ブックマーク / mess-y.com (19)

  • さよなら、マギー~「内なる抑圧」の誘惑には、名前を付けて抵抗しよう - wezzy|ウェジー

    「家庭の天使」のまぼろしもし書評をしようとするなら、ある幻と戦わなければならないことが分かりました。その幻は女性ですが、私は彼女をよく知るようになると、有名な詩のヒロインにちなんで家庭の天使と名づけました。彼女は、私が書評を書いているとき、私と原稿用紙の間によく介入してきました。私を悩ませ、私の時間を無駄にし、とても私を苦しめましたので、とうとう彼女を殺してしまいました。(ヴァージニア・ウルフ「女性にとっての職業」、『女性にとっての職業』出淵敬子、川静子訳、みすず書房、1994、p. 3。) これは20世紀前半に活躍した著名な英国の作家、ヴァージニア・ウルフが1931年に行ったスピーチの一部です。ここで出てくる「家庭の天使」というのはコヴェントリー・パットモアが19世紀半ばに発表した詩で、家庭内でや母の役割を果たす女性を褒め称えた作品です。ウルフによると、男性が書いたを批評しようとし

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    wkatu 2017/06/11
  • 多発するキャンパス・レイプ 「レイプの首都」と呼ばれたアメリカの大学街で起きた普遍的な性暴力を巡る問題 - wezzy|ウェジー

    2016.12.17 多発するキャンパス・レイプ 「レイプの首都」と呼ばれたアメリカの大学街で起きた普遍的な性暴力を巡る問題 モンタナ州第二の都市、人口7万人の街ミズーラ。ここにあるモンタナ大学のアメリカン・フットボール(アメフト)チームの選手らが引き起こした複数のレイプ事件が地元紙に報道され、大学はレイプ・スキャンダルで大騒ぎとなった。2012年には、数十件のレイプ事件対応に不手際があったという疑いで米司法局による、モンタナ大学、ミズーラ市警やミズーラ郡検事局への捜査が入ったことで、より大きな注目を集め、ミズーラは「レイプの首都」などと呼ばれるようにもなった。 9月に翻訳出版された『ミズーラ』(亜紀書房)は、ミズーラで起きたレイプ事件の被害者、関係者、裁判の展開から見えてくる、アメリカにおけるレイプ神話や対応する大学、警察、司法の問題を、ベストセラー作家のジョン・クラカワーが詳細かつ丹念

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    wkatu 2017/06/09
  • LGBTの次はSOGI? 看板を入れかえるだけでは失われてしまうSOGIの本当の意味と意義 - wezzy|ウェジー

    世間はまだ「LGBTって、聞いたことあるけどよく分かんない」の段階だというのに、また新しい言葉が生まれてしまいました―― こんにちは、ライターのマサキチトセです。YouTubeでLGBTフレンドリーな英会話レッスン動画をアップしてますが、鳴かず飛ばずの毎日に心が折れそうです。 さて今回皆さんに紹介したいのは、「SOGI」という言葉。 実は今「LGBTに代わる言葉」として当事者やその周りの人たちの間に広まりつつあります。 以下では、SOGIってどういう意味? なんの略? もうLGBTって言っちゃいけないの? SOGIが正しくてLGBTは正しくないの? などの疑問にお答えしたいと思います。 そもそもLGBTって何?LGBTとは「レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー」の略です。1990年代のアメリカで急速に広まり、ここ数年は日でも積極的にテレビなどで使われるようになったことか

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    wkatu 2017/05/28
  • “ザーメンまみれに”との痴れ言を「筒井さんらしい」で許す錆びついたマチズモ - wezzy|ウェジー

