沖縄に関するxijiaoのブックマーク (81)

  • <社説>「殺害」示唆 植民地扱いは限界だ 許されない問題の矮小化 - 琉球新報デジタル

    えたいの知れない重苦しい塊が胸の中に居座り続けている。なぜ繰り返し繰り返し、沖縄は悲しみを強いられるのか。この悔しさはまさしく、持って行き場がない。 行方不明だった会社員女性(20)が遺体となり見つかった事件で、死体遺棄容疑で逮捕された元米海兵隊員で軍属の容疑者が「首を絞め、刃物で刺した」と供述した。事実なら、事故などでなく意図的に殺害したことになる。 しかも遺体は雑木林に放置された。被害者の恐怖と無念はいかばかりか。想像すると胸が張り裂けそうになる。もう限界だ。今のままの沖縄であってはならない。 現在進行形の「戦場」 女性と容疑者に接点は見当たらない。事件当日の日没は午後7時で、女性は8時ごろウオーキングに出た。大通りがいつものコースだった。日暮れから1時間たつかたたずに、商業施設に程近い通りを歩くだけで、見も知らぬ男に突然襲われ、最後は殺されたのだ。しかも相手はかつて海兵隊員として専門

    <社説>「殺害」示唆 植民地扱いは限界だ 許されない問題の矮小化 - 琉球新報デジタル
  • 辺野古海上で抗議の芥川賞作家、海保が逮捕 米軍が拘束 - 沖縄:朝日新聞デジタル

    米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設先とされる同県名護市辺野古の海上で1日、カヌーで抗議行動をしていた芥川賞作家の目取真(めどるま)俊容疑者(55)が米軍に拘束され、引き渡しを受けた第11管区海上保安部が日米安全保障条約に基づく刑事特別法違反の疑いで緊急逮捕した。辺野古海上にいた反対派を米軍が拘束したのも、海保が逮捕したのも初めてという。 11管によると、逮捕容疑は同日午前9時20分ごろ、辺野古沿岸で立ち入り禁止の臨時制限区域内に許可なく侵入したというもの。米軍警備隊に拘束され、午後5時20分ごろ、海保に引き渡されたという。11管は認否を明らかにしていない。 関係者によると、4人の仲間とカヌー5艇で抗議行動中、立ち入り禁止を示す浮き具を越えて中に入り、米軍に拘束されたという。 目取真容疑者は沖縄在住で、1997年に「水滴」で芥川賞を受賞した。 辺野古では、国と県が訴訟で3月4日に和解

    辺野古海上で抗議の芥川賞作家、海保が逮捕 米軍が拘束 - 沖縄:朝日新聞デジタル
  • 『クリフォード訪琉日記』 琉球国のリアルな記録 - 琉球新報デジタル

    『クリフォード訪琉日記』H・J・クリフォード著、浜川仁訳・解説 不二出版・1800円+税 書は19世紀初頭、琉球国を訪れたH・J・クリフォードの訪琉日記全訳である。訳者が英国博物館で発見し、書の元になった日記稿のオリジナル版(英文)の方は、後日刊行予定だという。琉球ファンとなりベッテルハイムの琉球派遣にも力を尽くしたクリフォードの観察眼に基づく日記が、書では軽妙な筆致で訳されている。いまは存在しない琉球国の人々のリアリティーあふれる記録だといっていい。 クリフォードはアイルランド生まれの英国人、海軍大尉として英艦ライラ号で1816年に琉球国を訪れた。日記は9月21日から10月27日の間、ほぼ毎日書かれている。琉球国暦でいえば嘉慶21年7月から9月、尚〓王の代。米国のペリー来琉より約40年、琉球国滅亡の70年ほど前のこと。尚育王と尚泰王に対する冊封使の来琉は日記後である。 日記は18

