女子中学生を15日間自宅に監禁したとして、兵庫県警姫路署は17日、未成年者誘拐容疑で、同県姫路市北条口の無職、富永篤史容疑者(31)を逮捕した。同署によると、富永容疑者は「誘拐したことは間違いない」と供述し、容疑を認めているという。 逮捕容疑は、1日午後4時ごろ、中学3年の女子生徒(15)が未成年と知りながら、携帯電話で「遊びにおいで」などと誘って自宅に連れ込み、16日午後5時ごろまで監禁したとしている。 同署によると、生徒は軽度の知的障害がある。生徒が「帰りたい」と家を出ようとすると、富永容疑者は「あかん、おらす」などといって頬を平手でたたき、携帯電話で殴るなど暴行を加えていた。富永容疑者が外出する際、生徒は携帯電話の充電コードで両手首を後ろ手に縛られていた。ただ、食事や水は与えられており、大きなけがや衰弱はないという。 また、生徒は「着せ替え人形のようにいろいろな服を着させられて写真を