    サイトを読まれる方が日頃手にすることがないであろうオヤジ雑誌群(そして新聞)が、いかに「男のプライド」を増長し続けているかを、その時々の記事から引っ張り出して定点観測していく連載。 作家・筒井康隆が自身のブログ「偽文士目碌」やTwitter(現在は削除済み)で、韓国に設置された少女像について、「あの少女は可愛いから、皆で前まで行って射精し、ザーメンまみれにして来よう」と記した。あまりの愚言に愕然とする。当然、韓国では批判が殺到し、翻訳出版された筒井の著書を絶版にする判断も下されている。新聞報道では「ザーメンまみれ」などとは書かずに(書けずに)、表現をぼかし「屈辱を促すようなことを書いた」(東京新聞・4月9日)、「慰安婦像の少女を『可愛いから』と述べたうえで、性的な侮辱表現を続けて使った」(朝日新聞・4月8日夕刊)と書くにとどまっている。新聞だけを読む高齢層には、この事案を生じさせた最た

    “ザーメンまみれに”との痴れ言を「筒井さんらしい」で許す錆びついたマチズモ - wezzy|ウェジー
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    wkatu 2017/04/17
    『何重もの差別を孕むこの暴言は、作家の特性に理解を示し、「ちょっと書きすぎちゃったけど……」で受け止める事案ではない。』
  • ミシェル・オバマが見せた「ナチュラル・ヘア」の衝撃 名前も言葉も髪型も白人社会化を迫られた歴史 - wezzy|ウェジー

    前回はアメリカの白人女性がいかに金髪に取り憑かれているかを書いた。 ■白人女性のブロンド呪縛。『セックス&ザ・シティ』&『はいからさんが通る!』 今回は黒人女性の髪の秘密と魅力を書いてみる。 4月2日、ツイッターにミシェル・オバマの「ナチュラル・ヘア」の写真がアップされ、一大センセーションを巻き起こした。瞬く間になんと10万近い「♥」が付き、多くの黒人女性が歓喜のコメントを寄せている。 「ハレルヤ!」 @NotMePresident 「オーマイガ、ついに!」 @meagnacarta 「なんて完璧なナチュラル・ビューティ。彼女は完璧」 @RachelMasonArt 「ナチュラル・ヘア」とは、黒人女性がストレートパーマをかけずに生まれつきの縮れた毛質のままでいることを指す。アフロヘア、コーンロウ(編み込み)、ドレッドロックス、ショートヘア……他にもバリエーションは豊富にある。 しかし、近年

    ミシェル・オバマが見せた「ナチュラル・ヘア」の衝撃 名前も言葉も髪型も白人社会化を迫られた歴史 - wezzy|ウェジー
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    wkatu 2017/04/09
    『つまり黒人女性は生まれつきの髪「ナチュラル・ヘア」のままでいることを企業でも軍隊でも許されず、ストレートパーマをかけることを暗黙のうちに強要されてきたことになる。』
  • 白人モデルのゲイシャ写真が炎上した本当の理由〜「文化の盗用」と「ホワイト・ウォッシュ」 - wezzy|ウェジー

    ファッション雑誌『ヴォーグ』(USA版)3月号に載ったアメリカの白人スーパーモデル、カーリー・クロスの芸者風ファッションが大炎上し、カーリーが謝罪する騒ぎとなった。この件は日でもいち早く取り上げられ、各記事に「人種差別」「日をバカにしている?」などといった見出しが踊ったが、多くはアメリカの人種と文化歴史と現状を説明し切れていなかった。そのせいか日人読者からは「何がいけないのか分からない」の声が上がっている。 問題となった写真は、日の伊勢志摩で撮影されたもので、来は金髪のカーリーが黒髪のゲイシャ風ウィッグと着物風デザインのドレスを着ているというものだ。一流雑誌だけあって写真自体の質は高い。しかし近年のアメリカ文化シーンは”cultural appropriation”(文化の盗用)に厳しく、今回の写真は多くのアメリカ人の眉をひそめさせることになった。 “文化の盗用”とは端的には、

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    wkatu 2017/02/25
    『社会的上位にあるマジョリティと下位にあるマイノリティの関係性こそに本質…日本人コメディアンが金髪のカツラに付け鼻をして白人を演じたCMを、日本ではマイノリティである白人が不快に感じたのはそれが理由』
  • 「性暴力を禁止する法律を育てていく」/あらゆる性差別を禁じる“Title IX”のコーディネーターに聞く、アメリカの今 - wezzy|ウェジー

