるようにする努力が足りなかったことなど、編集部の対応に十分ではない点がありました。 つきましては、継続的なご寄稿はいったん見合わせ、ナイフさんには、今回の件や、SNSの進展を受けた言論環境の変化に論座としてどう向き合うべきかなどについて、数回、ご寄稿いただき議

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    wideangle 2020/08/31
    バーカ
  • ポスト安倍は「麻生」か「菅」か/安倍vs二階の攻防激化 - 佐藤章|論座アーカイブ

    ポスト安倍は「麻生」か「菅」か/安倍vs二階の攻防激化 安倍内閣総辞職の可能性強まる。「佐藤栄作」越えの24日以降か 佐藤章 ジャーナリスト 元朝日新聞記者 五月書房新社編集委員会委員長 日政界は一転、風雲急を告げる雲行きとなってきた。 私が得た情報によると、8月24日以降、安倍晋三内閣は総辞職する可能性が強くなった。後継自民党総裁の調整などでまだ波乱要因があるが、情報では安倍首相の精神的疲労が大きく、首相職を継続する意欲が相当減退しているという。 8月24日は、安倍首相の連続在任日数が大叔父の佐藤栄作元首相の2798日を超えて歴代単独トップとなる日。この日以降、このトップ記録を花道に首相を退くことになりそうだ。 逆に言えば、これほど長い期間首相を続けながら「レガシー」として語られるような功績を何一つ残すことができなかった。何とも皮肉な花道と言える。 安倍首相は「麻生内閣」、二階幹事長は

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    wideangle 2020/08/22
  • パンデミックで流行するeスポーツに「電通・経産省」の影 - 塩原俊彦|論座アーカイブ

    パンデミックで流行するeスポーツに「電通・経産省」の影 貴重な税金をカネ儲けのために使ってはならない 塩原俊彦 高知大学准教授 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的流行(パンデミック)のなかで、家庭でできるゲームやeスポーツが世界的規模で流行しているらしい。ここでは、とくにeスポーツと呼ばれるものについて論じるなかで、税金の正しい使い方について考えてみたい。 eスポーツとは何か まず、eスポーツについて説明しなければならない。 エレクトリック・スポーツの略であるeスポーツはPC、家庭用ゲーム機、スマートフォンなどを使って対戦する競技で、主に青少年に人気を博している。こう書いても、実は、筆者自身、eスポーツをやったことはない。それでも、なぜ関心があるかというと、ビジネスの世界では、この分野の成長をねらってあの手この手で利益を得ようとする動きがあるからである。 なかには、国民の

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    wideangle 2020/07/17
    香川のアレが旗色悪い時に良くこんな記事載せる。電通の陰謀にしときゃいいのかいな。
  • コロナ自粛と「意識低い系」たちの反抗 - 清義明|論座アーカイブ

    コロナ自粛と「意識低い系」たちの反抗 不要不急は人それぞれ 小さな生活の自己決定権をめぐる争いの現場 清義明 ルポライター 狭い空間に密集し、一心不乱にパチンコの盤面にむかっている人々の群れがいた。満員である。 低い天井に据えつけられたエアコンの風がめいっぱい降りかかり、入り口付近には背の高い大きなイオン効果の空気清浄機が備えつけられ、そこからもこれでもかと風が吹きつける。出入口には消毒液のスプレーをもったスタッフがいて、入ってくる客たちの手にスプレーをかけている。客はそれぞれ消毒液を手のひらでこすりながら、狭い通路に並ぶ背中をすり抜け自分の台のイスに座り、それから退屈そうに盤面の煌びやかに輝く液晶画面に向き合い始める。 盤面には「手洗い」と書かれたPOPが差し込まれていた。みな無言であるが、店内のBGMと盤面から出るけたたましい電子音で、たとえしゃべっていたとしても、耳を寄せなければ聞き

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    wideangle 2020/05/04
    リベラル側が韓台の国家総動員的な面を見て見ぬふりをし、保守側が私権の制限や国家統制に反対してるという“まるで右と左の地軸がズレているような事態”という話。
  • コロナ報道におけるテレビ朝日・玉川徹コメンテーターへの疑問 - 川本裕司|論座アーカイブ

