タグ

ブックマーク / gendai.media (102)

  • 「SNSとネットこそが、民主的な言論の場である」…? トランプとマスクが進める「言論の自由」政策が、破壊しようとしている「重要な価値」(ベンジャミン・クリッツァー) @gendai_biz

    政権を発足させたトランプ大統領やイーロン・マスク氏は、「学問の自由」を攻撃するとともに、専門家による言論のチェックに嫌悪感を示しつつ、誰もが好き勝手に発言する「言論の自由」を重視する姿勢を見せています。こうした姿勢はどのような意味で問題なのか、昨年『モヤモヤする正義』を刊行したベンジャミン・クリッツァーさんが解説します。 マスクトランプの「反多様性」1月20日にアメリカ合衆国大統領として再就任したドナルド・トランプは、バイデン前政権が実施していた「多様性・平等性・包摂性(DEI)」を推進する方針を撤回し、「生物学的な男女」のみを性別として認める大統領令に署名した。そして、トランプ大統領は「学問の自由」を激しく攻撃している。DEI関連の研究や教育プログラムへの資金提供を停止する動きを加速させたほか、公衆衛生や気候変動対策などに関わる自然科学的な研究も標的となっており、研究機関の持つデータや

    「SNSとネットこそが、民主的な言論の場である」…? トランプとマスクが進める「言論の自由」政策が、破壊しようとしている「重要な価値」(ベンジャミン・クリッツァー) @gendai_biz
    wuzuki
    wuzuki 2025/03/07
  • 弱者男性は「差別」されてはいない、しかし…。弱者男性問題を「有意義に論じる」ための一つの方法(ベンジャミン・クリッツァー) @gendai_biz

    この数年でしばしば目にするようになった「弱者男性」という言葉。どこか見る者を居心地悪くさせるこの言葉を、いかに有意義に論じるかについて、昨年『モヤモヤする正義 感情と理性の公共哲学』を上梓した批評家・哲学者のベンジャミン・クリッツァーさんが考えます。 「弱者男性」という曖昧な言葉 インターネットから発祥した「弱者男性」という言葉は、この数年間で世間にも定着した。 批評家の杉田俊介による『男がつらい! 資主義社会の「弱者男性」論』(2022年、ワニブックス)やライターのトイアンナによる『弱者男性1500万人時代』 (2024年、扶桑社新書)など、弱者男性はいまや書籍でも取り上げられるテーマになっている。そして、昨年に刊行された拙著『モヤモヤする正義』でも、2章にわたって弱者男性の問題を扱っている。 一方で「弱者男性」という言葉に対する反発も強い。とくにフェミニズムを支持する人々からは「女性

    弱者男性は「差別」されてはいない、しかし…。弱者男性問題を「有意義に論じる」ための一つの方法(ベンジャミン・クリッツァー) @gendai_biz
    wuzuki
    wuzuki 2025/01/25
    男性に多い、欲求が制御できず犯罪に走る人に対して、「加害者が悪い」とするだけで「制御するための支援」が充実していないことを私は割と問題だと思ってる。ここが充実すれば「弱者男性」の欠乏感も減りそう。
  • 勘違いしている人も多い…「ポリティカル・コレクトネス」と「リベラリズム」の関係をご存知ですか?(ベンジャミン・クリッツァー) @gendai_biz

    政治が混乱し、人々はいがみ合い、分断が進む……社会が混沌とするなか、さまざまな政治的な考え方や立場について、整理して考える必要がこれまで以上に高まっています。 『モヤモヤする正義 感情と理性の公共哲学』を上梓した批評家・哲学者のベンジャミン・クリッツァーさんが、「ポリティカル・コレクトネス」と「リベラリズム」の関係をひもとき、両者のあるべき姿について論じます。 リベラルに対する反発「ポリティカル・コレクトネス」(PC)への反発が、そして「リベラル」に対する批判が目立つようになってから久しい。 2016年にも2024年にも、ドナルド・トランプアメリカ大統領選に勝利した際には「リベラルたちがポリコレに傾き過ぎたことが民主党の敗因だ」という主張がもっともらしく語られていた。最近では「ポリコレ疲れ」という言葉もよく耳にする。 また、PCに関連するものとして「キャンセルカルチャー」などの風潮が問題

