高速道路の路肩に停車している工事車両や作業車両は、どれもみなハンドルを左に切って停めています。また、宅配便最大手のヤマト運輸のトラックも、停車時の「ハンドル左切り」がルールとされています。いったい、どんな意味があるのでしょうか。 【画像】悲惨な事故を起こさないために… 働くクルマがハンドルを切る様子(14枚) 全国の高速道路では、2015年から2029年度末まで長期にわたる「高速道路リニューアルプロジェクト」が進められています。 その関係で、高速道路上で工事車両を見かける機会も多くなっていますが、前出のとおり、路肩に停車している工事車両はどれもハンドルを左に切っています(=前輪タイヤが路肩側を向いている)。 なお、タイヤが左を向いているのは工事車両だけではありません。事故処理のために駆け付けたパトカーやレッカー車両、高速道路の清掃用車両なども、みな路肩に停まっている時にはタイヤが左側を向い