今や、誰でもブログやTwitterで情報発信できる時代。とはいえ発信したコンテンツは、爆発的に増えた情報の中に埋もれてしまいがちだ。近年では、認知度やイメージの向上を目的に、企業でもネットやSNSを活用するようになったが、その難しさに手を焼いている担当者も多いことだろう。そこで引き続き、1990年代半ばのネット黎明期から2000年前後のブログ草創期以降に個人サイトの運営を始めた“ネットのベテラン”たちに意見を伺った。 連載の第1回と第2回では、ネットのネガティブな側面である“炎上”に焦点を当てた。今回は趣向を変えて、有効利用する方法に着目し、サイトや個人の人気の得方を考える。「虚構新聞」「絵文録ことのは」「まなめはうす」「ー`)<淡々と更新し続けるぞ雑記。ωもみゅもみゅ」が人気サイトになるまでの経緯をひもときつつ、“ネットで光る”サイト運営や記事の書き方のポイントを学んでいこう。 人気サイ
先日、さくらVPSに独自ドメインを設定しましたが、その独自ドメインへのwwwつきアクセスが表示されていなかったので、wwwサブドメインでも表示されるように&wwwなしドメインにリダイレクトする設定を追加しました。 近年の流れからドメインにはwwwをつけない運用で統一していました。もしアクセスがあっても、一般的なレンサバは自動的にwwwつきを設定してくれるので今までは特に意識していませんでしたが、VPSだと当然ながら自分で設定する必要がありました。 そもそもwwwって何だろう 独自ドメインの先頭にwwwのサブドメインがつくのは歴史的な意味合いが強く、そのドメインの中でWWW(ウェブ)を担当するよという意味があります。ftpとかmailがつくのと同じです。しかし近年ネットと言えばWWWなので省略されるようになりました。 慣習に従えばウェブページにはwwwをつけるべきで、歴史あるサイトの多くはw
UIEvolution Founder 中島 聡 Windows95/98、Internet Explorer 3.0/4.0のチーフアーキテクトを務めたエンジニア。NTTに就職した後、マイクロソフト日本法人(現・日本マイクロソフト)に移り、1989年、米マイクロソフトへ。2000年に退社後、UIEを設立。経営者兼開発者として『CloudReaders』や『neu.Notes+』、教育アプリ『neu.Tutor』といったiOSアプリを開発する。シアトル在住。個人ブログはコチラ 9月にわたしのブログエントリ「Gangnam Style と韓国のコンテンツ戦略」で取り上げたPSYの『江南(カンナム)スタイル』が、日本でもかなり話題になったようですね。 アメリカでは、もう本当にセンセーショナルな流行り方をしました。スティーブ・ジョブズの命日だった10月5日には、シアトルのAppleストアに集まっ
僕らはみな、低い枝にある果実をもいで楽しようとするよね。でも、率直に言おう。 手の届く枝に残っている果実は、腐っていたり、傷んでいたり、いたずら小僧が触って手垢にまみれていたりするものだ。たやすく成果を得られることもあるけど、簡単に得られるものにはその程度の価値しかない。 僕が目にして残念に思うのは、あまりに多くのSEO担当者が、何日も何週間も努力して、まったく価値の低い企画を作り出していることだ。同じ時間をかければ、いつまでも力を失わずに売り上げを牽引する強力なコンテンツが簡単に作れるのに。 僕が最近ハマっているのは、そういった強力な「ビッグコンテンツ」、つまり、ブログ記事や動画、インフォグラフィックスという狭い入れ物には収まらないコンテンツだ。 僕は今回、ビックコンテンツにこだわった結果得たものや、真のコンテンツ作りが世間で思われているよりずっと簡単にできる理由を説明してみようと思う。
日本でも話題性だけはブーム到来のコンテンツマーケティングが実践できている企業がどれ位あるかというと、まだまだ少ないのが現状です。サーチマーケティングと比較しても、確かにそこにはそれなりに高い導入ハードルがあるのもまた事実ですが、それを理由に何もしないままでは、知らぬ間に時代に、顧客に取り残されていくかもしれません。今回はコンテンツマーケティングを導入しない際によく出てくる理由を7つ取り上げ、それぞれ論破してみた記事を紹介します。コンテンツSEOに予算を回してくれない上司や会社への説得材料としても使えるかもしれません? — SEO Japan Jay Baerと私のSXSWのプレゼンテーションの間、コンテンツマーケティングを組織やシニアエグゼクティブに販売することに関してたくさんの質問を受けた。質問の大部分は、シニアマーケティングマネージャーが信じているが実際には全くもって真実ではない神話を
