共産党の市田忠義書記局長は2日の記者会見で、鳩山政権が検討しているたばこ税の引き上げについて「庶民増税、大衆課税はよくない。健康の問題や医学的な見地から言えば、たばこはよくないというのは結論が定まっているが、これを税と絡めることは私は賛成ではない」と批判した。市田氏は「禁煙権と同時に喫煙権もあり、国民的な議論が必要だ」とも述べた。【中田卓二】 【関連ニュース】 たばこ税:長妻厚労相が増税強調、「欧州並みの金額必要」 鳩山首相:たばこ税増税に前向き たばこ税:販売実績大幅に上回る税収 大阪・泉佐野市 長妻厚労相:たばこ増税で欧州並み価格 必要性を改めて強調 鳩山首相:たばこ増税前向き 健康面から「ありうべし」