台湾の馬英九政権は、戦後70年に合わせて大規模な軍事パレードを行い、戦時中に中国大陸を統治していた国民党政権として、旧日本軍と激しく戦った歴史を内外にアピールするねらいがあるとみられます。 パレードには陸・海・空軍のおよそ3800人が参加したほか、主力戦闘機のF16による編隊飛行や、台湾が自主開発した超音速の対艦ミサイル「雄風3」の発射車両などの最新兵器が披露されました。 また日中戦争で旧日本軍と戦った元兵士も当時を再現した軍服姿で参加しました。 戦後70年のことしは、中国共産党も9月に北京で大規模な軍事パレードを計画していますが、馬英九総統は4日の演説で「8年間の抗日戦争は、当時の中華民国政府が主導した」と強調しました。 馬総統としては、戦時中に中国大陸を統治していた国民党政権として、旧日本軍と激しく戦った歴史を内外にアピールするねらいがあるとみられます。 一方、馬総統はこうした記念行事