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ブックマーク / essa.hatenablog.com (30)

  • アメフト問題の中に無形のコモンズを巡る葛藤を見る - アンカテ

    日大の危険タックル問題は、ネット中立性の問題と似た構図の、コモンズを巡る立場の違いからくる対立が深層にあるような気がする。 内田監督と宮川選手の意識の乖離と呼ばれているものは、ルールというものを無形のコモンズととらえるか、当事者間のネゴシエーションととらえるかの違いだと思う。あるいは、コモンズと自分の利害をゼロサムゲームと見るか、自分が依拠しているコモンズを維持、発展させていくことにこそ自分の利益の基盤があると考えるかの違い。 そもそも、アメリカンフットボールのようなコンタクトスポーツで思いきりぶつかれるのは、相手に対して「ここまではやるかもしれないがこれ以上はやらないだろう」という信頼があるからだ。それは単なるルールの条文ではなくて、ダイナミックに変化する試合の中のさまざまなシチュエーションを通して、「こういう場面ではこれくらいはOKだけどこれはありえない」という暗黙の合意があるというこ

    アメフト問題の中に無形のコモンズを巡る葛藤を見る - アンカテ
  • 将棋のソフト指しに見る逆転の構図 - アンカテ

    (2017/01/03 追記) この記事内の不正の有無に関する見解について私は後日考えを変えました。詳しくは下記の記事を参照ください。 将棋が強い人が正義でいい、当に強ければ - アンカテ (追記終わり) 最近、将棋観戦してて、解説者が変に弱気になっていると感じることがよくあります。 昔から、解説の棋士は、対局者より上位の人でも「これが正解の手で、はたして彼はこれを見つけられるか」というような解説はしませんでした。全身全霊をかけて盤の前で真剣に対局している人には、解説者は一定の敬意を持っていました。解説者は、聞き手の人に冗談を言ったり視聴者向けに基の手筋を説明したりして、番組を成立させる片手間で読んでいるのですから、対局者より多少棋力が上でも、「正解を知っているのは対局者二人」というスタンスで解説してました。 だから、「ここではAかBしかない」と言って、指されたのがCであっても、別に解

    将棋のソフト指しに見る逆転の構図 - アンカテ
  • 原発 放射能は ジワジワやってくる - アンカテ

    原子爆弾は爆薬ではない 原発の放射能は「ドカーン」と来ることはなくて「ジワジワ」来ます。安全厨にも危険厨にもここを勘違いしている人が非常に多い。 放射能を爆薬の超強力なやつと思ってるんですね。それが一番の間違い。これをなるべく簡単な言葉で説明してみます。 爆薬っていうのは、反応を止めることも加速することもできる。放射能はそれができない、超マイペースなんです。 たとえば地雷なら、分解するか爆破してしまえばいい。分解が反応を止めることで、爆破が反応を加速することです。放射能は(正確には放射性物質は)、そういう意味で、止めることも加速して無効化することもできません。常にマイペースでジワジワ熱を出し続ける。 この熱を止めることができるという話はドラエモンレベルのSFになります。当に止められたらアインシュタイン10人分くらいの天才。放射能はそれくらい定評のあるマイペース。 「外で何が起きても一定の

    原発 放射能は ジワジワやってくる - アンカテ
  • b-casカード不正改造問題の本質はカードの交換を不可能にしたこと - アンカテ

    b-casカードの不正改造問題が騒がれているが、「カードがクラックされた」ということではなく「カードが交換できない」ということが問題の質で、この点がクローズアップされるべきだと思う。 鍵を盗まれたのかアルゴリズムに欠陥があったのか? 2ちゃんねるでは「b-casカード完全解析」とか「b-casカード終了」とか言われているが、暗号化アルゴリズムが破られたわけではない。 「暗号化アルゴリズムが破られた」という言葉は、鍵無しで暗号文を復号する方法が発見された時に使うべきだ。暗号化アルゴリズムが知られても、鍵が無ければ破れない暗号はたくさんある。というか、来は、暗号化アルゴリズムは公開され(てレビューを受け)るべきもので、中身を知られてから暗号文をどれだけたくさん集めて研究されても、鍵無しでは絶対に(現実的な計算時間では)復号されないということがアルゴリズムの役割である。 今回のクラッキングは

    b-casカード不正改造問題の本質はカードの交換を不可能にしたこと - アンカテ
    yachimon
    yachimon 2012/05/23
    安心のアンカテクオリティなんであわせて読みたいが発生しているが、言いたいことは理解できる。
  • 新人技術者に贈るネットを理解する為の教科書5冊 - アンカテ

