ロサンゼルス(CNN) 米白人ヒップホップ・グループのビースティ・ボーイズは20日、メンバーの「MCA」ことアダム・ヤウクさんが唾液腺にできたがん性腫瘍の治療に入るため、ツアーの全公演と、アルバム新作「Hot Sauce Committee Part 1」の発売を延期したと発表した。 ヤウクさんがファンに向けたビデオメッセージで明らかにしたところによると、がんは検査結果で局部的であることが判明しており、声に影響はない。腫瘍は左耳下腺と、その右側のリンパ節にある。ヤウクさんは来週手術を受け、その後は放射線治療に努める。 ヤウクさんは約2カ月前からのどに異物感があり、専門家の診察でがんが発見されたという。ツアーがどの程度延期されるかは不明。