    2017.02.23 「性暴力を禁止する法律を育てていく」/あらゆる性差別を禁じる“Title IX”のコーディネーターに聞く、アメリカの今 昨年は、東京大学、慶應大学、近畿大学、千葉大学などで起きた、大学生による悪質な性的暴行事件が報道された。発覚した事件は氷山の一角だとも思われ、キャンパス・レイプ事件への大学の対応も問われる状況となっている。 キャンパス・レイプはアメリカでも深刻な社会問題となっている。キャンパス・レイプを巡る、警察、司法、そして大学の対応の問題をえぐり出したジョン・クラカワーの『ミズーラ』(亜紀書房)は、アメリカでベストセラーとなった(多発するキャンパス・レイプ 「レイプの首都」と呼ばれたアメリカの大学街で起きた普遍的な性暴力を巡る問題)。 アメリカには、1972年に制定された教育改正法第9編(以下、Title IX)という、連邦が財政支援をする教育プログラムや活動に

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    wkatu 2017/02/24
  • 「不快な思い」とは何か 日本マクドナルドの対応から考えるメディアと差別の関係 - wezzy|ウェジー

    12月5日に、日マクドナルドの公式 Twitter で紹介されたキャンペーン動画が、三日という短期間で公開が取りやめとなった。 この動画は、登場する男性(怪盗ナゲッツ)があるゲームに負け、罰ゲームとして他の男性(カズレーザー)から頰にキスをされるというものだ。男性は後ろから別の登場人物(安藤なつ)に羽交い締めにされ、不快感を全面に表現しながら罰ゲームを受ける。それが同性愛者に対して差別的であるという指摘が多数 SNS に投稿され、日マクドナルドは8日、「お客様にご不快な思いをさせ、深くお詫び申し上げます」というおきまりのフレーズを残し、動画を非公開にした。 これにて一件落着……なのだろうか? あるコンテンツが差別的な要素を持っている、それに対して批判の声が集まる、そしてそのコンテンツが削除される……その後私たちに残るのは、いつだって「不快な思いをさせてしまい申し訳ありません」という言葉

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    wkatu 2017/01/11
  • I LADY. 「新・女子力テスト」とニセ医学 ジョイセフ×電通「粉かけ罰ゲーム動画」の背景 - wezzy|ウェジー

    2016.11.21 I LADY. 「新・女子力テスト」とニセ医学 ジョイセフ×電通「粉かけ罰ゲーム動画」の背景 健康に関する質問を女性出演者にぶつけ、正解できないと粉をぶっかける「新・女子力テスト」宣伝動画について、ネット上で議論が展開されています。この動画は、電通ギャルラボとジョイセフにより、女性の心身の健康に関する啓発キャンペーン「I LADY.」の一部としてつくられたもので、 2016年3月3日にジョイセフのYoutubeチャンネルにアップロードされたとのことですが、11月9日になって、Twitter での批判をきっかけに抗議の声があがったようです。 11月21日の早朝に削除されたこの動画は、「新・女子力テスト」という表題のあとに、「日の女子たちは当に女子力が高いのか?」と問いかける字幕からはじまり、軽快な音楽にのって「ピンク色が好きだ」「チワワが好きだ」「メイクは女子の命」

    I LADY. 「新・女子力テスト」とニセ医学 ジョイセフ×電通「粉かけ罰ゲーム動画」の背景 - wezzy|ウェジー
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    wkatu 2016/11/23
  • 家族の形は時代によって変化していく。人権を嫌い、人材にならない人びとを追いやる社会/山口智美×杉山春【最終回】 - wezzy|ウェジー