    皆さんが社会の中心になる15年後には、今存在しない会社が一位で、おそらく今存在しない業務をしている 先日公開したスピーチのメモのこの部分にたくさんの人から言及をいただきました。 私もこれが、今から仕事をする人に一番強調しておくべきことではないかと自分でも思っています。 今、ネットを引っぱっている企業の多くは、15年前には生まれてない会社です。唯一の例外は、1977年に創業したアップルですが、これも、今のアップルは、一度会社を追われ97年に復帰したスティーブ・ジョブズが、その時点で改めて創業し直したと見てもいいような気がします。iPodが作られたのはその後です。 ネットの進化する速度は、どんどんスピードアップしていますから、ここまでの15年と比較して、これからの15年の進化がゆるやかになるとは思えません。15年後にこの世界を率いている企業は、これから生まれる企業になるというのは、過激な極論で

    新人技術者に贈るネットを理解する為の教科書5冊 - アンカテ
  • 田舎の人は循環する時間という「宗教」を信仰している - アンカテ

    田舎でコンビニを開いた都会育ちの人が思ったこと - G.A.W. 私は、中学生の時に一緒にバンドをやっていた友人に「おまえは東京へ行く人間だからな」と言われたことがある。 ギターを弾いて作詞作曲をするくらいには好奇心の強い少年だったその友人は、一方でこの文章にうまく書かれている田舎のしがらみのまっただなかにある家に生まれた人で、その屈とした気持ちを何かの時にそういう言葉で私にぶつけてきた。 ただ、それは、そんなに強い言葉ではなく、その後もバンドは続いたし、別の高校に進学した後も友人関係は続いた。 彼の予言通りに、私は東京の大学に進学して東京で就職して、しばらくして連絡は途絶えてしまったけど、その言葉は今でも時々思い出す。 最後に会った時、地元の大学に進学した彼は、私よりずっとオシャレな、「今風の大学生」をやっていた。すごくいい車で私を駅まで向かえに来てくれて、服も車も単に高いだけでなくけ

    田舎の人は循環する時間という「宗教」を信仰している - アンカテ
  • 広がっている「日本」にアイデンティティを持とう - アンカテ

    On Off and Beyond: 海外で勉強して働こう 「日はもう立ち直れないと思う」というこのエントリが、はてなブックマークで大きな話題になっているのだけど、これは、言語と経済と政治文化と生活と安全保証の国境が全部同じである「日」という単位が消えるという意味ではないかと思う。そして、そういう全部ワンセットの「日」というものに頼っていると、あとで困るよという話。私はそう受け止めた。 たとえば、このエントリは日生まれで海外在住の人が日語で書いている。「日」と日語のWebの世界はもう随分違っていて、海外在住の日人の書くブログも渡辺千賀さんや梅田さんだけじゃなくて、他にもたくさんある。逆に、外国生まれで日に住んでいる人が書いているブログもいっぱいある。 日語圏は世界中に広がっているけど、隣近所が全員日語を話し日企業に勤めていて友達が全部日人である「日」は縮まって

    広がっている「日本」にアイデンティティを持とう - アンカテ
  • 民主党をやっつけるのに検察の手を借りなきゃならないようじゃ日本はおしまいだ - アンカテ

    よく状況が見えないので日和見していたら、言いたかったことをfinalventさんに先に言われてしまった。 検察権力が恣意的に正義のツラをして市民社会に介入してくるのを市民はいわば性として批判しないといけないということ。それは市民の義務にも近いものなんですよ。 世論調査からみる動向では一国の総理になりうる人だった。それを検察権力が市民の手の届かないところで打ち落としてしまったということなんですよ。 それがいかなる「正義」であっても、民主主義というのは、こういう危険な回路を除去しないといけないのですよ。 民主主義というのは市民が失敗したら市民が尻ぬぐいをする。愚かさのすっぱい果実をみんなで囓るのです。失敗しないような甘美な「正義」に身を委ねてはいけないのですよ。いかなる権力もそれを市民が「ちょっと待ってね」と制止する回路を組み込まなくてはならない。 私は、今の民主党をとても信頼できない。でも