    勘違いしている人も多い…「ポリティカル・コレクトネス」と「リベラリズム」の関係をご存知ですか?(ベンジャミン・クリッツァー) @gendai_biz
    wuzuki
    wuzuki 2025/01/19
  • 「スマホをパクってるのは絶対にスキマバイトの連中だろ」…150億円の赤字に転落した「ヤマト運輸」で「iPhone窃盗」が頻発している「謎」(週刊現代) @gendai_biz

    「スマホをパクってるのは絶対にスキマバイトの連中だろ」…150億円の赤字に転落した「ヤマト運輸」で「iPhone窃盗」が頻発している「謎」 東京23区内にあるヤマト運輸の営業所。朝8時、眠い目をこすりながら出勤してきたセールスドライバーの男性は、目の前の光景を目撃した瞬間、「はあ、またこれか…」と言わんばかりにため息を漏らした。 視線の先にあるのは、複数のパレット(台車)に積み残された大量の宅急便。大小さまざまな段ボールが放置されたままで、その数およそ200個はあるだろうか。自身が運転するトラックの荷台には、まだ半分ほどしか荷物が積まれておらず、午前中指定の宅急便もあるというのに配達に向かえない。 そんな男性を尻目に退勤するのは、スキマバイトアプリで集まったスタッフたち。この営業所では、彼らが「早朝仕分け」を担当しているが、日雇いバイトで不慣れなスタッフも多いため、セールスドライバーの出社

    「スマホをパクってるのは絶対にスキマバイトの連中だろ」…150億円の赤字に転落した「ヤマト運輸」で「iPhone窃盗」が頻発している「謎」(週刊現代) @gendai_biz
    wuzuki
    wuzuki 2024/12/14
    ヤマトの荷物仕分け、メルカリハロかシェアフルで割と入ってるけど、私が入る現場では荷物の窃盗はしにくい構造だと思うしiPhoneの箱も見かけない。曜日によって仕分けルールが違うことがあるのが地味にやりにくい。
  • 開成東大卒の「天才AIエンジニア」が都知事選出馬…オードリー・タンに背中を押されて決めた「圧倒的危機感」の正体(現代ビジネス編集部) @gendai_biz

    東大AIエンジニア起業家・SF作家。 そんな異色の経歴を持つ東京都知事選候補が、出馬の表明と同時に知識人からの注目を集めている。 安野貴博氏、33歳。 「テクノロジーで誰も取り残さない東京へのアップデート」などユニークな政策を掲げる彼は、一体どんな人物なのだろうか。 取材を通じて、驚くべき経歴と出馬にかける思いが明らかになってきた。 9歳の頃、独学でプログラミングを学ぶ まずは「天才AIエンジニア」と呼ばれるに至る経歴から見てみよう。 安野氏は9歳の頃、独学でプログラミングを始め、17歳にして初めてのWebサービスをリリース。未来予測の確率論「マルコフ連鎖」をベースに開発されたもので、すでに“超高校級”のエンジニアだったことがうかがい知れる。 開成高校を卒業後は、東京大学に進学。人工知能研究のエキスパートが集まる松尾豊研究室で学びながら、いくつものサービスを開発する。国会議員の全発言を

    開成東大卒の「天才AIエンジニア」が都知事選出馬…オードリー・タンに背中を押されて決めた「圧倒的危機感」の正体(現代ビジネス編集部) @gendai_biz
    wuzuki
    wuzuki 2024/06/11
    ほかの経歴に比べたら劣るのかもしれないけど、(なぜかこの記事では紹介されてないけど)M-1グランプリに出場経験あるのも地味に凄いし多才。『サーキット・スイッチャー』面白かったのでみんな読もう。
  • 新聞、まもなく消滅へ…読売、朝日を辞めた記者が「ヤバすぎるマスコミの内情」を明かす(週刊現代) @moneygendai