    『クリフォード訪琉日記』 琉球国のリアルな記録 - 琉球新報デジタル
  • 6年ぶり「打花鼓」 中城村伊集で十五夜祭 - 琉球新報デジタル

    【中城】村伊集の野呂殿内で「十五夜祭」が9月27日、5年ぶりに開催され、伊集に伝わる伝統芸能「打花鼓(たーふぁーくー)」が地元で6年ぶりに披露された。 月明かりの下、観客は中国風の音楽と踊りに夢中になった。祭りでは獅子舞や「伊集早作田」など16演目が行われた。 打花鼓は20代の伊集の青年11人が、歌に合わせて踊る。中国伝来だが現在は伊集だけに伝承されており、県の文化財に指定されている。 打花鼓保存会の井口善春会長(80)は、伊集に伝わる打花鼓はもともと那覇市久米村で演じられていたと説明する。「伊集から奉公に行った先代が口伝えし持ち帰ったからこそ、現在まで踊ることができている。これからも若い世代と踊り続け、継承したい」と話した。 子ども会で打花鼓の練習を重ねている奥浜陸翔(りくと)君(11)は「自分が踊る役を見て勉強した」と話した。演舞を見た奥浜貫太君(12)は「観客が盛り上がっていた。大き

    6年ぶり「打花鼓」 中城村伊集で十五夜祭 - 琉球新報デジタル
    xijiao
    xijiao 2015/10/03
    「打花鼓は20代の伊集の青年11人が、歌に合わせて踊る。中国伝来だが現在は伊集だけに伝承されており、県の文化財に指定されている」
  • [大弦小弦]ウシェーティナイビランドー… | 大弦小弦 | 沖縄タイムス+プラス

    「ウシェーティナイビランドー」。17日の県民大会で、翁長雄志知事が安倍首相へ向けたしまくとぅばを、知事自身は「ないがしろにしてはいけない」と語釈している ▼しかし、あの場にいたウチナーンチュは「なめるな」と受け止めたはずで、その心意気に強く共鳴した。

    [大弦小弦]ウシェーティナイビランドー… | 大弦小弦 | 沖縄タイムス+プラス
    xijiao
    xijiao 2015/05/20
    "知事自身は「ないがしろにしてはいけない」と語釈している▼しかし、あの場にいたウチナーンチュは「なめるな」と受け止めたはずで、その心意気に強く共鳴した"
  • 【刊行案内】「関西大学長澤文庫蔵琉球官話課本集」(内田 慶市編著)|関西大学東西学術研究所

    HOME > 新着情報(2015年) > 【刊行案内】「関西大学長澤文庫蔵琉球官話課集」(内田 慶市編著) 【刊行案内】「関西大学長澤文庫蔵琉球官話課集」(内田 慶市編著)

  • <社説>ナイ氏発言 沖縄に犠牲強いるのは誰か - 琉球新報デジタル

    近代国家である限り、公権力の暴虐を戒めるのはまっとうな感覚であろう。民主主義の国に生きているなら当然の見解ともいえる。 ジョセフ・ナイ元米国防次官補(現ハーバード大教授)が2日、琉球新報の取材に対し、普天間飛行場の名護市辺野古移設について「沖縄の人々の支持が得られないなら、われわれ、米政府はおそらく再検討しなければならないだろう」と述べた。沖縄の民意に逆行して工事が進むことへの懸念を明快に示した形だ。 ナイ氏は米外交政策に最も影響力を持つ国際政治学者だ。米国務長官に助言する外交政策委員会のメンバーでもある。いわば米外交の主流中の主流だ。 これに対し日の外交当局、政治の主流派は辺野古強行の大合唱である。沖縄の民意を正当に受け止める発言が、沖縄が属する日からでなく、米国から出てくるばかりなのが残念でならない。 安倍晋三首相や菅義偉官房長官は「辺野古が唯一の選択肢」と繰り返す。だが、当の米国

    <社説>ナイ氏発言 沖縄に犠牲強いるのは誰か - 琉球新報デジタル
    xijiao
    xijiao 2015/04/07
    "米国は、沖縄の本土復帰の際にも1995年にも、2005年の現行案決定の時にも、再三再四、在沖米海兵隊の米本国撤退や県外移設を提案していた"
  • 辺野古「知事支持」83% 新基地反対76% 本紙緊急世論調査 | 沖縄タイムス+プラス

    辺野古移設で「翁長知事の姿勢を支持する」が83%に上った 新基地建設にも76%が反対で、政府対応は80%が支持せず 調査は菅氏来県に伴い実施。県内移設への反発がより明確に