    民主党をやっつけるのに検察の手を借りなきゃならないようじゃ日本はおしまいだ - アンカテ
  • 不確定性を受け入れ突出した人材の力を引き出せるのが良い組織 - アンカテ

    見積もり2億円のIP電話を820万円で構築した秋田県大館市から学べること:ITpro この例のAsteriskのように、十分業務に使えるレベルのオープンソースソフトウエアは他にもたくさんあります。 システム構築に数億円の見積りを出しているベンダーで、「このシステムは大館市のような方法で820万円で構築することは絶対に不可能だ」と言い切れるベンダーはいないと思います。つまり、820万円のシステムが2億円で売られているケースは、たくさんあると思います。 では、その2億円と820万円の差はどこから生じるかと言えば、「組織の中にノウハウを蓄積するコスト」です。 意欲的な個人が自分の興味のある分野で趣味として一つのことを勉強するのと、組織が属人性を排除して、つまり、誰がやめても業務を継続できるような形でノウハウを継続的に保持することの間には、それくらいの違いがあります。 組織が責任を持って業務を引き

    不確定性を受け入れ突出した人材の力を引き出せるのが良い組織 - アンカテ
  • WSJの誤報炎上について - アンカテ

    WSJが誤報で炎上している模様。 このエントリがわかりやすい。 Google、ネット中立性で方向転換?それともWSJの勇み足? | JOURNAL | FERMAT 日からYouTubeを見ると、同じ動画ファイルが何十万回も太平洋を越えてダウンロードされる。これはどう考えても無駄なことで、一度ダウンロードしたものをみんなで見るようにすれば、海底ケーブルの貴重な回線を効率的に利用できる。 それを利用者に意識させないでしようというのが、Edge Cashing という技術ではないかと思う。YouTubeのキャッシュサーバを日に置き、日の利用者がYouTubeを見た時にはそこにアクセスするようにしておけばいいという話。 海底ケーブルを無駄に浪費していると、そのコストは回り回って最終的には利用者の負担となる。それを未然に防ぐということだから、これは誰も損しない話で、どんどん進めるべき。むしろ

    WSJの誤報炎上について - アンカテ
  • zoomin/zoomoutを繰り返すことによって見えてくる世界 - アンカテ

    サイバーカスケードという話に前から疑問があった。 インターネットには、同じ考えや感想を持つ者同士を結びつけることをきわめて簡易にする特徴がある。つまり人々は、インターネット上の記事や掲示板等を通じて、特定のニュースや論点に関する考えや、特定の人物・作品等に関する反発や賛美等の感想を同じくする者を発見することができるようになる。加えて、インターネットは不特定多数の人々が同時的にコミュニケートすることを可能にする媒体でもあるので、きわめて短期間かつ大規模に、同様の意見・感想を持つ者同士が結びつけられることになる。その一方で、同種の人々ばかり集結する場所においては、異質な者を排除する傾向を持ちやすく、それぞれの場所は排他的な傾向を持つようになる。 そうした環境の下では、議論はしばしばもともとの主義主張から極端に純化・先鋭化した方向に流れ(リスキーシフト)、偏向した方向に意見が集約される。そして、

    zoomin/zoomoutを繰り返すことによって見えてくる世界 - アンカテ
  • 森公美子さんはiPhoneそのものを批判してるわけじゃない - アンカテ

    「私にiPhoneは無理無理!」森公美子がiPhone 3Gをハイテンションかつアグレッシブに批判 - GIGAZINE これって、「iPhoneを批判している」と読むのが若干ミスリード気味だと思う。 近所、家族、にAiphoneを持って居る人のみの仕様です! 店員は料金の説明に必死で、使い方などは教えてくれない、僕持ってないので〜(--;)って替われ替われ替われ替われ替われ替われ替われiフォン持ってる奴に替われ替われ替われ替われ・最低です 誰か使い方教えてくれない!???? 森さんは、一貫して「人から教えてもらう」ということを求めていて、残念ながら、それが得られなかったという話だ。 それで仕方なく、説明書を見て操作を理解しようとしたのだけど、その時点で頭の中は疑念と不安がいっぱいで、さすがのiPhoneUIもそれを突破するまでの力は無かった。 というか、箱から工夫してあるように、iPh

