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ブックマーク / www.chem-station.com (5)

  • 第20回「転んだ方がベストと思える人生を」ー藤田 誠教授 | Chem-Station (ケムステ)

    人化学者インタビュー 第20回「転んだ方がベストと思える人生を」ー藤田 誠教授 2013/4/11 日人化学者インタビュー, 研究者へのインタビュー 投稿者: webmaster この研究者へのインタビューも第20回を迎えました。第一人者からライジングスターまで幅広い年代の化学者をインタビューしてきましたが、栄えある20回目。今回は東京大学大学院工学研究科応用化学専攻教授である藤田誠先生にインタビューさせていただきました。第11回目の金井求先生からの紹介となります。藤田先生といえばケムステでも先生の研究は何度か取り上げさせていただいていますが(こちらやこちらなど)、自己組織化の概念の発見者として世界のトップを独走しています。さらにごく最近その概念から編み出した、結晶スポンジ法という構造決定の方法を覆す可能性のある研究結果を発表されました(ケムステでの解説記事はこちら)。そんな世界のト

  • 科学を理解しようとしない人に科学を語ることに意味はあるのか? | Chem-Station (ケムステ)

    化学者のつぶやき 科学を理解しようとしない人に科学を語ることに意味はあるのか? 2013/3/1 化学者のつぶやき, 日常から 投稿者: やすたか ケムステーションが2012年の化学コミュニケーション賞をとりました。ぼくもケムステーションで記事を書かせてもらって1年半がたち、自分的には満足度の高い記事も、そうでない記事もあったのですが、総体的にみてとても楽しかったです。 科学者が科学を語ることの重要性はよく言われています。個人的にこの問題は昔から気になっているテーマです。 僕は学部生時代に文系分野の職種でインターンをしていました。僕は大学に入った当初、科学者になることにあまり興味がなかったのです。しかしそこではアカデミアに対する理解の無さ、もっというと「あいつら、よく分かんない机上の空論ばかりやっている」という物言いを目の当たりにし、ちょっと違和感を感じました。逆にアカデミア界隈の人には、

  • 「重曹でお掃除」の化学(その2) | Chem-Station (ケムステ)

    炭酸水素ナトリウム、通称重曹についてのお話です。前回の続きです。 前回は「重曹」という名前の由来と、ベーキングパウダーとしての利用で終わってしまいました。 今回は題の「なぜお掃除に重曹がいいか」という話に戻りましょう。 重曹を使ったお掃除のことを最近ではナチュラルクリーニングと言うらしいです。 ソルベー法で工業的に合成された純度100%の炭酸水素ナトリウムが「ナチュラル」というのはどうかと思いますが、まあ結果論として害は少なそうので、そこは気にせず題に入りましょう。 「お掃除に重曹」とアルカリによる加水分解反応 重曹でお掃除すると汚れが取れる理由、それは重曹がアルカリ性で、汚れが酸性だからです! ・・・という、微妙に間違った説明を見たのが、実は今回の記事を書いている理由だったりします。小さな間違い大きなエセ科学の元とも言いますから。 そこで、重曹が汚れを落とすメカニズムを、順番に見てい

  • 「重曹でお掃除」の化学(その1) | Chem-Station (ケムステ)

    年末大掃除の時に「お掃除に重曹を」、というのが流行っている、という噂を耳にしました。(季節外れですね。) なんでも、市販の洗剤を使わなくても重曹で磨けば何でもぴかぴかになるとか、お酢やクエン酸もいいなど。 研究とは離れますが、炭酸水素ナトリウム、通称重曹は、小学校から大学まで、化学の教育とは切っても切り離せないものです。これが流行っているとなると、私のような化学者は興味をそそられるわけです。 そこで今回は、「重曹でお掃除」を説明してみます。年度末の引っ越しなどで、思い出して頂ければ幸いです。 研究者の方は常識と思うことも多いかも知れませんが、そんなときはにやにやして流して下さい。 ジュウソウの名前の意味 重曹とは、ズバリ「重炭酸曹達」の略です。といっても何のことやらさっぱりなかたも多いでしょう。逆に化学者ならばこれだけで「そうか!!」といろんなことを思うはずです(もしくは何をいまさら、と思

  • UCLAにおける死亡事故で指導教授が刑事告訴される | Chem-Station (ケムステ)

    一般的な話題 UCLAにおける死亡事故で指導教授が刑事告訴される 2012/2/29 一般的な話題, 化学者のつぶやき, 日常から 投稿者: ペリプラノン 有機化学美術館さんでも紹介されておりましたが、今月のnatureダイジェスト誌にカリフォルニア大ロサンゼルス校(以下UCLA)で起きた化学実験中に起きた死亡事故に関する続報が掲載されていました。報道によれば、事故から丸3年が経過しようとした2011年12月27日、死亡した研究助手の所属研究室のPatrick Harran教授と、カリフォルニア大学理事をカリフォルニア州の地方検察局が、「労働安全衛生基準の意図的な違反により被用者を死亡せしめた」として刑事告発したとのことです。 有罪となればHarran教授は最長で懲役4年6ヶ月が、UCLAは再考で150万ドルの罰金が科せられる可能性があります。それに対しUCLA側は「著しく正義に反する告発

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