Opensource.comは6月25日(米国時間)、「5 modern alternatives to essential Linux command-line tools|Opensource.com」において、古くから使われているUNIX系コマンドの代替ツールを紹介した。代替ツールは古くから使われているコマンドと比べて、見た目が良かったり使いやすさが向上したりしているといった特徴があるという。 取り上げられている代替ツールは次のとおり。
UNIXの基本をなすプロセスやシグナルなどを分かりやすく解説した技術ドキュメント「Process Book」がGitHubにて公開されています。 同ドキュメントは、プロセスの生成、プロセスとファイル入出力、ファイルディスクリプタ、preforkサーバーの作り方、ゾンビプロセスと孤児プロセス、シグナルとkill、プロセスグループとフォアグランドプロセスといった話題を解説するドキュメントで、GitHubのreleasesディレクトリにはPDF、epub形式のファイルも格納されています。 UNIX環境でプログラムを開発する際に役立つだけではなく、普通のユーザーとしてターミナルを使ってコマンド操作を行う際にも役に立ちそうな内容だと思います。
GNUのcpを使って大量のファイルをコピーしたところ、cpの設計上の問題で、極めてコピーが遅かったというお話。 My experience with using cp to copy a lot of files (432 millions, 39 TB) よう。俺は最近、大量のファイルをコピーする必要があったんだが、UNIXは20年もやってきた俺の経験からも、cpの挙動には驚かされたし、俺の意見はコミュニティに共有されるべきだと思う。 環境:古いDellのサーバー(2コア、初期メモリ2GB、追加して10GB、Ubuntu Trusty)と、新しいDellのストレージ格納機(MD 1200)にある、12個の4TBディスクでRAID 6が設定してあって、全体で40TBの要領を持ち、二つのドライブが同時に失敗しても問題ない環境。サーバーは遠隔地バックアップに使われていて、ディスクへの書き込みし
ご用心: この記事を鵜呑みにせず、末尾に記載された一次ソースを確認してください。 ソースからソフトウェアをビルドしてインストールするときに使う /usr/local ディレクトリだけど、/opt ディレクトリとの住み分けとか、 そもそも標準はどうなっているのかとか、まともに知らんかったので Filesystem Hierarchy Standard を確認してみた。 /usr/local は何をすべきところなのか? 他のホストと共有されない 既存のシステムの破壊防止 FHS 準拠のソフトウェアをインストールする /usr/local ディレクトリ下自体が FHS 準拠になる /usr/local ディレクトリは、システム管理者がソフトウェアをローカルにインストールするために用いる。 /usr/local ディレクトリとして隔離されるため、同名のファイル名で既存のファイルを上書きするなどして
Unixを使っていると,/usr が全然ユーザー用じゃなくどう見てもシステムのための物だったり,/etc が事実上設定ファイル置き場となっていたり,/var がログファイル置き場となっていたりと,名が体を現していなくて奇妙な感覚を覚える.もっと分かりやすい名前の付け方があったんじゃないかと,Unixユーザーならば誰もが思うはずだが,これに対する解答がredditに投稿されており,その内容が非常に面白かったので,軽く翻訳してみた. Anyone know why /var and /etc weren't named something like /etc and /cfg? http://ja.reddit.com/r/linux/comments/cpisy/anyone_know_why_var_and_etc_werent_named/c0ua3mo 昔々,システム7が使われていてU
FreeBSD- The Power To Serve FreeBSDプロジェクトは24日(協定世界時)、arc4random(9)に推測可能なシーケンスが出てくるケースがあるかもしれないというセキュリティ勧告FreeBSD-SA-08.11.arc4randomを発表した。サポートしているすべてのバージョンのFreeBSDが影響を受けるため、該当する場合には最新のセキュリティブランチにアップデートするかパッチを適用してカーネルを再構築されたい。 arc4random(9)はRC4を使った汎用目的の乱数生成器。FreeBSDカーネルのYarrow乱数生成器から得られるエントロピーを使って定期的にリシードを実施しているが、FreeBSD起動時に適切ではない乱数が使われる可能性があることが明らかになった。arc4random(9)は暗号強度が要求されるシーンで活用されており、FreeBSDサブ