    2016.09.03 家族の形は時代によって変化していく。人権を嫌い、人材にならない人びとを追いやる社会/山口智美×杉山春【最終回】 2016年7月10日行われた第24回参議院選挙によって、改憲派政党は3分の2の議席を獲得、2012年以降ささやかれてきた憲法改正が現実味を帯びてきました。改憲といえば真っ先に憲法第9条が思い浮かびますが、自民党の憲法改正草案では9条以外の様々な条文に変更が加えられています。その中でも特に注目したいのが、「婚姻」や「個人の尊厳」と「両性の質的平等」のあり方を示した憲法第24条の改正案。自民党の改正草案には「家族は、互いに助け合わなければならない」という一文が書き加えられおり、messyではこれまで「家族に対して過剰な負担を強いるのではないか」と繰り返し警鐘を鳴らしてきました。 改憲が現実味を帯びてきた今、自民党改憲草案における憲法24条の改正の何が問題なのか

    家族の形は時代によって変化していく。人権を嫌い、人材にならない人びとを追いやる社会/山口智美×杉山春【最終回】 - wezzy|ウェジー
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    wkatu 2016/09/04
    『「女性差別を撤廃しよう」とは言わない。「女性を活躍させよう」なんですね。』『人材なわけですね。人権って言うことをすごく嫌う社会ですよね』
  • 子どものささやかな楽しみすら奪う人びとにとって、「貧困」は差別のためのツールにすぎない - wezzy|ウェジー

    2016.08.26 子どものささやかな楽しみすら奪う人びとにとって、「貧困」は差別のためのツールにすぎない 子どもの貧困について扱ったNHKの特集番組が炎上しています。 番組には、家庭の経済状況が理由で専門学校への進学を諦めなければならなかった高校3年生の女子高校生が登場しました。この「貧困女子高生」は、経済的に困窮している母子家庭で、クーラーのない家で育ちました。アニメや漫画が好きで、専門学校への進学を希望していたものの、入学金50万円を工面できず、進学を諦めたそうです。 番組終了後、彼女のものとみられるTwitterアカウントに、アニメグッズを購入した形跡や、イベントのチケットが届いたこと、千円以上のランチべている様子がわかるツイートが見つかり、「貧困とはいえない」「ズルをしている」といった非難が殺到しました。 火に油をそそいだのが、片山さつき議員のような、生活保護受給者を「怠け

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    wkatu 2016/08/29
    『彼らにとって「貧困」とは……差別を可能にするツールなのです。だからこそ彼らは、現実の貧困問題に注目するのではなく……「貧困イメージの選別」をし続け、それにあてはまらない貧困当事者を非難し続ける』
  • 王子様なんて要らない、ピンクの抑圧を受けない女の子たち。/『女の子は本当にピンクが好きなのか』堀越英美×柴田英里【5】 - messy|メッシー

    2016.07.19 王子様なんて要らない、ピンクの抑圧を受けない女の子たち。/『女の子は当にピンクが好きなのか』堀越英美×柴田英里【5】 現代女性を取り巻く“ピンク”という色について、欧米の女児カルチャーや女児向け玩具、国内の女児向けアニメなどを通して深く考察した一冊『女の子は当にピンクが好きなのか』(Pヴァイン)。著者の堀越英美さんは日で子育てをする二女の母だ。 今回messyでは、バービーやプリキュアなど同書でも取り上げられたカルチャーに詳しく、しかし堀越さんとはまた異なる見解を持つ柴田英里さんと、堀越さんの対談を企画。女の子として、女として、私たちはピンクとどう付き合い生きていくのか。全5回にわけて掲載します。 (聞き手:下戸山うさこ) 【1】「お母さん」よりも楽しそうな仕事に就きたかった/『女の子は当にピンクが好きなのか』堀越英美×柴田英里 【2】殴れないプリキュア、女の

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    wkatu 2016/08/05
  • 「レイプもセックスだと思ってた」…まともに教えず、男を誤解させる自民党の政治的性教育 - wezzy|ウェジー

