自分の絶望が理解されないだろうという絶望 - アンカテ

深い絶望を検知するそのソフトは赤木論文に反応するだろうか？というエントリで私が言いたかったのは、セキュリティ社会を構築するのに近道はないということです。 それを示す為に、総務省の構想(とそれに期待してしまう一般の人の気分)は、結局、「絶望の検知」に帰着すると書きました。私は、コンピュータが絶望の検知をすることは原理的に不可能だし、大半の人は常識的にそう考えると思っていました。しかし、その認識は自分が思ったほど共有されてないようです。 私は「犯罪予告検知システム」に期待されているものを「謀議の検知」と「絶望の検知」に分けましたが、犯罪を犯そうとしている者が既にはっきり決行を決意していて、誰にも邪魔されたくないけど、情報交換の為にやむを得ずネットを使うケースもあると思います。これの情報を決行前に検知して予防の措置を取ることを、私は「謀議」の検知と呼びました。 インターネット全体を網羅的に監視す

[shimaoshimao]

さとう

[rna]

「自分の絶望は誰にも理解されないだろうという絶望」この感覚は、誰も理解しないが故にただ一つの存在としての自分がある、という意味で自尊心の源泉でもある。そのギリギリの自己肯定が破綻する条件とは何か?

[taro-r]

してほしいのは共感じゃなくて理解，検出すべきは理解じゃなくて共感。文字にすると共感というコミュニケーションがわかりにくくなる。

[ushiwatat]

|「自分の絶望は誰にも理解されないだろうという絶望」といった心情を非常に強く拒否し排除しようという傾向です。そういうことを言う人たちの心の中に、ちょっとでも立ち入りたくないという恐怖心|

[ttpooh]

「誰かに見つけてほしいけど、おまえたちには見つけてほしくない」／ロバストな社会のあり方のいち提案。

[yamatedolphin]

これは全くの杞憂。世間はネットに全ての犯罪者を検知しろとかできるとか期待していない。従前より少しでも効果があれば程度の気持ちだろう。

[kenjiro_n]

大元の秋葉原の事件がまさにそうだったけど、Twitterみたいな言語化できた気持ちを垂れ流すパーソナルメディアを意図的に無視した節があるようでちょっと残念。

[plummet]

関連。予防・摘発という命題と、絶望した個人への救済という命題は、混在させない方がいいと思うんだがなぁ(´ω`　)　区別したところから歩み寄りを始めないと二元論に陥りそうな気がする。

[yuki-esupure]

さらに　自分が今抱えている絶望は　自分が自分でなかったら理解できないだろうっていう　絶望もあるね。

[terazzo]

絶望とは他者の不在。無意識を機械的に作り出すことは可能なんだろうか。