住宅が倒壊する被害のあった白馬村の神城地区では、あらかじめお年寄りが住む世帯を把握していたことなどから、近所の人たちによるすみやかな救助が出来ました。 地元の区長を務める鎌倉宏さん(62)は、自宅が家具が散乱したり窓ガラスが割れたりしたほか、庭で地割れが起きるなど大きな被害を受けたため、救助の必要がある人がいないか確認するため地区の様子を見て回りました。 この地区では防災マップを作っていたうえ、どこの家に何歳くらいのお年寄りが住んでいるか、1人か2人か、子どもと一緒かどうか把握していました。 こうした日頃の備えが役立って、地区の住民たちが倒壊した住宅の下敷きになっているお年寄り2人を速やかに見つけて救出活動を行い、鎌倉さんも加わりました。 その際、鎌倉さんがお年寄りに声をかけると、「大丈夫」という返事が返ってきたということです。 最終的には、別の住民が近くにある建築会社のフォークリフトを使
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