    2016.07.21 「レイプもセックスだと思ってた」…まともに教えず、男を誤解させる自民党政治的性教育 男性性にまつわる研究をされている様々な先生に教えを乞いながら、我々男子の課題や問題点について自己省察を交えて考えていく当連載。1人目の先生としてお招きしたのは、長年「男子の性教育」の問題に携わり、『男性解体新書』『男子の性教育』(いずれも大修館書店)などの著書を持つ元一橋大学非常勤講師の村瀬幸浩さんです。 「愛し合って結婚したはずなのに、なぜうまくいかないんだろう?」清田代表(以下、清田) 前編〈「勃起と射精」に拘泥する男の“性欲”と、ニッポンの「性教育」〉では、男の性欲というものをテーマにお話をうかがいました。正しい知識がないまま俗流の性情報にまみれてしまうと、誤解や偏見に満ちた性意識を形成してしまう。また、「性欲」の捉え方が狭くなり、「射精したい」と「触れ合いたい」の区別ができな

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    wkatu 2016/07/24
  • 恋愛では男性にリードしてほしい? 男に頼りがいを求めることが「当たり前」でいいのか/男性学・田中俊之さん - wezzy|ウェジー

    2016.05.04 恋愛では男性にリードしてほしい? 男に頼りがいを求めることが「当たり前」でいいのか/男性学・田中俊之さん 武蔵大学で男性学・キャリア教育論を専門に教鞭をとる田中俊之先生の著書『男が働かない、いいじゃないか!』(講談社)は、主に20代の若者男性に向けて、「働きすぎる必要はない、君の人生なんだ」とエールを送る内容です。 前編では日人の多くが「働きすぎ」であること、男性は特に「働く」ことから逃れられない構造になっていること、女性もそれを期待していることなどがあげられ、人生の大半を仕事に奪われないよう考え方をシフトする重要性について話してきました。 後編では仕事の面のみならず、男性が性役割として期待されている「女性をリードすること」にも焦点を当てます。ナンパと逆ナンパ、草男子と肉女子というワードがあるように、恋愛の局面になると、<男性=誘うもの、女性=ジャッジするもの>

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    wkatu 2016/05/23
    デイヴィッド・ギルモア「「男らしさ」の人類学」
  • 少女監禁事件をネタで消費する二次加害者たち 他者の痛みに蓋をする社会を浮き彫りにする『ルーム』と『スポットライト』 - wezzy|ウェジー

    (左:『ルーム』(C)Element Pictures/Room Productions Inc/Channel Four Television Corporation 2015)(右:『スポットライト』Photo by Kerry Hayes (C) 2015 SPOTLIGHT FILM, LLC) 映画『ルーム』の公開初日、私は急かされるような気持ちで映画館に足を運んだ。初日だというのに有楽町のその大きな映画館は観客もまばらだった。 『ルーム』は17歳の時に誘拐され犯人の自宅の納屋に7年間監禁されている女性ジョイと5歳の息子ジャックを主人公とした物語だ。ジャックは犯人から無理やりに強いられ続けた性行為の結果、身ごもった子である。彼女は犯人への憎しみを息子にぶつけることなく、慈しみ育てた。ジョイはわずか19歳で、6畳程度の小さな部屋でひとり出産し、隔離されたその空間の中で様々な工夫をこ

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    wkatu 2016/05/04
  • 暴力的な戯言で正しさを確かめ合うオヤジたちの、「雑誌」というサロン - wezzy|ウェジー

    昨今、国の中枢からしきりに叫ばれるようになった「輝く女性」。あたかも男性は既に押し並べて輝いていて、女性もちょっとはそれに追いついてくださいよ、と鼻で笑っているように思えてしまうのは、このフレーズを使い始めた昨年5月の会合名が「輝く女性の活躍を加速する男性リーダーの会」だったからだ。「2020年までに指導的な地位に占める女性の割合を30%にする」という安倍政権の成長戦略だが、世の潮流を感知してひとまず提示してみました、という印象をまだまだ拭えない。 男と女のあり方について議論されるとき、有象無象の意見が飛び交うネットの世界は確かに乱雑で暴力的だが、そのかわり、識者(と呼ばれる人)が放ったあまりにも無責任で狼藉たる戯言についてはしっかりと抽出される傾向にある。その一方で雑誌は、限られた性別・世代の「サロン」の役割を強めるようになった。曽野綾子の「出産したら(女性は会社を)お辞めなさい」は「週