    「大人は毎朝、新聞を読むのが当たり前」そんな時代はもう、とっくに過ぎ去ってしまった。70代の8割がスマホを持つ世の中で、巨体を維持できなくなった彼らは、どこへ向かおうとしているのか。 退職者に「戻ってこないか」 「読売はいまだに体育会系の社風で『辞めるヤツは、ついてこれないから辞めるんだ』と、退職者が出たら悪口を言うのが習いでした。ところが最近は、そんなことを言っていられないほどの勢いで辞める人が増えている。東京社では自分も含めて同期の3分の1ほどが辞めました。 今年は記者だけでなく、購読者データやデジタル広告を管理する新社内システム『yomiuri ONE』の開発リーダーを務めた、デジタル部門のエースTさんが辞めて広告系の会社に移り、激震が走っています。まだ読売の看板を信奉している役員連中は、激怒していたようですが」 こう明かすのは、最近読売新聞を退職した30代の記者だ。「マスコミ界の

    新聞、まもなく消滅へ…読売、朝日を辞めた記者が「ヤバすぎるマスコミの内情」を明かす(週刊現代) @moneygendai
    wuzuki
    wuzuki 2023/12/27
    「失笑」の使われ方が気になる。/ 紙の新聞がなくなると、窓の拭き掃除や割れたお皿の処理にも困る。/ 北海道の「私の赤ちゃん」写真の夫婦のように、限られた誌面だからこそ希少性に繋がる企画ができないだろうか。
  • 「26歳と名乗っていたが実際は39歳」...香港でAV女優が逮捕、いま「日本人の出稼ぎ売春」が止まらない「切実な理由」(週刊現代) @gendai_biz

    海外出稼ぎ売春をする日人女性「逮捕された女の一人は、日でAV女優として活動していました。現地メディアによると、売春の対価は極めて高額で、一回につき6000〜7000香港ドル(約11万〜13万円)。彼女は客に26歳と名乗っていたが、実際は39歳だったそうです」(全国紙中国支局記者) 9月5日夜、香港現地警察が尖沙咀(香港南部の繁華街)で一斉摘発を実施し、日国籍の女4人を含む売春グループ10人が逮捕された。日人女性の間ではいま、「海外出稼ぎ売春」が盛んに行われており、彼女たちも売春目的で香港を訪れていたと見られる。 「出稼ぎが増えたのは、コロナ禍以降ですね。国内の風俗で稼げなくなり、こぞって海外に行くようになった。英語のできる子が自力で現地の風俗店と交渉するケースもありますが、多くは『エージェント』と呼ばれる斡旋業者を使います。SNSには『エージェント』を名乗るアカウントがわんさかあり

    「26歳と名乗っていたが実際は39歳」...香港でAV女優が逮捕、いま「日本人の出稼ぎ売春」が止まらない「切実な理由」(週刊現代) @gendai_biz
    wuzuki
    wuzuki 2023/09/19
    「アニメや漫画で日本語覚えたよ」っていう外国人は実際はAVで学んでる人が多い、と友人が言ってたのを思い出す。id:akagiharu 支援のつもりで遊ぶの、全然アリだと思う。お金は払ってプレイせずにお話だけしてもいいし。
  • 静岡限定ハンバーグ「さわやか」、県外からもファン殺到だが「全国展開」しない理由(A4studio) @moneygendai

    10月18日、静岡県内のみでチェーン展開している人気のハンバーグ店「炭焼きレストランさわやか」の富田玲社長が、浜松市内の大学で特別講義し、県外進出について「若い社員が店長になる機会を増やすためにあるかもしれないが、いつとは言えない」と胸の内を語った。 この発言がTwitterで一気に拡散。“ついにさわやかが県外進出か?”と、多くの静岡県民以外の「さわやか」ファンが早とちりをして、トレンドワードになってしまう珍事が起きたのである。 この過熱ぶりを受けて、さわやかの富田社長が公式Twitterアカウントで「(県外進出の発言は)あくまで長期的な人財育成も踏まえた将来の可能性の一つとして挙げたものです」と釈明する事態にまで発展してしまったのだ。 社長が漏らした一言がここまで拡散した原因には、「さわやか」を支持する根強いファン層の存在が挙げられる。そこで今回は、品業界事情に詳しいフードアナリスト・

