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ブックマーク / www.geekpage.jp (39)

  • 韓国におけるネット検閲:Geekなぺーじ

    NY Timesが韓国におけるネット検閲の記事を公開しています。 韓国のネット環境と言って私が連想するのは、世界最高レベルの通信速度であることや、インターネット実名制(大手サイトでの住民登録番号による人確認必須/トレーサビリティ確保)などです。 中国など、ネット検閲が厳しいことで知られる国々に関するネット検閲記事は年に数回見ますが、韓国でのネット検閲というテーマの記事を米国新聞社が書いているのを見るのは初めてです。 Korea Policing the Net. Twist? It’s South Korea. 記事冒頭で紹介されているのが、Twitterで大統領を罵倒したらアカウントがブロックされてしまった事例です。 「中国だったら驚かないけど、韓国でこれが起きている」と記事は表現しています。 その他に、Twitterアカウント名として大統領を「ろくでなし(記事中では"bastard"

  • お名前.comによる忍者ツールズ停止措置に関して:Geekなぺーじ

    先週、忍者ツールズ全サービスが一時的に利用できなくなりました。 株式会社サムライファクトリー:忍者ツールズ全サービスが表示不可となる障害につきまして お名前.com:忍者ツールズ全サービスが表示不可となる障害につきまして の虫: DNSの終焉が垣間見える、ぶっ飛んでて危険すぎるお名前.comの検閲事件 その理由として、株式会社サムライファクトリー(忍者ツールズ)のプレスリリースには以下のようにあります。 忍者ツールズのサービスを利用したユーザーサイトの一部に、お名前.comの約款に抵触するサイトがあり、お名前.comへのお問い合わせが複数あったため、約款に基づきお名前.comでは一時的にドメインの停止措置をとる対応を行いました 個人的な感想としては、忍者ツールズのドメイン停止措置事件は今までにない新しいタイプのものであると思いました。 まず、お名前.comとninja.co.jpに関して

  • トップレベルドメイン大幅増加へ、ICANNが申請リスト公開:Geekなぺーじ

    ICANNが、新gTLDとして申請されたトップレベルドメインに関する情報を公開しました。 申請されたトップレベルドメイン数は1930、申請を行った組織は751でした。 全ての申請が通るわけではないのですが、これまで数年で数個程度しか増えて来なかったgTLDが大幅に増加することはほぼ確実です。 なお、ICANNでの審査費用は18万5千ドル(1ドル90円と考えると1665万円)です。 gTLDを取得した後にも、運用のために各種費用がかかります。 四半期ごとに6250米ドルの固定手数料および、その後のドメイン登録および更新ごとに発生する取引手数料0.20米ドルの2種類の手数料がかかります。 ICANN: Reveal Day 13 June 2012 - New gTLD Applied-For Strings AppleAPPLEGoogleGOOGLEMicrosoftがMICROS

  • ノマドワーキング(笑)してて怖い目にあった話:Geekなぺーじ

    タイトルは釣りです。 私はノートPCを持ち歩いて時間があれば、外でキーボードをカチャカチャさせながら原稿を書いたりするのですが、この前、地方に行った時に少し怖いおもいをしました。 一度怖いおもいをしたことだけをもって一般化するのは多少乱暴ではあるのですが、「ノマドワーキング的な話って東京近郊だからできる話なんじゃね?」とそのときは思いました。 何が起きたかというと、予定よりも早く到着してしまったので駅の目の前にあるベンチに座りながらノートPCで原稿を書いていたら、いきなり怖いお兄さんに絡まれました。 「糞ガキぃー。パソコンやってんじゃねーぞー、コラぁー」という感じです。 駅前のベンチでパソコンを使っているだけでいきなり絡まれたのは初めてでした。 まわりにある程度人は居たのですが、相手が何をどのように腹を立てたのか皆目見当がつきませんでした。 ベンチでパソコンをする前は、喫茶店を発見して珈琲

  • IPv6とIPv4アドレス在庫枯渇問題の感想:Geekなぺーじ

    IPv6やIPv4アドレス在庫枯渇問題に関しての私の感想です。 IPv4アドレス在庫枯渇問題が現実のものとなり、今後のIPv4インターネット運営が徐々に行き詰まると思われるので、IPv6は必要だと考えています。 IPv6はこれから普及していくと考えています。 一方、IPv4はインターネットの中心的な通信手段として結構長い間、使われ続けると考えています。 たとえば、20年後ぐらいにIPv4が主流であり続けるのか、それともIPv6が主流になるのかは、現時点では私には予想できません。 IPv4とIPv6の違いはIPアドレスが32ビットか128ビットかだけではなく、結構違います(IPv4とIPv6の違い)。 IPv6を無条件に他人に強要するのも、IPv6を全否定するのも個人的には適切ではないと考えています。 短期的視点で見た場合、IPv6はIPv4アドレス在庫枯渇問題を直接的に解決するものでも、緩