    森公美子さんはiPhoneそのものを批判してるわけじゃない - アンカテ
  • 歴史の中では20世紀が逸脱の時代として記憶されるかもしれない - アンカテ

    もし地球に未来があるとしたら、今世紀後半か22世紀くらいには技術によって地球が一つになって、国民国家が名実共に消滅するだろう。そうしたら、将来の歴史教科書では、16世紀から21世紀か22世紀くらいまでが「技術によって地球が一つになっていく過渡期」として一つの章が割り当てられるだろう。 しかし、この時代区分の中で20世紀だけは、異質な「逸脱の時代」として特記される。場合によっては、別の1章を割り当てられて「人間の性に反した圧政が敷かれていた暗黒の時代」みたいな扱いを受けるのではないだろうか。 つまり、30世紀くらいから人類の歴史を振り返った時に、「人類の歴史で一番変な時代はいつですか?」という質問に対して、誰もが「20世紀!」と口を揃えて言うような時代。おかしな事件や状況が頻発していて、学生が歴史を勉強する障害となり「この時代がある為に学生が歴史嫌いになる」と言われるか、あるいは逆に「20

    歴史の中では20世紀が逸脱の時代として記憶されるかもしれない - アンカテ
  • ストリートビュー批判の「Google の中の人への手紙」の海外での反響 - アンカテ

    樋口 理さんのGoogle の中の人への手紙 (日のストリートビューが気持ち悪いと思うワケ)というエントリを英語に翻訳したGlobal Voicesの記事は、英語圏でも議論を巻き起こしました。このエントリでは、経緯も含めて、その議論の一部を翻訳して紹介したいと思います。 なおこのエントリは、内容を随時更新していく予定です(末尾に更新履歴をつけました)。特に翻訳に関して、読んでいるみなさんの助力を期待しております。 ストリートビューとは ストリートビューとは、グーグルグーグルマップという地図サービスに追加された新しい機能です。アメリカで2007年5月にリリースされ、日では2008年8月にスタートしました。 サービスの詳細等について、詳しくは下記の記事を参照してください。 Google マップ ストリートビュー(グーグルの公式案内サイト) Google Mapsにストリートビューとマッシ

    ストリートビュー批判の「Google の中の人への手紙」の海外での反響 - アンカテ
  • 公開できない「暗部」のある組織はもうもたない、でもそれだけのこと - アンカテ

    新聞紙が売れなくなってしまって、 ネットメディアを収益の柱にしようとしていたのに、 ネットユーザーによって、売り上げを完全に止められてしまってるわけです。 しかも、これがいつ終わるのかというと、 誰も知らない。 誰に聞けばいいのかわからないし、 誰を説得すればいいのかもわからない。 特定のリーダーがいない組織との争いの 経験がある人は少ないですからねぇ。。。 んでも、こういったゲリラ戦に対処しなきゃいけない時代なんですよね。 これを書いている方は、「ネットは怖い」というイメージを強調したい人なのかもしれませんが、私はちょっと違うと思います。 同社は6月23日、同コーナーを中止・削除し、監督責任者や担当者らを処分すると発表したが、25日の株主総会で、それまでの常務デジタルメディア担当が社長に、同デジタルメディア局長も取締役に昇格する人事を可決・承認(27日に役員報酬の一部返上を発表)。これが

    公開できない「暗部」のある組織はもうもたない、でもそれだけのこと - アンカテ
  • 自分の絶望が理解されないだろうという絶望 - アンカテ

    深い絶望を検知するそのソフトは赤木論文に反応するだろうか?というエントリで私が言いたかったのは、セキュリティ社会を構築するのに近道はないということです。 それを示す為に、総務省の構想(とそれに期待してしまう一般の人の気分)は、結局、「絶望の検知」に帰着すると書きました。私は、コンピュータが絶望の検知をすることは原理的に不可能だし、大半の人は常識的にそう考えると思っていました。しかし、その認識は自分が思ったほど共有されてないようです。 私は「犯罪予告検知システム」に期待されているものを「謀議の検知」と「絶望の検知」に分けましたが、犯罪を犯そうとしている者が既にはっきり決行を決意していて、誰にも邪魔されたくないけど、情報交換の為にやむを得ずネットを使うケースもあると思います。これの情報を決行前に検知して予防の措置を取ることを、私は「謀議」の検知と呼びました。 インターネット全体を網羅的に監視す

