2023/10/25発売のHHKB Studioを購入し、構成・構造を細部まで検証したのでレビューします。 注意: 詳細レビューは執筆中で、随時追記しています。ひとまず総評まで読んでいってください。 レビューする私の立場 私はHHKB Studioの購入者です。 特にどこからか提供や依頼を受けてのレビューではありません。 またHHKBの従来品の愛用者でした。 初期のHHKB Professionalから始まり、 Pro 2、Type-S、HYBRID Type-Sまで色違いや予備品も含めて 合計7台を所有しています。 加えて2020年末より自作キーボードに傾倒しました。 短期間で大量のキットを組み立てたり、 自ら回路を設計したり、 ファームウェアを書き起こしたり、 あのKeyballシリーズのファームウェアを担当したり と 自作キーボードとポインティングデバイスに関する一定以上の知見を持っ
Raspberry Pi Pico Wがいよいよ日本でも販売を開始しました。昨年6月末にリリースされてから9ヶ月待たされましたね……。 www.raspi.jp 暗箱にぶち込んだり180日の特例申請をしたりすれば使えはしましたが、わたしはわりと律儀に待っていたので、これから色々実装です。 なお、Pico W関連の近況としては、先月上旬に公式のSDKにBluetooth対応が入ったことと、同じく先月上旬にPico Wのサポートが追加されたCircuitPython8.0.0がリリースされたことが挙げられます。よって、PicoWで色々本格的に遊べる環境が整ったのもわりと最近だったりします。 github.com github.com ひとまず3つポチった スイッチサイエンスさんで上限いっぱいの3つ分をポチって、2日で到着。ありがとうございます!OSCの展示に間に合わせられそう〜!技適表示はリー
Keychron K3 Max/Keychron Q11が国内正規販売を開始 2024年3月15日、日本国内のKeychron製品の正規販売代理店であるコペックジャパンは、「Keychron K3 Max」「Keychron Q11」の国内正規販売を開始しました。 価格は「Keyc… 2023年2月25日、Keychronは公式ツイッターを更新し、同社初となる左右分割型のキーボード「Keychron Q11」を発表、日本時間3月7日22時に公式サイトにて発売されました。 (公式ツイッターでは、「March 7th 8 a.m.(ET)」となっており、東部標準時では日本14時間遅い計算) Keychron Q11の発売は2023年2月28日を予定されていましたが、在庫の遅延が生じた影響で発売が遅延していた経緯があります。 また、公式発表では注文から2営業日以内に発送との記載がありますが、発売
KensingtonがBluetoothや2.4GHzワイヤレス、有線接続に対応した「Kensington SlimBlade™ Proトラックボール」を発売すると発表しています。詳細は以下から。 米カリフォルニア州の周辺機器メーカーKensingtonは現地時間2022年11月29日、Bluetoothと2.4GHzワイヤレス、有線接続に対応したトラックボール「Kensington SlimBlade™ Proトラックボール (K72080WW)」を新たに発売すると発表しています。 Kensington SlimBlade™ Proトラックボールは、正確さ、快適さ、ワイヤレスの利便性を先進的なコントローラーの中に組み合わせました。スタイリッシュな人間工学に基づいたデザインと利き手を選ばないコントロール。Bluetooth、2.4GHzワイヤレス、有線接続のオプション。最長4か月長持ちする
世界初の「軟骨」伝導ヘッドホンが登場。ながら聞きを本気聞きする意気込みです2022.10.09 20:3546,428 ヤマダユウス型 骨伝導もついに枝分かれしてきた。 オーディオテクニカから、世界初を謳うワイヤレス軟骨伝導ヘッドホン「ATH-CC500BT」が発表されました。「骨」伝導はわかるけど、「軟骨」伝導ってなんだろ? 何が違うの? 第3の音の伝わり方オーディオテクニカによると、そもそも音が伝わる道筋である聴覚経路には「気導経路」と「骨導経路」の2種類が考えられていたとのこと。前者は普通に音を聞く耳の穴、後者は骨伝導系のイヤホンですね。 ところが、2004年に「軟骨伝導経路」という第3の聴覚経路が発見されたそうな。研究がすすむと軟骨伝導経路は非常に効率よく音を伝えられることがわかったそうで、今回の「ATH-CC500BT」はこの軟骨伝導経路を利用したヘッドホンになるそうです。なんか
量子コンピュータをつくっているSPINQへ行ってきた。自分は大学時代に量子力学は勉強したことはあるものの、量子コンピュータについては「なんかすごいもの」ぐらいの、ものすごく雑な知識しかなかったので、事前に「量子コンピュータが本当にわかる!」という本で予習。それによると量子コンピュータの基礎はこんな感じ。 普通のコンピュータ向けのアルゴリズムとは根本が違う、量子コンピュータでしか使えない、チートともいえるアルゴリズムが使える問題は劇的に速くなる可能性がある それ以外の問題は、普通のコンピュータと同じことしかできない(論理演算に基づく情報処理処理) 「情報処理」は、「量子ビット(qbit)の状態を外部から変化させる」操作。そのやり方は量子ビットの物理的実態によって様々。 結果を観測する時点で量子状態が収束するので結果は確率的。つまり1回「情報処理」をしたあとで結果を観測すると、可能な量子状態の
日本でも結構話題になってたと思うけど、Nothing Phoneが最近ようやく日本でも発売開始されて、それなりに流通しだしている。 自分はいちはやくゲットしたかったのでスペインのAmazonで購入したんだけど、スペイン人がのんびりしているのか、なんの事情があるのか、結局日本発売よりも遅いタイミングで到着してしまった。 ブルーレイかなんかが入ってそうな感じの箱が届く 箱が面白くて、チョコボールの封のあのビニールとか、ポッキーの箱みたいに、ビリビリと一周させて開封するようになっている。 びりびり すると、本体とアクセサリー類を引っ張り出せる引き出しが登場して、超かっこいいスマホがお目見えするという仕掛けになっていて面白い。 じゃん! 完全にNothingの手玉に取られているというか、わくわくを感じさせるように演出が設計されているな~と思う。面白い。 保護シートでシールされた状態で出てくる うお
