今から100年前、1923年9月1日に発生した関東大震災。東京では震災後の火災によって、多くの人が命を落とした。火災による死者は、東京市(※注1)の死者・行方不明者6万8660人のうち6万5902人、じつに96%に及ぶ。 当時の映像を8K高精細カラー化すると、火の手が迫っているにもかかわらず、逃げ出す気配のない人々の姿が浮かび上がった。 なぜ、人々は逃げ出さなかったのか。なぜ、これほど多くの人が、火災に巻き込まれて命を落としたのか。(NHKスペシャル「映像記録 関東大震災 帝都壊滅の三日間」取材班) (※注1) 現在の千代田区、中央区、港区、新宿区(一部)、文京区、台東区、墨田区(一部)、江東区(一部)に相当する場所
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