コミュニティサービスの本質ってどこにある?――はてな・元CTO伊藤直也氏がゲストの「ゲーマーはもっと経営者を目指すべき!」第8回 副編集長:TAITAI カメラマン:田井中純平 ←1234→ 「ネット=明るい未来」って感覚はもってなかった 川上氏: せっかく直也さんがいるんだ,少しIT業界っぽい話でもしましょうか。 4Gamer: んん(笑)。じゃあ……,直也さんから見て,ここ10年くらいの日本のIT業界ってどういう見え方なんですか? 伊藤氏: んー……。2000年代の前半までは,なんだかんだでずっとネットバブルの余韻が残っていて,「インターネットは頑張ればなんとかなるんじゃないか」みたいな空気が結構ありましたよね。だから,みんなあれこれチャレンジして頑張ってたんだけど,あれから10年経って,思ったよりも儲からないのが分かり,熱も冷めてきた。あれ?みたいな感じはちょっとあると思う。 4Ga
本エントリーの著者・石田麻琴氏(@m_ishida)は、ネットショッピング運営の現場で得た知識を生かし人材育成についての講座などを行うコンサルタントです。そのウェブマーケティングについての実践的な理論を紹介します。(編集部) 前回の記事で紹介したのは、「ヒットコンテンツを作り出すことがブランドの認知に繋がる」という原理原則した。それでは、そもそもヒットコンテンツを作るにはどうすればいいのでしょうか?■ ヒントは「過去の成果との比較」にしかない ヒットコンテンツの作り方、正直それは誰も分かりません。インターネット上では「これをやれば成功する」というような甘い言葉もしばしば目にしますが、教わるだけで簡単に成果が出るならば誰も苦労はしないでしょう。 そして、ヒットコンテンツの「ヒット」がどれくらいの成功を意味するのか。その基準も非常に分かりづらいです。他社の成功事例は、結局あまり役に立ちません。
2.WEBサイトに必要な3つのコンテンツを知る商用サイトに適したWEBコンテンツは、大別して以下の3つに分かれる。 集客に適したWEBコンテンツ教育に適したWEBコンテンツセールスに適したWEBコンテンツこの3つの内、どれが欠けても、最大の成果を出せるサイトにはならない。 実際のお店を思い浮かべて欲しい。どれだけ素晴らしい商品を販売しているお店でも、お客様が来なければモノは売れない(集客)。さらに、お客様が来たとしても、丁寧に接客をして、商品のニーズやウォンツを高めることをしなければ購入意欲は生まれない(教育)。最後に、自信を持ってクロージングをしなければ、お客様は決断を先延ばしにしてしまう(セールス)。 従って、WEBサイトでも、実際の店舗と同じように、集客コンテンツ、教育コンテンツ、セールスコンテンツが必要なのだ。 それでは、これらのWEBコンテンツを、もう少し深く理解しよう。 ①集客
有料メルマガの成功で、無料が当たり前だったテキストコンテンツの世界に課金モデルが浸透し始めている。コンテンツ販売の未来はどうなるか――津田大介さん、佐々木俊尚さん、岩崎夏海さん、川上量生さん、夏野剛さんが議論した。 メールマガジンや電子書籍など、個人がテキストを有料販売できるプラットフォームが増え、無料が当たり前だったネットコンテンツに課金モデルが浸透し始めた。コンテンツとプラットフォームの未来はどうなるのか――8月21日、「ブロマガ」でテキストの有料販売に参入したドワンゴが都内で開いた発表会では、ブロマガに参加する著者によるディスカッションが行われた。 ジャーナリストの津田大介さんが司会を務め、佐々木俊尚さん、「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」著者で放送作家の岩崎夏海さんと、ドワンゴの川上量生会長、夏野剛取締役が参加。課金のあり方や、著者とファンと
せいぜい国内限定登録ID数千万程度のビジネスで「自社プラットフォームを立ち上げることになりましたので、コンテンツの提供をお願いします」とか大砲撃ち込んでくる馬鹿会社が後を絶たないんだけど、そんなに自殺したいの? システム概要みたら、某上場企業の奴ならともかく出会い系やってた連中のシステム流用したテンプレの奴使ってるし。お前らはUSENかよ。もう少し考えろよ。 そりゃあ追加の課金収入が欲しいっていう動機は分かるよ? いまの事業だけやってたって、なかなか月額収入だけでは将来が微妙だから、持ってる顧客データをもっと幅広く回収に回せる方策を考えたいというのはいい。でもさあ、プラットフォームだ、購買情報は俺たちのものだ、コンテンツ置かせてやるからショバ代寄越せ、って言われても、ちゃんとプッシュしてくれなかったら売れるわけがねえだろ。客が来る導線ぐらいしっかり作ってから提案もってこいよ。お前らの株主や
ある外国人ブロガーが指摘した“美しくない日本のWebデザイン”。 注目すべきは彼我の文化的差異ではなく、 アプリやWebにやってきているデザインの新段階である それは、デザインが競争力や成長力に直結するというトレンドだ 少し前、ある掲示板に興味深いスレッドが生まれました。 スレッドは「日本のWEBデザインが2003年で止まっていると話題に」であり、発端は「Japanese Web Design: Why You So 2003?」(日本の Web デザインよ:なぜ君は2003年のまま?)とのブログポストです。 「Japanese Web Design……」は、日本の美しいデザインについて考えると、“Zen”庭園、寺社、まんが……等々を思いつくものがたくさんある。それなのに、その美が Web サイトには反映されていないと、いくつもの著名なサイトを取り上げ、日本のWebサイトの現状を