  • 金額の報道は効果的に怒りを煽る:Geekなぺーじ

    「首相官邸ホームページ」のリニューアルが話題です。 発端は「首相官邸ホームページ、4500万円かけリニューアル - MSN産経ニュース」だと思いますが、それに対して非常に多くの怒りがネット上で表現されています。 一方で、以下のような反論もあります。 「所詮ホームページ」: KAITOKU 「官邸ホームページ」のdis記事に思うこと : おごちゃんの雑文 数としては怒りの表明が多数派であるように思える一方で、今回はネット上で上記記事と同じような考え方が結構あるようにも見えます。 私はGoogleで「site:kantei.go.jp」や「site:www.kantei.go.jp」というキーワードで検索してヒット件数が10万件を越えていたので、「凄いページ数だなぁ」と思いつつ、どこまでが4500万円の範囲内なのかわかりませんでした。 探せば入札のための公開資料があるのかもしれませんが、今のと

  • 私には壮大な理想がある:Geekなぺーじ

    でも、自分では実現できない。 苦労したくないし、リスクも負いたくない。名前を表に出したくないし。 君ならきっとできる。 むしろ、やる義務がある。 公益だ。 だから、やれ。やらないのは無責任。 でも手伝うつもりはない。 とかいう人に遭遇して嫌になることがある。

  • NTT IPv6閉域網フォールバック問題:Geekなぺーじ

    NTTIPv6閉域網におけるフォールバック問題の解説です。 同問題に対する正式な名称があるわけではありませんが、ここでは「NTT IPv6閉域網フォールバック問題」と表現しています。 当初、NTT NGN IPv6マルチプレフィックス問題の解説から書き始めていたのですが、色々考えているうちにNTT NGN IPv6マルチプレフィックス問題とNTT IPv6閉域網フォールバック問題に関してゴチャゴチャな文章になってしまったので、切り分けるためにあえてIPv6閉域網フォールバック問題だけにフォーカスした文章にしました。 個人的な感想として、背景となる環境等を考えるとNTT NGNがIPv6を利用して実装されていることそのものに関して「設計が悪い」とは思ってません。 また、NTT IPv6閉域網に関連する各種問題はNTT NGNに限った話ではなく、NTT NGNではないBフレッツ等でも発生する

  • 20年後のデジタルネイティブ:Geekなぺーじ

    デジタルネイティブという単語があります。 来はデジタルな世界が当たり前な世界で育った子供という意味ですが、個人的には、どちらかというと当にデジタル世代で生まれている人々よりも、今のネットで活発に活動している30代よりも若い人々全般な方々のネットの使い方の方が「デジタルネイティブ的」な気はしています。 まあ、でも、ネットを積極的に利用している人々を指した言葉として使われたりもするので、今回の文章内ではそういったニュアンスで使ってます。 で、そういったデジタルネイティブ的なトレンドって、10年、20年後はどのように捉えられてるのだろうと妄想すると、実はバブル世代と同じような扱いになっているのではないかと思うことがあります。 今、「バブル世代がっぁー」と言われているのと同じような感じで、20年後には「デジタルネイティブ世代がっぁー」とか言われてそうです。 たとえば、20年後に私が四捨五入して

  • BloggerのURLが変わっちゃった話の背景:Geekなぺーじ

    ここ数日、GoogleBlogger(Blogspot)でのURL変更が話題になっています。 「Facebookの"いいね"数がリセットされた!!!」とか「リンク数カウントどうなる?SEOは?」というような話が色々なところで言われています。 先月はじめに、Google Bloggerで行われるネット規制の予定に関する話を書いたのですが、そういえば、恐らくその背景であると思われるインドの裁判所命令に関して書いてなかったので追記です。 2月6日に書いた記事:Google Bloggerがネット規制対応 インドでの裁判所命令 先月7日に、ロイターがインドにおいて21企業が「預言者モハメッド、キリスト、ヒンズー教の神々に対して宗教的に攻撃的であるコンテンツをブロックする仕組みを開発することを命令された」と報じています。 Google and Facebook pull content after