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    wkatu 2015/11/17
    一番最初の話がとてつもなく下劣でめまいがする
  • 櫻井よしこ率いる武道館フェス、「日本らしい憲法を取り戻せ」「中国がヤバい」連呼で、極右オジ様が拍手喝采の不気味 - wezzy|ウェジー

    2015.11.15 櫻井よしこ率いる武道館フェス、「日らしい憲法を取り戻せ」「中国がヤバい」連呼で、極右オジ様が拍手喝采の不気味 サイトを読まれる方が日頃手にすることがないであろうオヤジ雑誌群が、いかに「男のプライド」を増長し続けているかを、その時々の記事から引っ張り出して定点観測していく連載。今回はスピンオフ的内容で、あるイベントのレポートをお伝えする。 毎月、定点観測している雑誌が『WiLL』と『正論』だが、12月号は、否応にも『WiLL』の「総力大特集 櫻井よしこさんへエール」に目がいく。16Pものカラーページでは彼女の軌跡を知らせるいくつもの写真が並び、対談や人の寄稿に加え、「わが櫻井よしこ論」と題して4名の男性論客が櫻井賛美を記している。あたかもカルチャー雑誌でアイドルや俳優を根こそぎ持ち上げるかのような大ボリュームだ。 編集長が編集後記に「もっともっと櫻井さんという人

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    wkatu 2015/11/16
    『アメリカに牛耳られてたまるかと叫んでも拍手、アメリカに褒められても拍手なのだから不思議だ』
  • しつこいナンパや痴漢被害を「言えなくする」ミソジニーとミサンドリー - messy|メッシー

    今年も残すところあと1カ月をきり、忘年会シーズンがやってきましたね。夜遅くまでお酒を飲むことも、12月の華やかな街並みも好きなのですが、困ったことにこのシーズン、酔っぱらいによるナンパや痴漢も増える気がします。 酔っぱらって気分良く帰る車中や路上でうざいナンパや痴漢などに出くわすと、その日1日の楽しい記憶までもが台無しになってしまいそうになるので、当に苦々しいです。 男性から女性へのしつこいナンパや痴漢の被害などは、容姿の美醜などを問わず確実にたくさんあります。 ですが、被害に対する憤りなどを吐露することが、「モテ自慢」だとか「ミサンドリー(男性憎悪)をまき散らさないで欲しい」とか「そんな男ばかりじゃない」とか「ナンパや痴漢が嫌じゃない女性だっているよね」という、曲解や被害妄想ときどきトンデモ理論経由でミソジニー(女性憎悪)に生成変化してしまうこともままあるのが現状。そうした不毛な事態を

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    wkatu 2014/12/06
  • 「元AV女優」の過去を暴き、女性を記号まみれにして大悦びのオジサンたち - messy|メッシー

    通勤中に電車に揺られてふと視線を上にあげると、週刊誌の中吊り広告が目に入りました。目が釘付けになったのは、「日経新聞記者はAV女優だった!」という見出し。朝から見る者を不快にしてくれる週刊誌テロ、ほんと勘弁してほしいですね。「AVに出てた女のくせに、新聞記者だぁ!? 不届き者め」とプンプン怒りながらも、同時に「そんなエロい新聞記者、けしからん(;´Д`)ハアハア」と発情しているオジサンたち。見事なダブルスタンダードに当てられて、立ちくらみしました。 以前、『男子の貞操-僕らの性は、僕らが語る』を読み、「男性の性は、記号に支配されている」という一節で、私はいろんなことが腑に落ちました。たとえば〈女子校生〉〈人〉、あるいは〈巨乳〉〈ロリ顔〉〈素人〉〈初脱ぎ〉……こうした記号で彩られた女性のヌードにこそ男性は興奮するのだそうです。 上述の記事では、〈日経記者〉のみならず〈慶応を卒業後〉〈東大

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    wkatu 2014/10/13
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