    静岡限定ハンバーグ「さわやか」、県外からもファン殺到だが「全国展開」しない理由(A4studio) @moneygendai
    wuzuki
    wuzuki 2023/04/02
    さわやか、何きっかけで知ったのか思い出せない……。
  • え、猫のサブスク?物議を呼んだ「ねこホーダイ」サービス停止で終わらぬ保護猫問題(FRaU編集部)

    え、のサブスク?物議を呼んだ「ねこホーダイ」サービス停止で終わらぬ保護問題もっといい方法を模索する必要性 昨年末、『ねこホーダイ』というサービスが物議を呼んだ。月定額380円を支払うとと暮らすことができるというのサブスク。中小企業ホールディングスの子会社「のらバンク」が12月15日にサービスをスタートさせたのだが、その内容に愛家はもちろん、多くの人が驚愕し怒り炎上した。サービス停止を募る署名がすぐに始まり、12月29日に、のらバンクはサービス停止を公式に発表した(※1)。 「ねこホーダイ」問題はサービス停止という結論になったが、だからと言って犬の飼育放棄や多頭飼育崩壊が減るわけではない。のら問題、殺処分を現象のために動物愛護団体に負担かかかり過ぎる現状など、課題は山積みだ。「ねこホーダイ」の記憶がまだ残る今こそ、改めてが抱える問題について考えてみたい。 ※1:https

    え、猫のサブスク?物議を呼んだ「ねこホーダイ」サービス停止で終わらぬ保護猫問題(FRaU編集部)
    wuzuki
    wuzuki 2023/01/11
  • 私たちはなぜここまで「ハイスペ人材競争」に駆り立てられているのか? 偉大な思想家が出した「一つの答え」(箱田 徹)

    思想家として活躍し、世界中に大きな影響を及ぼしたミシェル・フーコー。 彼はある時期以降、「競争」や「新自由主義」について深く考えたことで知られる。じつはその思想は、現代日の状況について考えるさいにも役に立つ。 『今を生きる思想 ミシェル・フーコー 権力の言いなりにならない生き方』を上梓した天理大学准教授の箱田徹氏が解説する(記事は、同書の一部を編集したものです)。 「競争」が真理になる 市場での競争は放置しても決してひとりでには成立しない。完全競争が可能になるような経済秩序を実現するためには「社会の構造に、また深いところに」介入しなければならない。競争という一種の「秩序」を成立させ、経済成長を実現させてこそ、社会の自由は確保される。 新自由主義型の統治性はこのように考える。自由は元から自然にあって尊重されるべきものではなく、介入によって生産されるべきものなのである。このとき競争という概

    私たちはなぜここまで「ハイスペ人材競争」に駆り立てられているのか? 偉大な思想家が出した「一つの答え」(箱田 徹)
    wuzuki
    wuzuki 2022/12/22
  • 「講談社文芸文庫」は、なぜ「文庫なのに高価」なのか? その装幀に隠された「秘密」と「思想」(水戸部 功)

    生涯に1万5000点以上のの装幀を担当し、数々のベストセラーを生み出した装幀界のトップランナー、菊地信義。 今年3月に逝去した菊地が、35年にわたるライフワークとして手掛けたのが、講談社文芸文庫の装幀だ。 その集大成となる作品集『装幀百花 菊地信義のデザイン』が12月に刊行された。 多くの読者を魅了した菊地のデザインの「秘密」とその「思想」を、菊地に師事したデザイナー・水戸部功が読み解く。 (記事は「群像」2023年1月号への寄稿を編集したものです)。 「文庫」という理想グーテンベルクによる活版印刷の歴史が始まって以来、日独自の出版形態として発展を遂げた「文庫」は、出版の理想の形といえる。活版印刷の発明が目指したのは、詰まるところ、言葉の複製だ。聖書を始めとするテキストを広く一般に普及させるには、それまでの、手で書き写すか木版かという方法では時間もコストもかかりすぎるため、効率的な複

    「講談社文芸文庫」は、なぜ「文庫なのに高価」なのか? その装幀に隠された「秘密」と「思想」(水戸部 功)
    wuzuki
    wuzuki 2022/12/20
  • 日本人はなぜこんなに「お金を使わない」のか? 心の奥底に染みついた「恐ろしい怪物」の正体(永濱 利廣)

