人工知能からHCI(ヒューマン=コンピューター・インタラクション)へ グーグルの生みの親が語る、コンピューターと人の関係。 2012.08.10 テリー・ウィノグラード (スタンフォード大学 コンピューターサイエンス学部 教授) グーグルの共同創設者ラリー・ページを輩出したことでも知られる、スタンフォード大学 テリー・ウィノグラード研究室。最先端のHCI(ヒューマン=コンピューター・インタラクション)の研究に取り組み、今では、そのパイオニアとして知られるウィノグラード教授も、元々は人工知能(AI)の研究を行っていた。なぜ、AIからHCIにシフトをしたのか?その研究の変遷と歴史を振り返り、同氏が考えるHCI研究の本質に迫る。 (インタビュー・文/瀧口範子 写真/鍋島明子) 人とコンピューターの関わり方をデザインする ──コンピューターサイエンティストでありながら、デザインや、コンピューターと