今日は、SEO関連の話題を。特に、SEO事業者さんがこれまでのようにSEOをするだけでなく、“良質なコンテンツを作る”ところまで事業として行えればいいのではないかというお話です。そして、その動きはWebサイト制作会社さんにも言えるのではないでしょうか。 グーグルは、彼らの向かう「検索ユーザーにとって良いコンテンツを検索結果で上位に表示する」ことを実現するために、昨今、かなりの改善を進めており、その成果が出てきているようです。 もちろん、まだまだ完全にはほど遠いとは思いますが、以前に比べると、中途半端なSEO“施策”の効果というのがなくなってきている印象があります。 実際のところ、かなり本格的に検索エンジンを研究してSEOに注力しているところ以外は、「検索エンジン最適化」のためにできることとしては「ユーザー理解」「ニーズに合ったコンテンツ作成」「クローラー対策・最適化」「ソーシャルメディア活
こもりまさあきさんによる『レスポンシブ・ウェブデザイン』(MdN)という素晴らしい書籍も出てきて、2012年後半は、さらにレスポンシブWebデザインへの取り組みが増えそうです。 スマホを購入した理由のひとつとして「PCサイトを見たいから(PCメールをやりとりしたいから)」というものが上位に来ることがあるといった統計(リンク)がよく引き合いにだされますが、これって、その昔、「印刷用のCSSの実装」とデジャブします。つまり、ユーザーの声「えっと…. そのまま印刷したいんだけど」。 よかれと思って行う実装がかならずしも喜ばれることではないかもしれないとう想像力をキープしておかなければなりません。 さて、レスポンシブWebデザイン。これには2つの意味合いがあると考えています。 ひとつは、ワンソースでのマルチデバイス対応。デバイスごとにことなる対応を行うまでの手間はかけられない、っていうときに使う方
コンテンツの重要性は、Webの漆明期からうたわれている。しかし、これは特別な視点だというわけではない。書籍・テレビをはじめとしたメディアでは当たり前のことである。 それでは何がWeb特有なのだろうか。改めて「コンテンツは王様」だと言われている理由とは、何なのだろうか。 Webコンテンツがもつ2つの側面Webにおけるコンテンツ開発は、大きく次の2つに分類できる 「ヒューマン・リーダブル(Human Readable)」であること「マシン・リーダブル(Machine Readable)」であること1つ目の「ヒューマン・リーダブル」とは、魅力的な写真、もっと読みたくなるような文章、理解しやすいように整理された情報など、そのコンテンツを「人」が視覚・聴覚によって理解できるかどうかである。 書籍やTVなど従来の媒体でもヒューマン・リーダブルであることが良いコンテンツであることの根底にあることから、コ
「ネットで個人がデジタルコンテンツを売る」ことの難しさについて 「同人誌を電子書籍としてネットで売る」とか「個人が電子コンテンツを売ってマネタイズする」とかいったことの難しさにはいろいろな要因があると思いますが、 電子書籍で作者が直接売れるのが素晴らしい!と言う人は、自主制作の電子出版などを積極的に紹介したり、買ってあげて欲しいなあ。というか、それをしてない人がそんな事を言うのは、単に既得権を持った出版社がなんか気にくわないというだけで、別に出版の未来を考えているという訳ではないと判断せざるえない。 自主制作の活動においてデジタル流通は本当に利点になるのか? : ARTIFACT ―人工事実― こちらの記事からの流れ、Twitterでしのさん(@raf00)に質問などさせていただいての会話で、難しさの一端が鮮明に分かった気がしたのでメモとして。ログは以下です。 自主制作デジタルコンテ
講談社と小学館、出版大手2社がこの4月に相次いでWeb上で新たな取り組みを始めた。どちらも共通するのは、ユーザー参加型で作品や作家を発掘しようとしている点。ネット時代の新しいヒットの生み方を、出版社が模索している。 2012年度に入り、出版大手2社が相次いでネット上で興味深い取り組みを始めている。4月23日、講談社は読者参加型の新規事業「プロジェクト・アマテラス」を発表。同事業では、Webサイトを通じてコンテンツの制作過程に読者やクリエイターの卵などを巻き込み、寄せられた意見や創作物などを反映して作品を生みだしていくという。 一方、小学館は18日にWeb漫画サイト「裏サンデー」をプレオープンした。同サイトではWeb漫画作家の連載作品を無料で公開しており、読者の反応が「訪問数」「得票数」「コメント」などで分かるようになっている。人気の高い作品を書籍化するなどして収益化を目指していく考えで、将
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く