    気鋭のエコノミスト永濱利廣氏は『日病——なぜ給料と物価は安いままなのか』で、「低所得・低物価・低金利・低成長」の「4低」状況を「日病」と名付け、その原因と、脱却の道筋を考察する。 リーマン・ショック後、日がデフレスバイラルから脱却できない一方、海外諸国は「日化」を回避し、見事に立ち直った。いったいどんな経済政策を実行したのか?『日病——なぜ給料と物価は安いままなのか』から見てみよう。 バーナンキがやったこと海外の国々が日の長期停滞から学びとり、見事リーマン・ショックから立ち直ることができた経済政策とは、どのようなものなのでしょうか。 リーマン・ショック当時、FRB議長だったベン・バーナンキ氏は、プリンストン大学でバブル崩壊後の日の長期不況を研究していた人です。そして偶然にも、彼の任期中の2008年9月15日にリーマン・ショックが起きました。 FRBとは、米連邦準備制度理事会(

    日本人はなぜこんなに「お金を使わない」のか? 心の奥底に染みついた「恐ろしい怪物」の正体(永濱 利廣)
    wuzuki
    wuzuki 2022/12/17
    永濱さんだ。このまえ経済学の研究会でお話を聴いたばかり。/ 最低賃金は上がり続けてるから、私の学生時代と比べたら時給は良くなってるように思える部分もあるけど、こういうデータがあるのは強いな。
  • 日本での「不毛な反ポリコレの議論」を超えるために、これから「参照されるべき視点」(ベンジャミン・クリッツァー)

    3つの「エセ真理」2018年にアメリカで出版されてベストセラーになった憲法学者のグレッグ・ルキアノフと社会心理学者のジョナサン・ハイトの共著が、11月末、日でも『傷つきやすいアメリカの大学生たち 大学と若者をダメにする「善意」と「誤った信念」の正体』という邦題で翻訳が出版された。 書は、アメリカの大学で巻き起こっている「キャンセル・カルチャー」や「ポリティカル・コレクトネス」の問題が発生する背景や、アメリカの学生たちが「Woke(政治や社会問題に対する意識が高い人たちの俗称)」になっている原因を分析したである。 具体的には、1995年以降に生まれてネットやSNSと共に育ってきた「i世代」と呼ばれる若者たちの世代的特徴や、学問の理念よりも経済的利益を優先するあまりに若者たちを「お客様」として扱うようになった現代の大学の体質などが、さまざまな文献や数多くの具体例を参照しながら、問題の原因

    日本での「不毛な反ポリコレの議論」を超えるために、これから「参照されるべき視点」(ベンジャミン・クリッツァー)
    wuzuki
    wuzuki 2022/12/14
  • 【独占インタビュー】スティーブン・ピンカーが語った「進歩・傷つきやすさ・合理性」について(スティーブン・ピンカー) @gendai_biz

    『21世紀の啓蒙』『暴力の人類史』などの著作で知られ、さきごろ新著『人はどこまで合理的か』が刊行されたハーバード大学心理学教授スティーブン・ピンカー博士に、批評家ベンジャミン・クリッツァー氏が行ったインタビューを3回シリーズでお届けする。3回シリーズの最終回は、キャンセルカルチャーと進歩の関係や、合理性や民主主義に日人が取りがちな否定的態度などについて聞いた。 世界は悪くなっている? ——最近では「キャンセルカルチャーやWokeのせいで世の中はどんどん悪くなっている」と言っている人も増えています。しかし、ピンカーさんは『暴力の人類史』や『21世紀の啓蒙』のなかで「世界の状態はこれまでに改善され続けており、現在も進歩は続いている」と強く主張されています。 キャンセルカルチャーの風潮と「世界の状態は改善し続けている」というピンカーさんの持論は矛盾しているのでしょうか、それとも一致しているので

    【独占インタビュー】スティーブン・ピンカーが語った「進歩・傷つきやすさ・合理性」について(スティーブン・ピンカー) @gendai_biz
    wuzuki
    wuzuki 2022/11/26
  • 【独占インタビュー】スティーブン・ピンカーが語った「マルクス主義とアナーキズムの何が間違っているのか」(スティーブン・ピンカー) @gendai_biz