サン・マイクロシステムズは10月16日、UNIXについての入門レベルの認定資格「サン認定UNIX(Solaris)アソシエイツ」の提供を開始したと発表した。英語名は「Sun Certified Solaris Associates」(SCSAs)。受験チケット販売および受験予約は10月16日から、試験は10月23日に開始する。 SCSAsは、「ログイン、ログアウト、ファイルとディレクトリの管理、ファイルのパーミッション、エディタによるファイル作成と修正、シェルを活用したユーザー作業環境の構築、ファイルのアーカイブ、リモートコマンド、シェルスクリプト」など、SolarisおよびUNIX、Linuxシステムを扱うための基礎的なコマンドの使用方法、およびそれらの概念について知識を問うユーザー向け資格。 これまでサンでは、UNIX系OSの基礎レベルの知識を測る資格はなかったという。サンは、「企業の
それでもすべきスケールアウト さて、これまでボトルネックの調査について説明をしてきましたが、具体的にどのようにシステム増強の対応をすれば良いでしょうか。最近注目のシステムの増強方法は、スケールアウト型です。しかし、スケールアウト型の増強方法は設計が複雑になるだけでなく、実際にサービスを稼働させてからの運用なども煩雑になる可能性があります。 そのため、スケールアウト型のシステム増強を設計する際は、「簡単に運用することができるか」という点まで考慮をして検討するようにしたほうが良いでしょう。 スケールアウトをさせるときの注意 負荷分散のために、今まで1台で処理していたサーバを分けるとなると、データの確実な保存が課題になってきます。スケールアウトには、複数のサーバでのデータの保持がつきものになるため、避けては通れない問題といってよいでしょう。 実はこの問題に関しては、最適な解決策が場合によって変
UNIX系OSのシステムロギングをおよそ20年の長きにわたって支えてきた「syslogd」にも、限界が見えつつあります。その限界を打ち破る機能を備えた新しいシスログデーモンを紹介します。(編集部) シスログデーモン「syslogd」は、UNIX系OSのシステムロギングをおよそ20年の長きにわたり支えてきました。しかし、増大する信頼性や安全性への要求、ログの適正保管といった要望に応えるには、syslogdでは力不足との声が高まっています。 そんな折、システムロギングをより確実に行い、RDBMSへのデータ保存や監視システムの連携といった可用性にも優れた、「syslog-ng」や「rsyslog」が注目を集めています。この連載では、こうした次世代シスログデーモンを取り上げ、導入方法や活用方法を解説します。 システムロギングとsyslogd 実行したイベントの履歴、システム不調や変更の記録、不正ア
米Sun Microsystemsは5月5日(現地時間)、オープンソースコミュニティ開発者を対象にしたカンファレンス「CommunityOne Developer Conference」を米カリフォルニア州サンフランシスコ市内のMoscone Convention Centerで開催した。翌日の6日からは同会場でJava開発者カンファレンスの「JavaOne 2008」が開催されたが、CommunityOneはJavaOne参加者を対象にした前日イベントという位置付けになる。開催2年目になるCommunityOneだが、ここではSunのオープンソースプロジェクトの最新成果である「OpenSolaris」の新発表が行われた。 オープンソースコミュニティとのWin-Winの関係を築く CommunityOne開催に当たって開催されたオープニングキーノートには、米Sun Microsystems
Linuxなどを利用する上で、「これはどうやったら実現できるのだろう」と思うことは数知れない。本連載では、ユーザーがひんぱんに遭遇するであろう問題と、その解決方法を解説する。上級者には新たな発見を、初心者には上級者への道の手引きとなるだろう。 ファイルやディレクトリをバックアップ/同期するためのツールは幾つも存在していますが、rsyncはとりわけ大きな人気を誇っているといってよいでしょう。変更分を検出して差分のみを転送することで、ネットワーク経由でも効率的にバックアップ/同期が行える点や、sshなどのリモートシェル経由での利用が可能な点など、機能の洗練度はさすがに登場から10年以上たっているだけのことはあります。バックアップやミラーリングなどの用途であれば、基本的にはコピー元とコピー先でわずかな違いしか発生しないはずで、ファイルの相違部分だけを転送するrsyncは効率的に機能します。 そん
