我々は普段、平和な中、「うひゃっ、ウメー!」「口の中が牛とタレの騎馬戦や!」「これは海の宝石箱や!」などと実に呑気にメシを食う。しかしながら、平和にメシを食えるかどうかは分からず、しかも普段から慣れ親しんだもの以外を食べざるを得ない場所がある。それが世界の危険地帯である。 そこで、海外の危険地帯を取材することで知られ、『クレイジージャーニー』(TBS系)などでも人気のジャーナリスト・丸山ゴンザレスさんにズバリ「危険地帯のメシ」について話を聞いてきた。訪れたのは東京・東中野のアフガニスタン料理の名店「キャラヴァンサライ包」である。参加したのは、丸山さんに加え、丸山さんの友人でカメラマンの岸田浩和さん、そして前日私が福岡で会ったライターの若者・K君である。 「遅れてごめんなさい! どうもぉ、はじめまして~!」と13分遅刻した私が頭を下げると、巨漢の丸山さんに「なんじゃ、ワレ! ワシは危険地帯で