    『21世紀の啓蒙』『暴力の人類史』などの著作で知られ、さきごろ新著『人はどこまで合理的か』が刊行されたハーバード大学心理学教授スティーブン・ピンカー博士に、批評家ベンジャミン・クリッツァー氏が行ったインタビューを3回シリーズでお届けする。第2回は、再び注目を集めるアナーキズムやマルクス主義について聞いた。 アイデアの「起源」と「価値」の関係 ——『暴力の人類史』や『21世紀の啓蒙』では、世界を改善するうえで啓蒙思想や民主主義が果たした役割が強調されていました。しかし、「ヨーロッパ起源である啓蒙思想や民主主義が世の中を良くしてきたと主張するのは、西洋中心主義的な発想だ」と批判する人も多くいます。このような批判には、どう答えられますか? ピンカー まず、「アイデアの起源がどこにあるか」ということは、そのアイデアが真であるか偽であるか、そのアイデアが役に立つかそうでないかということとは全く関係が

    【独占インタビュー】スティーブン・ピンカーが語った「マルクス主義とアナーキズムの何が間違っているのか」(スティーブン・ピンカー) @gendai_biz
    wuzuki
    wuzuki 2022/11/25
  • 【独占インタビュー】「世界的知性」スティーブン・ピンカーが語った「『表現の自由』は、なぜこれほど重要なのか?」(スティーブン・ピンカー) @gendai_biz

    『21世紀の啓蒙』『暴力の人類史』などの著作で知られ、さきごろ新著『人はどこまで合理的か』が刊行されたハーバード大学心理学教授スティーブン・ピンカー博士に、批評家ベンジャミン・クリッツァー氏が行ったインタビューを3回シリーズでお届けする。第1回は「キャンセルカルチャー」や「Wokeカルチャー」などについて話を聞いた。 人はなぜ「集団として合理的」なのか? ——ピンカーさんは『人はどこまで合理的か』では証拠に開かれたオープンマインドの重要性を説き、『21世紀の啓蒙』では啓蒙主義の大切さを論じておられました。最近のピンカーさんの著作からは「アメリカのアカデミアに蔓延する不寛容をなんとかしたい」という気持ちや、「合理性や科学的事実を重視する議論をポストモダニズムやアイデンティティ・ポリティクスによる攻撃から守りたい」という問題意識を感じます。 おそらく、アメリカで流行っている「キャンセルカルチャ

    【独占インタビュー】「世界的知性」スティーブン・ピンカーが語った「『表現の自由』は、なぜこれほど重要なのか?」(スティーブン・ピンカー) @gendai_biz
    wuzuki
    wuzuki 2022/11/24
  • アメリカで「リベラリズム」の立場から「ポストモダニズム批判」が強くなっている理由(ベンジャミン・クリッツァー) @gendai_biz

    作家のヘレン・プラックローズと数学者のジェームズ・リンゼイの共著である『「社会正義」はいつも正しい』が早川書房から刊行された。批評家のベンジャミン・クリッツァー氏が、同書の読みどころを解説する。 「特権」をめぐる議論 近頃では、日でも「特権」に関する議論が盛んになされるようになった。もともとはアメリカにおける「白人特権」の理論に由来しているが、日では「男性特権」について論じられることが多い。女性差別に関する従来の議論では、性犯罪や賃金格差など、女性の側が被る具体的な被害が問題視されていた。 それに対して、男性特権の理論では「性犯罪に遭う心配をせずに夜道を歩けること」や「自分には正当な賃金が支払われるのが当たり前だと思えること」など、男性側の経験や意識が問題視される。つまり、女性差別が存在している社会では、女性たちが被っている差別を受けずに済むという点で男性たちには「特権」がある、とされ

    アメリカで「リベラリズム」の立場から「ポストモダニズム批判」が強くなっている理由(ベンジャミン・クリッツァー) @gendai_biz
    wuzuki
    wuzuki 2022/11/17
    アメリカとフランスでのポストモダンの違いが興味深い。「何を正しいとするか」というより「客観的な正しさの判断が可能か否か」の段階で分かれている話として認識。マイノリティも一枚岩ではないんだけどなぁ。
  • ノーベル賞経済学者ポール・クルーグマンが激白「日本経済を復活させるには、定年を廃止せよ」(週刊現代) @gendai_biz

