ひょんなことから、中国の小学校の教科書を見る機会があった。 中国の小学生というのは、なかなか大変らしく、低学年から中国語、算数に加え、英語もやっていて、宿題ががっつりでるらしい。そこに「労働」とかいう授業や、パソコンの授業や、「品徳与社会」という授業があるらしい。品徳与社会というのは、「道徳と社会」のことらしい。でもって、だいたい授業時間が足りない国語や算数や英語に代わってしまって、時間割通りに授業がいかないらしい。 そんな品徳与社会は、教科書を見てみれば、なかなか興味深かった。ここでその魅力を紹介したい。