昨年末、このコラムで「SaaSは普及するに決まっている」と言った。今回は別の観点から、SaaS普及の現実味について書いてみる。別の観点とは「ユーザー企業における情報システム部門の弱体化」である。ある意味では当然の話なのだが、このことが要因となって、大手・中堅企業でSaaSが一気に普及する可能性がある。 よく、SaaSは中小企業でこそ普及するという議論がある。私は「そうかぁ?」と思っている。中小企業でIT化が進まないのは、ITを導入できないからではない。その必要がないからだ。だから、必要としない企業にITをSaaSで提供しようとしたとしても、ITの“活用”が進むとは思えない。 もちろん、ないわけではない。例えばBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)のような形では、大いにあり得るだろう。経営指導などの一環として中小企業の経営者に会計システムを使ってもらうといったイメージだ。 ただ、こう
2007/12/25 アドベントネットは12月25日、SaaSアプリケーション「Zoho」の11サービスを日本語化したと発表した。日本語版ページのコンテンツも充実させ、Zohoの日本市場への本格展開を図る。 日本語化したのは「Zoho オフィススイート」「Zoho 生産性向上ツール」など。メニューなどのインターフェイスが日本語化された。 米Zohoでは17のサービスを提供していて、アドベントネットは残る6サービスも日本語化する方針。オンラインメールの「Zoho Mail」を2008年2月、オンラインタスク管理の「Zoho Planner」を1月に日本語化してリリースする。そのほかのサービスも1月から4月にかけて日本語版を公開する。 また、アドベントネットはZohoの日本語版ページをリニューアルし、日本語化状況などの開発ステータスを公開。チュートリアルやFAQ、ブログなども掲載している。
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