他の言語をを書き慣れてから、シェルスクリプトを書こうとするとしょうもない部分でハマったりすることがあります。「簡単な処理だからシェルスクリプトで書くか」と思っても無駄に時間がかかってしまっては仕方ないですよね。 今回は初めてシェルスクリプトを書くときに、ハマりそうな点について説明をしたいと思います。 実行権限をつける 単純にファイルを生成しても下記の用に実行しようとしても実行はできません。 # touch test # ./test sh: ./test: Permission denied # touch foo # ./foo sh: ./foo: Permission denied これはファイルに実行権限がついていないため、起きる現象です。 chmodコマンドを使って実行権限をつけてやりましょう。 # chmod +x test # ./test # chmod +x foo #
cronを設定することにより、指定のコマンドを指定時間に実行できるようになります。このcronを利用するには、crondデーモンが起動している必要があります。 cronは多くのディストビューションでインストール直後からなんらかの設定がされています。この設定は/etc/crontabファイルに記述されており、それぞれ/etc/cron.daily,/etc/cron.hourly,/etc/cron.monthly,/etc/cron.weeklyディレクトリ内にあるコマンド(スクリプト)を/etc/crontabに設定された日時に実行されます。参考までにこの設定をのぞいてみるのも良いでしょう。夜中の4時に勝手になにかが動いている理由がわかります。
「ピアリング戦記」の英訳版EPUBを無料配布します! 英語のIT系技術書が日本語訳されて海外に届けられることは多く行われていますが、日本語版から英語版への翻訳には高いハードルがあります。 過去に、何度か私が書いた本を英語に翻訳して出版することはできないかを模索したことがありますが、これまで企画が実現することはありませんでした(中国語への翻訳はあります)。 しかし、今回、私としては初となる英訳版を上梓することができました。 2022年に出版した「ピアリング戦記 - 日本のインターネットを繋ぐ技術者たち」ですが、これを日本語だけにしておくのはもったいないという声を内外でいただき、それを受けて英訳を行うプロジェクトが去年動き始めました。 続きを読む... IPv4アドレス移転の売買価格推移および移転組織ランキング100 IPv4アドレスの中央在庫が2011年に枯渇後、IPv4アドレスの移転や、移
「KOIL FACTORY PRO」で新たな視点でつくる「衣食住遊」の体験型フェス「ほにゃらら+らDAY」が10月29日と30日に開催
環境 VM VMWare Workstation 6 Linux CentOS 5 カーネル2.6.18-8.el5 Windows Windows XP SP2 手順 VMWareのシリアルポートの設定 各VMのデバイスの追加でシリアルポートを追加 外部への公開の仕方としては名前付きパイプを選択。 名前は¥¥.¥com_1というデフォルトのものでOK。 接続先は「アプリケーション」 パフォーマンスの低下を避けるためにポーリングはしないに設定しておきましょう 名前付きパイプにTelnetでアクセスできるようにする Named Pipe TCP Proxy Utility(http://shvechkov.tripod.com/nptp.html)を導入 インストールしたら変換するための設定を追加して起動しておきましょう Linux側の設定 ブートローダの設定 /boot/grub/menu
先日のshibuya.jsに引き続き、 Real UNIX MAGAZINE Day に参加してきました。 以前のプレゼンと重なる部分がありますが、若輩者ながら、昨今のAjaxの技術のGIF89a(ハック)について newtype と oldtype の話を交えながら、ライトニングトークさせていただきました。 前日のshibuya.jsと変わって参加者の年齢層が大きく異なっていたのが面白かったです。 newtype : shibuya.js の参加者層(18才~30才前後がメイン) oldtype : Real UNIX MAGAZINE Day参加者層(和田先生は1931年生まれ) oldtypeの皆様にも満足いただけたようで、少し安心しました。 あと、参加者の皆さんが持ち寄って展示されていたビンテージコーナーは初めて見るものばかりで圧巻でした。
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