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ブックマーク / sakstyle.hatenadiary.jp (3)

  • ラマルク+オルセン編『美学と芸術の哲学:分析的伝統:アンソロジー』 - logical cypher scape2

    原題は"Aesthetics and the philosophy of art : the analytic traditon : an anthology"で、編者はPeter LamarqueとStein Haugom Olsen。 英語なので、ブログ記事タイトルは自分の勝手な翻訳。以前、洋書のタイトルをそのままブログのタイトルにしたら、何か反応が悪かったような疑いがあるので、あえて訳してみた。分析的伝統は日ではあまり使われない言葉。日では「分析美学」と言った方がまだ通じやすいと思うが、向こうではあまり使わないらしい*1 46の分析美学論文が収録されているアンソロジー。 だが、実は収録論文をまだ1も読んでいない! 各章に簡単なIntroductionがついており、まずそれらだけを読んでみた。ので、今回の記事はIntroductionのみの紹介となる。 各論文については、こ

    ラマルク+オルセン編『美学と芸術の哲学:分析的伝統:アンソロジー』 - logical cypher scape2
  • 倉田剛『「現代存在論入門」のためのスケッチ』 - logical cypher scape2

    CiNii Articles 検索 -  現代存在論入門 著者が計画している『現代存在論入門』(仮題)という著書の「スケッチ」ということで、プロトタイプになるような原稿が公開されている。 普通の文章に混ざって、ヨシオ、ノリコ、タカシの会話文が挟み込まれるスタイルで書かれている*1。 序論から第九章までが構想されており、第一部では第一章と第二章、第二部では第三章と第四章、第三部ではおよそ第五章と第六章にあたると思われる部分が書かれている。 第一部 まえがき 存在論は形而上学の一部であると位置づける。ただし、形而上学の核心部分である。 何故存在論入門が書かれる必要があるのか。 (1)日語で書かれた適当な書物がないから。 (2)日で存在論というとハイデガーがイメージされることが多いが、そのような傾向を払拭したいから。 (3)哲学への手引きとして存在論がふさわしいから。 (4)存在論は、哲学と

    倉田剛『「現代存在論入門」のためのスケッチ』 - logical cypher scape2
  • 高階秀爾『世紀末芸術』 - logical cypher scape2

    タイトルにある通り、世紀末芸術についての。 以下、内容のまとめ。 序章 世紀末芸術とは何か 1転換期の芸術 19世紀末は、19世紀と20世紀に挟まれて美術史の盲点になっている時代*1。この二つの時代を繋いだとされると転載として、セザンヌ、ゴーガン、ゴッホ、スーラがいるが、この4人は1900年には既に死去しているかパリを離れている。 1894年、「自由美学」という展覧会がブリュッセルで開かれている。ここでは、絵画、彫刻、工芸、版画、デザイン、ポスター等の様々なジャンルの作品が並べられ、さらにドビュッシーの曲が流されていた。19世紀は芸術の分業化が進んだが、世紀末になり一人の芸術家が自分の「専門」以外の様々なジャンルに手を出すようになった。また、国境の枠も越えるようになった。同じような芸術運動が、同時多発的にヨーロッパの各都市で起きた。 書では世紀末芸術を「最後の印象派グループ展がパリに開

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