  • 「DNS浸透問題」は脆弱性だった!「幽霊ドメイン名脆弱性」:Geekなぺーじ

    「浸透いうな!」という掛け声が一部界隈で有名な「DNS浸透問題(もしくは、DNS浸透いうな問題)」ですが、今年2月にDNS浸透問題の原因の一つとなっている現象と同じものに起因する新たな脆弱性が発表されました。 その名は「幽霊ドメイン名脆弱性(ghost domain names)」です。 一見、DNS浸透問題とは全く別の問題のように思える「幽霊ドメイン名脆弱性」ですが、それが発生する原因と状況をよく見ると、「あ!これってDNS浸透問題で言ってた話と同じ原因だよね!?」とわかります。 実際、後述する通り、幽霊ドメイン名脆弱性の発想をDNS浸透問題と組み合わせることで、他人のDNS引っ越しを妨害するDoS攻撃も可能になります。 そう考えると、問題発生原因を調べずに「DNSの浸透をお待ち下さい」で済ませてしまうのは脆弱性の放置であるという考え方もできそうです(*1)。 ここでは、幽霊ドメイン名脆

  • ソーシャルメディア - 黒いグレーが白に変わる過程:Geekなぺーじ

    Web2.0とかCGM(Consumer Generated Media)がネットメディアの主役的な扱いを受け始めてから、もうすぐ10年になります。 マーケティングの世界においてもソーシャルメディアが非常に大事な要素となったことからも、ソーシャルメディアが実世界に大きな影響を与える存在になったことが良くわかります。 年末年始にSOPA関連の話題が英語圏のネット上を駆け巡り、それに関して色々と調べていて思ったのですが、ソーシャルメディアの世界では「黒に近いグレー」が「白」へと変わる過程といものがあるサービスもあり、あるものは「白いサービス」の栄誉を勝ち取りつつ、あるものは「真っ黒」であると認定されて摘発されるという構図がありそうな気がしました(ソーシャルメディア全般においてそうだと考えているわけではありません。念のため)。 SOPA/PIPAは今年に入って事実上の廃案へと追い込まれましたが、

  • Webどっぷりの人が本を読むと感動できると思う:Geekなぺーじ

    以下の記事を読んでの感想。 俺もついにはてブの暗黒面に落ちてしまった はてなブックマーク新時代の到来 Webどっぷりでや雑誌をあまり読まない人が、ウェブサーフィングというかネトヲチをする気分でや雑誌を読むと逆に感動できる部分もあるのではないかと思うことがあります。 NNTPのネットニュースやネトゲやIRCを経て、今ではひたすらWebですが、もう何年もネトヲチどっぷりの生活を楽しみながら満喫しつつ、たまにを読むと「やっぱり良いに含まれる情報はいいよなぁ」といつも感じます。 Web上の情報を楽しんでいて思うのですが、Webに出て来るもののほとんどは「表層的なもの」です。 海外の情報(特に英語。人口が少ない言語は情報も少ない印象)を見たい場合であればWebを見る方が深い情報も得られることも多いのでしょうが、日語での情報に関してだけ言えば、表層的な情報の割合が急激に上昇している気がします

  • 有料メルマガを廃刊しました:Geekなぺーじ

    購読して頂いている皆様には大変申し訳ないのですが、有料メルマガを廃刊することにしました。 9月に開始してから半年間、ありがとうございました。 個人的には飲み会でこっそり同席者に伝えるような内容を色々とちりばめた文章を毎週書き続けたつもりですが、有料コンテンツを毎週執筆し続けたうえで、読者の方々に喜んで頂くことの難しさを強く感じました。 失敗談を知って頂くのも情報としては良いかもしれないということで、多少恥ずかしいというか泣き言ばかりな内容ではありますが、ブログ上で公開することにしました。 読者を増やすには誘導が必要 色々やってみてわかったのですが、読者数が増える瞬間というのは、メルマガに関してブログやTwitterで紹介した直後がほとんどでした。 そのため、当にメルマガ読者数を増やしたいのであれば、もっともっとブログやTwitterで露骨に「メルマガ読んで下さい!」と宣伝しなければならな