    自分の絶望が理解されないだろうという絶望 - アンカテ
    yachimon
    yachimon 2008/06/18
  • 予告.inをSaaSワールドの予告として見る - アンカテ

    まず予告inについてのこの3つのエントリは必読。 予告inについて少し真面目に述べてみる : ロケスタ社長日記 デジモノに埋もれる日々: 総務省の「犯罪予告検知ソフト開発」の予算と「予告in」 - 対処は当に可能なのか 犯行予告共有サイト「予告.in」が痛快だ。が… :Heartlogic 個人やこういった小さい会社でやる分には、素早く、すぐにリリースして、改善していくことができます。 しかしその分、クオリティに問題があったり、対応がこなれていない可能性もあります。全部を人力でチェックするほどのコストもかけられないし、そもそも人的リソースが足りない。 国家が数億かけてやるものとは、そもそも性質が違うんですよね。意外に思うかもしれませんが、彼らの作るものが無駄だとは思っていません。 ネットというかWeb2.0とかいわれる世界は、実はそういうアイデアで溢れています。 理想が100だとしたら、

    予告.inをSaaSワールドの予告として見る - アンカテ
  • IT業界は業界の外へ向けて語る言葉を持つ気がない - アンカテ

    IPAX 2008を見に行ってきた - 発声練習 @ITの記事は、発言の意図をねじまげて強調しているという指摘があった。確かにこのエントリを見ると、かなり印象が違う。id:next49さんの方が、パネラーの発言の真意をよく理解してまとめている気がする。 しかし、私は、このエントリを読んでますますIT業界に絶望的な気分になった。 多分西垣さんの言いたいことはそうではない。西垣さんが引用した言葉は「10年泥のように働き、次の10年で人材管理などを十分勉強してもらい、次の10年で学んだことを発揮してもらう」というような意味合いだった。言いたい言葉の意図は「業務を体に覚えさせ、体で覚えた業務をもとに人材管理を学び、そして、管理・運営を行える人材となる」ということだと思う。 これは、個人に対する心構えとしては、納得できる部分もある。 実際、私はほぼこの時間割通りに生きてきている。83年に就職して93

    IT業界は業界の外へ向けて語る言葉を持つ気がない - アンカテ
    yachimon
    yachimon 2008/06/02
  • 決してフィルタリングできない子供の中の最強の異物 - アンカテ(Uncategorizable Blog)

    日経トレンディネットに注目すべき特集記事が上がっている。 親の安心によって子供が“失う”もの 「携帯フィルタリング」の波紋 - 日経トレンディネット しかしながら、こうした若者の携帯サイト利用におけるポジティブな側面が、正しい形でメディアに取り上げられる機会はほとんどなかった。そのため多くの「親」は、普段自らが触れることのない携帯サイトのネガティブな報道のみに触れ、不安を増長させているように感じてならない。 特集は、親世代の多くが普段触れることのない、携帯サイトにおける若者達の「日常の姿」を知ってもらうことを主旨とする。携帯サイトの悪い部分だけでなく、良い部分についてもよく理解し、フィルタリングをはじめとした「子供とケータイの付き合い方」について、改めて考えてもらうことができれば幸いだ。 まだ、途中までしか出てないが、携帯利用の「日常の姿」として、ポジティブなソーシャルサイトの事例がいく

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  • 2008/04/05 ちゃんと政治家を選ばないと子供が守れない時代 アンカテ(Uncategorizable Blog)

    昔はネットが無くてもやっていけた? 嘘をつけ。マジョリティはそうだったかもしれないが、マイノリティはそうじゃない。自己の中心的な属性を否定するような情報ばかりに曝されて人格形成で大きなハンディキャップを負い、無用な自己否定感を植え付けられ、あるいは自死に追い込まれてきたんだ。 そして、そのような子供に適切な手をさしのべられるほど知識のある大人は近くにはいなかった。なぜならば、マイノリティだからだ。それに対して活動している大人もそんなに地理的に近くにはいない。 インターネットの普及によりようやく、こうした子供に手をさしのべられるようになってきた。webフィルタリングは、このような子供を見殺しにしようとしている。 これは「ようやく助けることができる子供にその助けの手が届かない」という問題じゃない。 こんな法律が通ったら、マイノリティの子供は、技術的には可能なはずの助けが法律によって規制されてい

    2008/04/05 ちゃんと政治家を選ばないと子供が守れない時代 アンカテ(Uncategorizable Blog)