    辺野古「知事支持」83% 新基地反対76% 本紙緊急世論調査 | 沖縄タイムス+プラス
  • 沖縄本・新書・古書・古本|榕樹書林のブログ(宜野湾市)

    8月13日の琉球新報に原田禹雄先生追悼文が掲載されました。 筆者の又吉靜枝先生は琉球古典舞踊の第一人者であり、冊封使を迎えての琉球舞踊の復元に尽力された方です。 その際、原田禹雄訳注の『徐葆光 中山伝信録』を活用、原田先生直々の助言を受けられました。 記事全文は下記URLよりお願い致します。 https://ryukyushimpo.jp/news/obituary/entry-3365801.html 原田禹雄先生 追悼 当社の主要な出版物である『冊封琉球使録集成』の訳註者である原田禹雄(はらだのぶお)先生の訃報を受けました。4月28日、96歳で天寿を全うしたとの事です。謹んで哀悼の意を表します。 当社の出版活動は1991年の『空手道大観』から始まるが、その中核を担ったのは原田先生の訳注による『冊封琉球使録集成』(全11巻)であり、そこから派生した『琉球神道記』『質問草』『琉球国旧記』

  • 台湾と福建の留学生受け入れ再開へ 県、15年度に予算化 - 琉球新報デジタル

    沖縄県は2015年度から、台湾中国福建省からの県系子弟以外の留学生受け入れ事業を再開する方向で調整を進めている。県費による留学生受け入れは、10年度の「県民視点による事業棚卸し」で効果が疑問視され、12年度にアジア地域からは県系子弟以外の受け入れは中止された。今回、対象地域を台湾と福建省に限定し、子弟以外の受け入れを再開したい考えだ。 県が継続実施している「ウチナーンチュ子弟留学生受入事業」の予算を増額(年度比805万円増)する形で実施する予定。新年度予算案に盛り込んだ。受け入れ人数は、台湾から2人、福建省から1人の予定。1年間、県内の大学で学ぶ学費と生活費を県が負担する。今後募集を開始する予定。

    台湾と福建の留学生受け入れ再開へ 県、15年度に予算化 - 琉球新報デジタル
  • 福州の梁氏:琉球久米村の文化と風俗

    中国福建省の永盛i梁氏の委員会から大会参加の要請があり、副会長:崎山孝次郎、理事:国吉克哉、事務局長:国吉薫の3名が久米梁氏呉江会を代表して参加してきました。12月6日~8日まで三日間に渡る福建梁氏の皆さんとの交流の様子を報告します。 12月6日(金) 06:30  那覇空港に集合、台北に向かう。 14:00  台北経由で福建省の福州長楽国際空港着 今回、千年記念式典に参加する機会を利用して、沖縄梁氏の始祖・梁嵩公の出身地である梁边村を訪ねた。到着後、早速祭壇に酒と菓子を添えて焼香する。持参したお祝儀10万円を贈呈した。 隣の寺に案内された。落成式には間に合わなかったが、新しい仏像が鎮座していた。 なかなかの出来合いで美しい仏像であった。中央に千手観音、右側に獅子に乗った文殊菩薩、左に像に乗った普賢菩薩の三尊が並ぶ。よほどの仏師の作であろうと感心する。 受付ブースの前で大会委員長の梁訓湘氏

  • 村上嘉英 「近世琉球における中国語学習の様態」 - 書籍之海 漂流記

    『東方学』41、1971年3月、同誌91-100頁。 有名な唐栄の住民(久米三十六姓)は、明初といわれる中国からの移住の後、次第に中国語を忘れていっていたのだが、18世紀初(1718年)に国家制度としての中国教育体制が整う(明倫堂の設置)。ここで教えられるのは彼ら来の母語である福建語ではなく北京官話であった由。 因みに明倫堂の設置を提起したのは程順則であった。またこの年1718年は蔡溫が琉球国の統治の最高責任者の地位にあった時期である。蔡溫は冊封使としてこの前々年に清へ出発し、この年に帰還している。二人とも久米三十六姓の出身である。

    村上嘉英 「近世琉球における中国語学習の様態」 - 書籍之海 漂流記
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  • とがった視線、沖縄へ 反基地運動に根拠乏しい非難:朝日新聞デジタル

