給付付き税額控除、導入検討へ=「安心保障番号」創設も 給付付き税額控除、導入検討へ=「安心保障番号」創設も 政府は18日、減税と低所得層への給付金を組み合わせた「給付付き税額控除」制度の導入を検討する方針を固めた。子育て世帯やワーキングプア(働く貧困層)にターゲットを絞った負担軽減策と位置付ける。社会保障番号と納税者番号の機能を併せた「安心保障番号」創設も検討し、6月に決定する「経済財政改革の基本方針(骨太の方針)2009」に反映させる。 給付付き税額控除は、納税額が少なく、減税の恩恵が少ない低所得層や子育て世帯に減税の代わりに給付金を支給する制度。生活支援に加え、低所得者ほど税負担が重くなる消費税の「逆進性」を緩和する役目も果たす。給付の対象は年収約250万円以下の低所得層となる見通しだ。(2009/05/19-00:19) 関連ニュース 【アクセスランキング】今、1番の注目記事と写真