経営者は焦り始める。社内の周りの人間に相談するのだが、日頃の話し相手である中間管理職は有効な答えを持っていない。まさか30代の若手からアイデアをもらうわけにはいかない。そこでほかの社の経営者や、業界団体、関連企業トップなどと意見交換する。 同じような考えを持っている人たちとの意見交換だから、自分の漠然とした思いに自信を持つ。やはり以前から考えていることは正しいのだと、それを実行に移す。 ▼1つは有料化 経営者層が以前から考えていることとは何だろう。新聞業界の場合だと、1つはニュースの有料化である。 「ネット上でニュースを無料で出したことが間違い。愚策だ」と怒るベテラン記者を何人か知っている。新聞協会の会合でも、ニュースを有料にすべきだ、という意見がよく出るという。純粋に広告で運営されているテレビ局と違って、新聞社は購読料、通信社は配信料という形でニュース記事を販売している。今まで代金を得て
inf. 今回先生にお伺いしたいことは、日本のネット上の著作権表示についてです。まず第一問目は「著作権表示は法に基づいて正当になされているか?」というもので・・・。 白田 だってベルヌ条約*1で著作権表示はいらないって・・・無表示が原則*2じゃない?で、アメリカもベルヌ条約に入ったから、コピーライト表示は訴訟上の一応の証拠にはなるけど、表示が無いからといってパブリックドメイン*3にはならないというのは、たぶん知ってると思うのよ。 inf. はい。 白田 だから「正当になされているか?」の、正当もへったくれもないの。 inf. あ、そうなんですけど・・・。 白田 だから「書きたきゃ書け!」っていう模様みたいなものだよね。 inf. 模様みたいなものですか(笑)でも私がお聞きしたいのはそうではなくて、逆に、例えば同人のサイトの人が"All rights reserved"とかって書いているのは
日本のネット上の著作権表示についてという、法政大学の白田英彰助教授へのインタビュー記事がソーシャルブックマークで話題になってました。無方式主義(「(c)なんとか」と書かなくても著作権はある、というやつ)が認知されてないとか、自分が全て著作権を持っているわけでないウェブサイトに「All rights reserved」と書いてある問題とか、フェアユース問題(日本ではフェアユースが認められてなくて、あるのは「お目こぼし」のみ)だとか。 特に、二次創作サイトに「All rights reserved」と書いてある問題は非常に悩ましい。しかも「当サイトは(原作者や出版社などの名前)とは全く無関係の非公認ファンサイトです」と書いてあったり。確かに非公認ファンサイトの苦情が原作者などの著作権者に言ってしまうと大変なことになるのでしょうけど。 それはそうと、はてなアンテナやはてなダイアリーキーワード、は
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