    コロナ報道におけるテレビ朝日・玉川徹コメンテーターへの疑問 生命に関わる問題があぶり出したよろずコメンテーターの限界 川裕司 朝日新聞記者 在宅勤務の日に朝の情報番組を視聴する機会が多くなり、新型コロナウイルス報道により接するようになった。そこで、午前8~9時台で最も視聴率が高いといわれるテレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」の玉川徹コメンテーターの発言ぶりに違和感をもった。その要因をたどると、出演者個人の問題ではなく、多くの人々の生命に関わる感染症について専門外のコメンテーターが論じること自体の限界があぶり出されたのだと思い至った。 今回の論考は視聴者の立場から感じたことを綴った。玉川氏が他番組のコメンテーターよりも問題があると判断したわけではなく、代表的な情報番組の出演者という立場から取り上げたことを断っておきたい。 論理の一貫性の欠如を露呈させたコメント 4月7日に7都府県に緊急事

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    wideangle 2020/04/21
  • 新型コロナウイルスとともに広がるニセ科学 - 左巻健男|論座アーカイブ

    新型コロナウイルスとともに広がるニセ科学 引っかからないように要注意! 左巻健男 東京大学講師・元法政大学教授 ニセ科学は、いつも虎視眈々と科学リテラシーの弱い人たちを狙っている。そして、社会的に不安が高まると、一気に跳梁跋扈する。現在、新型コロナウイルス感染が広がるなか、ニセ科学はこの機会に一挙に引っかかる人を増やそうと蠢いている。 社会的な不安に乗じてニセ科学が跳梁跋扈 ニセ科学とは、科学ではないのに、「科学っぽい装いをしている」あるいは「科学のように見える」ので、科学リテラシーが弱いと、つい科学的なものと思い込んでしまうものだ。 ニセ科学にはどんなものがあるだろうか。細かく見て行くといろいろあるが、大まかにいくつかを列挙してみよう。 がんが治る・ダイエットができるとするサプリメント・健康品の多く、健康によいとする水、ホメオパシー、経皮毒、デトックス、血液サラサラ、身に着けると健康に

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    wideangle 2020/04/01
    弱ってるところを狙ってくるから特に政治家の人は広告塔にされないように気をつけて欲しい。
  • HPVワクチンと名古屋スタディ/上 - 鈴木貞夫|論座アーカイブ

    HPVワクチンと名古屋スタディ/上 3万人調査の結果は「子宮頸がんワクチンと接種後の症状に関連はなかった」 鈴木貞夫 名古屋市立大学大学院医学研究科教授(公衆衛生学分野) 「名古屋スタディ」とはなんであったか 厚生労働省が、子宮頸がんの原因となるヒトパピローマウイルス(HPV)の感染を予防するHPVワクチンの「積極的接種勧奨差し控え」を始めてから6年以上が経過した。時の経過の速さと問題の進捗の遅さには驚きを禁じ得ない。私がHPVワクチンの安全性に関する調査研究(いわゆる「名古屋スタディ」)を名古屋市から依頼されたのが2015年の4月だったので、それからでももう4年以上の月日が経過している。 一方で事態は進展していない。今も無料の定期接種対象であることも国民にあまり知られてはおらず、いくつかの動きはあるものの、厚生労働省が今も勧奨を差し控えている現状では1%まで落ちてしまった接種率の向上に結

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    wideangle 2020/03/16
  • 福島原発処理水の海洋放出を決断する時だ - 細野豪志|論座アーカイブ

    福島原発処理水の海洋放出を決断する時だ 福島に寄り添い、差別とは断固として戦う 細野豪志 衆議院議員 東京電力福島第一原発に保管されている処理水を巡って議論が活発になっている。きっかけの一つは、各種の国際会議において韓国が処理水の危険性を喧伝したことにある。 処理水に関する責任の一端は、原発事故直後の責任者である私にもある。過去にも処理水については国内でも様々なデマが流布してきたが、疑いを持たせた責任は原発事故を防げなかった政府にもあると考えて、批判はしてこなかった。 しかし、国内のデマを放置してきたことが、韓国政治的かつ理不尽な主張につながっている面があり、もはや放置することはできない。 結論から言うと、私はトリチウムを含む処理水を海洋放出する以外の選択肢はないと考えている。 処理水については、事故直後より様々な方法が検討されてきたが、トリチウムを除去するには膨大な電力を要し、全ての処

    福島原発処理水の海洋放出を決断する時だ - 細野豪志|論座アーカイブ
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    wideangle 2019/11/17