    自信なさげにボソボソ喋るメガネの男、キシダに国を任せていて大丈夫なのか? 世界は、日の総理に厳しい目を向けている。いったいどうすれば日は復活できるのか、国内外の7人の「知の巨人」に聞いた。1人目は、2008年にノーベル経済学賞を受賞した経済学者、ポール・クルーグマン氏だ。 経済学の常識を揺るがす「インフレ」 岸田政権がこのまま続けば、経済はますますダメになる――日政府のやり方を見ていると、そう思わざるをえません。 そもそも岸田文雄総理は現在、世界中で起きている「インフレ」がどれほど異常なものか、分かっているのでしょうか。

    ノーベル賞経済学者ポール・クルーグマンが激白「日本経済を復活させるには、定年を廃止せよ」(週刊現代) @gendai_biz
    wuzuki
    wuzuki 2022/11/10
    今は定年後再雇用制度あるし、定年の有無ってそんなに関係あるんだろうか?
  • 「なぜ私たちは自殺をしてはならないのか?」、哲学・思想の歴史から導かれる「意外な答え」(ベンジャミン・クリッツァー) @gendai_biz

    「なぜ自殺をしてはならないのか」。この問いに導かれて、アメリカ歴史学者ジェニファー・マイケル・ヘクトが哲学の歴史の森に分け入り、思索し、著した『自殺の思想史――抗って生きるために』の邦訳が、このたび、みすず書房より刊行された。批評家のベンジャミン・クリッツァー氏が、同書の議論を紹介する。 「自殺」の論じられにくさ「自殺」は重大な問題だ。大半の人は、家族や友人が自殺をしようと考えていることを知ったらそれを阻止しようと努力するだろうし、親密な相手が自殺を検討したことがあるという事実を知るだけでもショックを受けるだろう。自分自身が自殺を考えていた時期がある人は、その時分の記憶を苦々しさや不安と共に思い返すはずである。そして、実際に家族や友人に自殺してしまい、心に傷を抱えながら生きている人は多々いる。 また、自殺は個人的にだけでなく社会的にも重大な問題と見なされている。自殺者が多い社会はそうでな

    「なぜ私たちは自殺をしてはならないのか?」、哲学・思想の歴史から導かれる「意外な答え」(ベンジャミン・クリッツァー) @gendai_biz
    wuzuki
    wuzuki 2022/10/13
  • 「学問的な批判」は、いかにして「誹謗中傷」「いじめ」に堕すか? 研究者たちの経験から見えること(ベンジャミン・クリッツァー) @gendai_biz

    「学問の自由」と「社会正義」の衝突2020年8月、筆者は、世界的に有名な言語学者・認知科学者であるスティーブン・ピンカーに対して、彼をアメリカ言語学会の要職の立場から除名することを請願する公開書簡が発表された事件について紹介する記事、およびその背景にある「キャンセル・カルチャー」について解説する記事をサイトに寄稿した(〈「世界的知性」スティーブン・ピンカーが、米国「リベラル」から嫌われる理由〉、〈一つの「失言」で発言の場を奪われる…「キャンセルカルチャー」の危うい実態〉)。 「キャンセル・カルチャー」とはさまざまな意味合いを含む曖昧な言葉であるが、上述の記事では「著名人の過去の言動やSNSの投稿を掘りかえして批判を行い、人に謝罪を求めたり地位や権威を剥奪するように人の所属機関に要求したりするような振る舞い」と定義している。当時、「キャンセル・カルチャー」という言葉は邦ではまだ一般的

    「学問的な批判」は、いかにして「誹謗中傷」「いじめ」に堕すか? 研究者たちの経験から見えること(ベンジャミン・クリッツァー) @gendai_biz
    wuzuki
    wuzuki 2022/09/21
    論点が多岐にわたっている。「批判」がエスカレートして「いじめ」になる問題と、センシティブな問題や研究結果に言及することが「差別」とされ排斥に繋がること、そしてトランスジェンダーにまつわる問題。