    「売国奴」「中国の手先」。米軍基地に反対する運動を中傷する言葉が、沖縄に投げつけられている。街頭で、テレビで、インターネットで。かつてない視線の背景は何なのか。 JR大阪駅前。ハンドマイクを握っていた大森正子さん(69)の前で、長い髪の女性が立ち止まった。 「許可とってんの?」 大森さんの仲間が割って入っても、女性は叫び続ける。「中国に侵略されるやん!」「日を破壊しようとしている」。騒ぎは警察官が駆けつけるまで続いた。昨年12月下旬のことだ。 大森さんたちは、政府がめざす米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設に反対する市民団体のメンバー。大阪駅前で反対を訴える活動は2004年から週1回続けてきた。翌週、JRは監視役の駅員を置いた。集まる署名は半減したという。 大森さんを非難した女性は、ブログで改憲や核武装を訴える「現代撫子(なでしこ)倶楽部(くらぶ)」の中谷良子代表。3

    とがった視線、沖縄へ 反基地運動に根拠乏しい非難:朝日新聞デジタル
  • 「紅いもタルト」ハラール認証 県内業界で初 - 琉球新報デジタル

    ハラール認証について発表するお菓子のポルシェの澤岻カズ子社長(中央)ら=31日、県庁 菓子製造のお菓子のポルシェ(読谷村、澤岻カズ子社長)の「紅いもタルト」が、イスラムの戒律に従って生産された「ハラール」の認証を取得した。県内では八重山殖産に次いで2件目で、菓子業界では初めて。 県物産公社(那覇市、上里至社長)の支援事業を通して認証に取り組んだ。関係者らは県産土産品の消費増やイスラム教徒の誘客増など沖縄観光への波及効果に期待している。31日、関係者が県庁で会見した。 今回は、タルト専用の製造ラインを持つ国際通り松尾店工場(那覇市)で作られた商品についての認証。同店では現在年間940万個ほどを製造販売しているが、今後は県内他店舗での販売も順次増やしていく予定。早ければ5月上旬にも認証マークを記した商品を販売する。澤岻社長は「イスラム教徒の観光客に安心して買い物し、べていただく土産品として、

    「紅いもタルト」ハラール認証 県内業界で初 - 琉球新報デジタル
    xijiao
    xijiao 2014/04/02
    「ハラール認証商品はマレーシアやシンガポールなどの市場にも展開できる。ハラール認証の県内でのさらなる普及、拡大を図りたい」/星馬で紅いもタルトを買える日も近い?
  • 本日発売!! がじゅまるブックス6 琉球の花街 辻と侏(じゅり)の物語

    浅香怜子著 琉球の花街として知られる辻は、土のものとは異なる成り立ちと性格を持っていることで知られている。 女達による自治、あるいは辻にかよう客との関係等々を歴史と伝承をふまえて解明しつつ、著者の活動=土の門付け芸能としての「春駒」の継承、その伝播の南限としての琉球の「じゅり馬」との比較研究を通して、「辻」とは何かを明らかにする。 これまでの辻をめぐる議論を一新する女の立場からの「ものがたり」である。 多数の写真図版を収録し、資料性も高めている。カラーグラビア有り。 〈目次〉 はじめに-辻の名芸妓の死 一 琉球の花街 1 辻地域のこと 2 旧廿日正月とじゅり馬 3 辻の戦後 4 現在のじゅり馬の風景 二 辻村女の里(チージ)の暮らし 1 女性たちの組織 2 侏とチージの共同性 3 侏の暮らし 4 チージのもてなしと料理 5 盆切りと歳切り 6 侏の墓がないチージ 三 侏をとりま

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  • 秘密法強行採決 憲法を破壊する暴挙だ - 琉球新報デジタル

