つい先ごろ、日本青年会議所のタウンミーティングで会場の7割の人が「今の日本は男女平等が行き過ぎている」と考えているという情報を目にし、23日には国連・女性差別撤廃委員会第44会期の日本審査があったもので、なんとなく、女性差別撤廃委員会がらみの情報を見直していたのだが、気になる言葉が目に止まった。 女性差別撤廃委員会が日本政府による女性差別撤廃への取り組みを審査するのに参照している資料の一つ、平成20年4月付の女子差別撤廃条約実施状況 第6回報告(PDF)の31ページ目、第7条(政治的及び公的活動における差別の撤廃)の1,「公的分野における女性の参画状況」で、こうある。 日本における政策・方針決定過程への女性の参画状況は、男女共同参画の国際的な指標の一つであるジェンダー・エンパワーメント指数(GEM)では2005年に世界第43位であるなど極めて不十分な状況にある。日本は、GEM上位先進国に比