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ブックマーク / blogs.jpcert.or.jp (6)

  • なぜ被害公表時に原因を明示するのか/しないのか~個別被害公表と事案全体のコーディネーションの観点から~ - JPCERT/CC Eyes

    はじめに 複数の省庁からメール関連システムへの不正アクセスによる情報漏えいについて被害公表がなされていますが、報道やSNS上では、どの製品の脆弱性が原因なのか明かされないことへの疑問などが指摘されています。悪用された脆弱性に関する情報の被害公表時の取り扱いは、サイバー攻撃被害に係る情報の共有・公表ガイダンス[1]検討会(事務局:NISC、警察庁、総務省、経済産業省、JPCERT/CC)で議論され、同ガイダンスにて示されています。あらためて、個別の被害公表時の扱い方と、複数組織がいる場合の全体のコーディネーションについて解説します。 ※なお、公表のあった事案の詳細は不明ですが、現時点において関連する被害公表がなされた事案について弊センターは関与していないため、稿については個別のインシデント対応に係る守秘義務契約等になんら影響するものではない点を記しておきます。 原因となった製品の脆弱性に関

    なぜ被害公表時に原因を明示するのか/しないのか~個別被害公表と事案全体のコーディネーションの観点から~ - JPCERT/CC Eyes
    wushi
    wushi 2023/08/10
  • DNSの不正使用手法をまとめた技術ドキュメントの公開 - JPCERT/CC Eyes

    はじめに Domain Name SystemDNS)はインターネットサービスを使用する上で欠かせない基幹サービスであり、DNSが関連するセキュリティインシデントへの対処は、健全なインターネットを維持するために重要です。ブログでは、JPCERT/CCもメンバーとして参加しているFIRSTのDNS Abuse SIGが、2023年2月に公開したDNS Abuse Techniques Matrixについて、その日語版をJPCERT/CCが主体となり作成および公開したので紹介します。 2023年2月、FIRSTのDNS Abuse SIGが公開したDNS Abuse Techniques Matrix - DNS Abuse Techniques Matrix https://www.first.org/global/sigs/dns/DNS-Abuse-Techniques-Matri

    DNSの不正使用手法をまとめた技術ドキュメントの公開 - JPCERT/CC Eyes
  • 注意喚起や情報共有活動における受信者側の「コスト」の問題について ー情報発信がアリバイや成果目的の自己目的化した行為にならないためにー - JPCERT/CC Eyes

    Top > “脆弱性”の一覧 > 注意喚起や情報共有活動における受信者側の「コスト」の問題について ー情報発信がアリバイや成果目的の自己目的化した行為にならないためにー JPCERT/CCも関わった、「サイバー攻撃被害に係る情報の共有・公表ガイダンス」[1]が今年3月に公表されました。このガイダンスでは、被害組織同士、あるいは被害組織と専門組織間のやり取りを通じた情報共有活動や被害公表をスコープとしており、主に被害組織が情報を発信する場合を中心に解説しています。他方で、多くの組織においては、情報共有活動において「情報を受け取る」側であることが大半です。また、情報共有活動に限らず、注意喚起情報など日々多くの情報を受け取っています。 今回はこの「情報の受け取り」に係る課題、特に、“自己目的化”した注意喚起や情報共有(提供)が受け取り手側にコストを与えてしまう問題点について解説し、より効果的な注

    注意喚起や情報共有活動における受信者側の「コスト」の問題について ー情報発信がアリバイや成果目的の自己目的化した行為にならないためにー - JPCERT/CC Eyes
    wushi
    wushi 2023/05/09
    セキュリティ
  • ラッキービジター詐欺で使用されるPHPマルウェア - JPCERT/CC Eyes

    JPCERT/CCでは、国内のWebサイトが改ざん被害を受け、不正なページが設置される事例を継続して観測しています。これらの事例では、不正に設置されたPHPスクリプト(以下、PHPマルウェア)により、ページにアクセスした訪問者が詐欺サイトや不審な商品販売サイトなどに誘導されることがわかっています。 今回は、複数の調査事例から得られた知見をもとに、国内のWebサイト改ざんで頻繁に見られているPHPマルウェアの詳細について紹介します。 被害事例 PHPマルウェアが設置されたWebサイトでは、アクセスした訪問者を詐欺サイトや不審な商品販売サイトなどに転送する不正なWebページが多数サーバー上に作成されます。図1は、ページにアクセスした際に表示されるラッキービジター詐欺サイトの例です。 図1:転送先の詐欺サイトの例 攻撃者は、コンテンツマネジメントシステム(以下、CMS)の脆弱性を悪用して、PHP

    ラッキービジター詐欺で使用されるPHPマルウェア - JPCERT/CC Eyes
  • 攻撃者が悪用するWindowsコマンド(2015-12-02) - JPCERT/CC Eyes

    Windows OSには標準で多数のコマンド(以下「Windowsコマンド」といいます。)がインストールされています。しかし、ユーザが実際に利用するのは多くの場合そのうちのごく一部です。一方、侵入した攻撃者も情報を収集し、あるいはネットワーク内で感染を拡大させるためにWindowsコマンドを使っていることをJPCERT/CCの調査で確認しています。ここで注目されるのは、普通の利用者が使うWindowsコマンドの集合と攻撃者が使うWindowsコマンドの集合のずれです。両者が大きく違っていれば、Windowsコマンドの実行状況を監視または管理することで、攻撃者の動きを検知あるいは抑制できることになります。 今回は、攻撃者が侵入したWindows OS上で使用するWindowsコマンドを明らかにし、攻撃者は使うが各ユーザにとっては不要なWindowsコマンドの実行を制限することで、攻撃による影

    攻撃者が悪用するWindowsコマンド(2015-12-02) - JPCERT/CC Eyes
  • インターネット上に公開されてしまったデータベースのダンプファイル(2017-08-08) - JPCERT/CC Eyes

    2017年6月下旬にドイツセキュリティ研究者より、日国内の多数のWebサイトで、データベースのダンプファイル(以下「ダンプファイル」)が外部から閲覧できる状態にあるとの報告を受けました。JPCERT/CCでは、提供いただいた情報をもとに該当するWebサイトの管理者に連絡し、状況を確認しました。今回は、この問題について確認できた状況を紹介します。 また、報告者は2017年7月5日に、この問題について世界での状況を記事[1]として取り上げています。 ドキュメントルート直下に設置されたダンプファイル 問題のダンプファイルは、どのWebサイトでもdump.sqlなどのファイル名でWebサーバのドキュメントルート直下に置かれており、そのファイルを参照するURLに直接アクセスすれば、ダンプファイルを閲覧できる状態になっていました。 JPCERT/CCでは、報告を受けた当初、広範囲に行われた何らかの

    インターネット上に公開されてしまったデータベースのダンプファイル(2017-08-08) - JPCERT/CC Eyes
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