    この国の憲法を破壊する暴挙で民主主義は著しく後退した。 特定秘密保護法案は参院国家安全保障特別委員会で強行採決され自民、公明両党の賛成多数により可決した。政府答弁は二転三転し、納得できる説明がないまま泥縄式の対応で審議を打ち切った。「良識の府」が数の力による「翼賛の府」に変質した日として歴史に刻まれるだろう。 審議は尽くされていない。依然としてどんな情報を秘密にするのか基準があいまいだ。政府の裁量が大きく「その他」という文言によって恣意(しい)的に解釈され、秘密が増え続ける可能性が高い。官僚による情報隠し、国民の「知る権利」が侵害される懸念は払拭(ふっしょく)されていない。 次に秘密指定の妥当性をチェックする仕組みが不十分だ。安倍晋三首相は4日「保全監視委員会」の設置を表明、菅義偉官房長官は5日「情報保全監察室」を内閣府に設置すると説明した。 政府内に設置される身内の組織であり、独立性や公

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  • 『藝能史研究』 202号 「特集・近世日本・琉球・中国の藝能交流」(2013年7月) - 書籍之海 漂流記

    同号収録の武井協三「江戸薩摩藩邸における唐躍りの上演」、紙屋敦之「寛政八年琉球使節の江戸上りについて」、板谷徹「唐躍台『琉球劇文和解』」で学ぶ。三氏への感謝の念をまず。以下はその内容の、私の興味と観点からする咀嚼である。 琉球の演劇には、日の歌舞伎を手に琉球で作られた琉球語で演じられる組踊(くみおどり)のほかに、中国の話劇がそのまま中国語(漢語)で演じられる唐躍(とうおどり)が存在した。「おどり」と名が付くがどちらも舞踏ではなく劇である。 前者は中国から歴代琉球王を冊封に訪れる冊封使の前で上演され、後者はもともと王府で王家たる尚氏の観覧に供されたものであるが、琉球王国の薩摩藩従属後、在国中または江戸参府中の藩主島津家一族の前で演じられるようになった。ただし薩摩・江戸のいずれの土地でも、演者は来の伝承者である中国系琉球人の久米村(唐栄)住民ではなく、彼らから特訓を受けた首里の士族であ

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  • 琉球独立学会を設立 平和な『甘世』実現目指す - 琉球新報デジタル

    「琉球民族独立総合研究学会」の設立を発表する研究者ら=15日午後1時すぎ、那覇市泉崎の県庁 琉球の島々に民族的ルーツを持つ人々が独立を目指し、学際的な調査研究を進める「琉球民族独立総合研究学会」が15日、設立された。学会設立準備委員会を務める研究者らが同日、那覇市の県庁で記者会見し、発表した。 委員らは米軍基地などを具体例に「沖縄で繰り広げられている問題を解決するには独立しかない」と指摘。「独自の民族として、平和に生きることができる『甘世』(あまゆー)を実現させたい」と話し、自己決定権を行使した基地のない島を目指し、担い手となる人々の参加を呼び掛けている。 沖縄の施政権が返還された「復帰」40年の昨年、宜野湾市の沖縄国際大学で「脱軍事基地、脱植民地化」をテーマにしたシンポジウムが開催されたことがきっかけ。日国民などの多数派が琉球の方向性を一方的に決めている現状をあらためて確認し、参加して

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  • 「ミーミンメー」豊年、繁栄願う ミルクが道ジュネー - 琉球新報デジタル

    【南城】南城市大里字古堅区(上原良三区長)に約200年伝わる豊年祭「ミーミンメー」が旧暦4月1日にあたる10日、同区で行われ、区の繁栄などを願い、区内を道ジュネーした。道ジュネーの途中で、三線の音色に合わせ「ミーミンメー、シーヤープー」と歌いながら、かわいらしい踊りを披露する子どもたちに、訪れた区民から温かい拍手が送られた。 午後5時ごろ、古堅集落の家・照屋家を皮切りに、厄払いの意味が込められたなぎなたの形をした旗頭を先頭に、ミルク(弥勒)、老爺、老婆とともに、子どもや区民がアシビナー(遊び庭)など区内4カ所を道ジュネーした。 各所で踊りや棒術を奉納し、道ジュネーの最後に訪れた「アシビモー(遊び毛)」では、踊り、棒術後にミルクや上原区長がカチャーシーを踊って締めくくった。 色鮮やかなちゃんちゃんこに身を包んだ保育園児から小学校低学年の子どもたちは、ジンナーク(五円玉付き棒)を両手に持ち、

    「ミーミンメー」豊年、繁栄願う ミルクが道ジュネー - 琉球新報デジタル