本書の中ではとりわけプロセス管理、メモリ管理まわりの記事が秀逸で手元に一冊置いておきたくなったので Amazon で注文しちゃいました。僕はこの他に Linuxカーネル2.6解読室 も読んでいますが、Linux カーネル2.6解読室がより source をベースとした説明であるのに対して本書は概念を理解するために読むという位置づけかと思います。 と言うわけで、僕的には二冊読んで Linux カーネルの source の樹海に初めて足を踏み入れることができるものだと感じていますが、まだまだカーネルに関してあまちゃんなんで本書でも勉強するところは山ほどあります。特にロードアベレージの解析をする記事を過去に書きましたが、その前に読んでおくべき一冊だったと今更ながら思ってます。 目次 - Linux カーネル徹底理解 第1章 カーネルとは何か まずは「カーネルとは何か」を知ることから始めましょう。