野辺山における日食の詳細予報[PDF:0.3MB] 用語解説 野辺山電波ヘリオグラフによる日食観測 野辺山電波ヘリオグラフは、 東西490m・南北220mのT字型に配置された84台のパラボラアンテナで太陽からの電波を受け、 コンピュータ上で84台で受けた太陽電波の信号を基に太陽の画像を合成する、 太陽専用の開口合成型電波望遠鏡です。 通常は、 太陽の高度が十分高くなり精度の良い観測ができる日本時間午前7時45分から午後3時30分の間、 毎日太陽を観測しています。 野辺山高原では午前6時19分に日食が開始するので日食開始前から観測を始めたいですが、 太陽の高度が低い時に観測すると隣のアンテナが太陽を隠してしまう恐れがあるため、 当日は日本時間午前7時から観測を開始しました。 午前7時の食分は0.544と予想されるため、かなり欠けた状態からの観測になっています。 野辺山電波ヘリオグラフは、太陽