しかし、その後も回復に至っていないため、中国での新車生産を6月以降も停止すると複数の関係者が明らかにした。再開時期も未定という。 中国では政府の支援策の後押しを受けてEVの普及が急速に進み、新車販売の2割程度を占める。 中国や欧米メーカーがEVを積極投入し、価格競争も激化しており、エンジン車が中心の日本勢は苦戦が続いている。 (出典:読売新聞5月30日) さて、筆者は、5月21日BS-TBS「報道1930」の「日本メーカーはかつてのビッグ3になる可能性がある」と題する報道番組を視聴した。 日本は自動車産業の国際競争に敗れると予測するのはカーネギー国際評議会で日本経済を研究する日本経済研究者リチャード・カッツ氏である。 同氏は、次のように指摘する。 「一つのビジネスモデルで成功すればするほど、時代の変化を認識するのが難しくなる」 「以前は優れていたものが十分ではなくなる。どう変えればいいのか