ルネサスがArduinoやるらしいと聞いて心穏やかではいられません。 https://www.automation-news.jp/2022/06/63271/ おーい、ピンクの基板「がじぇるね」はどうしたんだ。 経緯を話すと長いのですが、GR-SAKURAを設計したのは私です。 2011年の12月ごろ、下の写真のようなRaXinoという基板を作りました。 RX62Nが乗っていて、Arduino形状で、Webコンパイラでコンパイルできるというものです。 当時、ルネサスの業績は低迷していて、同じく秋葉原のジャンク屋パーツ屋「W」も低迷していました。 2011年の展示会か何かの時に、Wの人がルネサスの人にArduinoみたいなことをやろうと持ち掛けたそうなのですが、そのときのルネサスは低迷して気落ちしていたので引き受けてしまったとか。 それで、特電に話が来ました。「御社のRaXinoを半分くら
1983年徳島県生まれ。大阪在住。散歩が趣味の組込エンジニア。エアコンの配管や室外機のある風景など、普段着の街を見るのが好き。日常的すぎて誰も気にしないようなモノに気付いていきたい。(動画インタビュー) 前の記事:どんな風景も絶景に変わる?「下灘駅メソッド」 > 個人サイト NEKOPLA Tumblr Alexaを無言で操作するには スマートスピーカーを持っているのだが、あまり活用できていない。いま使っているのはAmazonの「Echo Dot」で、音声アシスタントのAlexa(アレクサ)が搭載されている。話しかけるといろんなことに答えてくれるし、スマートリモコンと連動させているので、部屋の照明のON/OFFもできる。 たしかに便利である。でも何か馴染めないのだ。それはたぶん、自分は声を出すのが苦手だからだろう。 うちのEcho Dot。「アレクサ」って話しかけると、こんな風にボワっと青
しばらくすると、その文字盤が「リフトアップ」され、ライン上の任意の位置にドラッグできるようになります(Redderユーザーのwccn616さんがこの機能を実演している様子をこちらの記事で見ることができます)。 5.Apple Watchの調子が悪いときは強制的に再起動させるPhoto: Twin Design (Shutterstock)通常、Apple Watchの電源を切るには、サイドボタンを長押しして、「電源オフ」スライダーをスワイプします。 しかし、時計の調子が悪いときは、このオプションにアクセスできないことがあります。その場合は、強制再起動を行うことで、通常の入力ができなくても、時計の電源を再び入れることが可能です。 Digital Crownとサイドボタンを同時に押し続けると、Apple Watchが真っ暗になるのがわかります。Appleのロゴが表示されるまでボタンを押し続け、
ZoomやMeetでのリモート会議の場面が増える今日この頃。コンデジ(RX100M5)からPCにHDMI入力して映像を良い感じにするぞ!ということでUSB 3.0接続のHDMIキャプチャデバイスを購入しました。 Chilison HDMI キャプチャーボード ゲームキャプチャー USB3.0 ビデオキャプチャカード 1080P60Hz ゲーム実況生配信、画面共有、録画、ライブ会議に適用 小型軽量 Nintendo Switch、Xbox One、OBS Studio対応 電源不要(アップグレードバージョン)という長い名前の品で、Amazon's Choiceマークつき2,400円ほどです。 しばらく前に1,000円未満で買えるお手軽HDMIキャプチャデバイスが流行りましたが、USB 3.0対応品もこれほど安くなったんですね。 商品説明には次の記載があります。 【1080P 60fpsに更新
iOS 17.5 is here with support for web-based app downloads in the EU
TL; DR PC 周辺機器メーカーである Logicool / Logitech はサポート体制を変更し、修理依頼は 該当デバイスを破壊する証明動画をユーザーに撮影させて、それを確認後、修理ではなく新しい製品を再送する というものになっており、修理のために製品を破壊せねばならず、多量の廃棄物を排出するものとなっており、ブランドとしてのイメージ・愛着を著しく毀損するものとなってしまったため、Logicool / Logitech 製品の購入を検討している場合にはサポートの観点で購入されないことをおすすめします。 以下、詳細になります。 Logicool / Logitech とは Logicool (商標の都合による日本向けブランド。グローバルブランドは Logitech。日本の PC 周辺機器メーカー ロジテック (Logitec) 社は無関係です。 以下 Logicool で表記は統一
最近、「自作キーボード」という言葉をどこかで目にしたことがあるかもしれない。PCの入力インタフェースであるキーボードといえば市販品を購入するのが一般的だが、「自作キーボード」という言葉は、自身で組み立てたりカスタマイズしたりしたキーボード、さらにはそうした行為自体のことを指す。 「自作PCと似たようなもの」と考える人もいるだろう。自作PCは自分の用途にあった構成を考え、パーツを選び組み立てることで、自分好みのスペック・見た目のPCを作ることだ。自作キーボードも同様に、構成を考えパーツを選び、組み立てることで、自分だけのキーボードを作る。 しかし自作キーボードは、似たように見えて自作PCとも違った面白さや奥深さを備えている。 本連載では、自作キーボードの作者であり、キーボード関連のニュース動画「ほぼ週刊キーボードニュース」を配信しているぺかそ(@Pekaso)とびあっこ(@Biacco42)
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