「反水素」生成、効率10倍=詳細分析可能に−東大など 通常の物質と正反対の性質を持つ「反物質」の一つで、水素と反対の電気を帯びた反水素原子を従来の10倍の効率で生成することに、東京大と広島大、理化学研究所などの研究チームが成功した。高精度の分析がしやすくなるという。論文は21日付の英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズ電子版に掲載された。 反物質は宇宙誕生の際に物質と同じ量生まれたとされるが、なぜ物質だけが残ったかは分かっておらず、物質との違いの詳細な分析が求められている。通常の物質と出会うと消滅するため、加速器で生成した反物質は真空中の磁場に閉じ込めるが、詳しい分析を行うには磁場の影響がない場所に反物質を引き出して調べる必要がある。 東京大の黒田直史助教らは、欧州合同原子核研究所(CERN、スイス)の大型加速器で生成した反陽子(陽子の反物質)と陽電子(電子の反物質)を、磁場の中で衝
アメリカ海軍の原子力艦船からの放射性物質の影響を監視する海上保安庁の新型の調査艇が、神奈川県横須賀市の海上保安部に配備されました。 海上保安庁は、アメリカ海軍の原子力艦船が寄港する横須賀港で、大気や海水に含まれる放射性物質の量を調べるため、昭和39年から横須賀海上保安部に調査艇を配備しています。 新型の調査艇「きぬがさ」は、これまでの調査艇の老朽化に伴い配備されたもので、最高速度はおよそ25ノットと、これまでより60%ほど速く航行できます。 また、船底には海水に含まれる放射性物質の量を自動的に測定する装置が新たに取り付けられ、これまで手動だった作業が効率化されました。 「きぬがさ」は、アメリカ海軍の原子力艦船が横須賀に寄港しているときは、毎日、原子力規制庁の職員も乗り組んで測定作業に当たります。 横須賀海上保安部の井上雅英部長は、「きぬがさの新しい設備やすぐれた機能を活用して、住民の安全・
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く