  • そもそもノマドは定員が少ない:Geekなぺーじ

    何か、ノマドワーキングという単語が盛り上がっているようです。 ここ数年、他人からは「何をしているのか謎」と言われることが多いフリーランス的ブロガー業をしている身としての感想をいくつか。 まず、いま某界隈で盛り上げっている「ノマド」批判です。 ノマドとかライフスタイルをテンプレで語ること自体の陳腐化と正社員とノマドの中間解 ノマドワーキングを目的にすると不幸になるのでは? えっ、「ノマド」ってそういうことなの……。 全力で非ノマドワークを目指してます 個人的にはノマド的な働き方が可能な定員は限られていると考えています。 ニッチなフィールドで少ない人数がべて行くというのがノマドワーキングじゃないかという感想です。 言い換えると、ノマド的な働き方をする人々の影には、直接的にであれ間接的にであれそれを支える大量の人々がいるわけで、支える人々の数が少ないと成り立たちません。 ただ、今回の議論がノマ

  • インターネットの30%はファイル共有とアダルトとP2P:Geekなぺーじ

    NANOG54で「インターネットトラフィックの最大30%はファイル共有とP2Pとアダルトだ」という調査結果が紹介されています。 さらに、それらのトラフィックの大半は物理的には4箇所に集中しているとしています。 NANOG54 : The Other 50% of The Internet 発表資料(PDF) この調査結果を公表したのは、2009年のNANOG47で「Hyper Giants」の存在を紹介したCraig Labovitz博士です(参考:インターネットの形を変えて行Google,Facebook,Akamai...)。 2009年はArbor Networksの社員として発表していましたが、今回はDeepField Networks代表として発表しているので起業されたようです。 「残り50%のトラフィック」の前提 今回の「The Other 50% of The Interne

  • MegaUpload閉鎖と日本国内でのトラフィック:Geekなぺーじ

    先日、Arbor NetworksのブログでMegaUpload閉鎖に関するインターネットトラフィック減少について紹介されていましたが(参考)、日国内ISPにおいてもMegaUpload閉鎖によるインターネットトラフィックが減少している事例があります。 今回、国内大手ISP事業者から情報提供を頂きました。 ありがとうございます。 A社での海外トラフィック 頂いたデータを見ると、MegaUpload閉鎖によって約2割トラフィックが減少しています。 このグラフを見る時に注意が必要なのが、このデータがA社の海外トラフィックのみを表しているという点です。 Googleなど、巨大トラフィックを発生させる世界的な事業者の多くは、日に拠点(キャッシュ)を持っているため、ISP的視点で見るとデータは海外からではなく日国内での通信となります。 (土日にトラフィックが多いのがB2C的です) 週間トラフィ

  • フリーランスにとっての無駄足:Geekなぺーじ

    「色々と聞きたいことがあるので、とりあえず一度ミーティングをしましょう」と言われて呼ばれることがあるのですが、散々色々と質問して情報を得たうえで、二度と連絡をして来ないという事例にチラホラ遭遇します。 ひどいときには「次に会うと面白い人を紹介して下さい」と最後に言われたりします。 無報酬で呼び出しといて、散々情報を引き出そうとしたうえでそれはないだろうと。 大企業にこういうパターンが多いです。 事例としては、オンラインでの情報発信の方法やソーシャルメディアマーケティングに関連する相談であったり、ネットワーク構築だったり、ソフトウェア設計の相談だったり色々です。 最初から「とりあえずミーティングの報酬」という感じで割り切って誘って頂ける場合は良いのですが、先方が全く悪気がなく「いや、一度会って話をしたかったんです」という感じで単に時間だけ消費されたうえで何も生まれないと脱力感があります。 (

  • ネットデマやステマは病原菌:Geekなぺーじ

    ネットにおけるデマやステルスマーケティングは病原菌と同じだというのが最近の私の考えです。 ただし、私が言いたいのは「病原菌のようにひどいものだ」というのではなく、「病原菌と同様に対応できるかどうかが人類にとって大きな意味を持つ」という感想です。 有名な「銃・病原菌・鉄 - 一万三〇〇〇年にわたる人類史の謎」というで語られている「病原菌」と同じようなニュアンスの「病原菌」です。 ネット界隈の情報をある程度の期間追っていると「嘘を嘘と見抜けない人には難しい」という有名なフレーズに良く出会います。 このような「ネット情報に対する免疫」がないと、いざというときにコロっと騙されてしまうのが、今のネットです。 今後、「ネット情報に対する免疫」を十分に獲得できなかった国民の多い国が荒れることが増えそうな予感がしています。 これからのネットは大規模情報操作が増えそう 最近話題になっているのは、ネットクチ