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ブックマーク / xtech.nikkei.com (451)

  • 国立音大がデータサイエンスのコースを新設、活躍の場広げる音大生の適性とは

    国立音楽大学(東京都立川市)は2023年4月に「音楽データサイエンス・コース」を新設する。音楽大学がデータサイエンスに特化したコースを設置するのは国内初の試みだという。楽曲の波形データから特徴を解析してレコメンドシステムの開発に生かしたり、楽器の演奏姿勢をデータ化して奏法の改善につなげたりする。最近の音楽産業ではデータ解析やサウンドデザインができる人材のニーズが高まっており、これに適応できる人材の輩出を狙う。 「音楽大学の学生にデータサイエンス分野を学んでもらうことで、新たな人材を社会に輩出できるのではないか」。教壇に立つ国立音楽大学音楽学部の三浦雅展音楽文化教育学科准教授はコース新設の狙いについてこう話す。 コースは3年次から選択できるもので、選抜試験に合格すれば入学時の学科や専修は関係ない。受講者は基礎から数理データサイエンスを学び、データ分析を用いた研究ができる。使用言語を固定する予

    国立音大がデータサイエンスのコースを新設、活躍の場広げる音大生の適性とは
  • IT業界で50代中途採用が倍増、プロジェクト危機回避や若手採用への好影響を期待

    IT業界では、一昔前にはなかった50代での転職機会が増えている。50代の活躍機会を設けることで、現場のプロジェクトがうまく回ったり、若手の採用がスムーズに進んだりするといったメリットもあるという。どんな人材が求められているのか、リクルートでIT分野の採用支援を手掛ける丹野俊彦氏が解説する。 「35歳を超えたら転職は難しい」と言われたのはもう過去の話です。この連載で以前に40代転職が増加中との話題を紹介しましたが、最近ではさらに50代で転職して新しい領域にチャレンジしたり、年収アップを実現したりする事例が増えているのです。 関連記事: 40代で同時に3件内定も、ニーズ沸騰で変わるITエンジニア転職の常識 「50代で転職してうまくやっていけるだろうか」と懸念する人もいるかもしれませんが、筆者がコンサルタントとして見聞きしたケースでは、企業側から「採用してよかった」「実際に働いてもらったところ

    IT業界で50代中途採用が倍増、プロジェクト危機回避や若手採用への好影響を期待
  • スプラトゥーン3をパケットキャプチャーで解析、最新の通信技術を学ぼう

    人気の「スプラトゥーン3」を通して、最新の通信技術の基を学んでしまおうというこの特集。今回は実際にスプラトゥーン3のパケットをWiresharkでキャプチャーして、UDPの通信やNAT越えの仕組みを見ていきます。 なお記載内容については、実際の通信をキャプチャーした結果に基づいた筆者の考察や推測によるものであり、任天堂の公式見解ではないことを記しておきます。 任天堂が開発した汎用ゲームプラットフォーム「NPLN」 スプラトゥーン3では、「NPLN」という、任天堂がスクラッチから開発をした任天堂プラットフォーム向け汎用ゲームサーバーが使われ始めました。従来のプラットフォームである「NEX」はニンテンドー3DS/Wii Uからの世代で使われてきて、NPLNはそこでのノウハウを基に2021年から「Google Cloud PlatformGCP)」で稼働しているようです。オンライン対戦のマッ

    スプラトゥーン3をパケットキャプチャーで解析、最新の通信技術を学ぼう
  • マイナンバーカードは便利か?民間での「本人確認」になかなか使われない理由

    2022年度中にマイナンバーカードをほぼ全ての国民が取得する――。政府はこの目標に向け、マイナンバーカードの新規取得などで1人最大2万円分のポイントを付与する「マイナポイント事業」や、健康保険証や運転免許証とマイナンバーカードを一体化させる施策などを矢継ぎ早に展開している。 「マイナンバーカードの利用で便利になる」。河野太郎デジタル相はたびたびこうアピールしている。例えば2022年8月にはマイナンバーカードを管轄する寺田稔総務相と共に経団連を訪れ、会員企業に対して利活用を訴えた。だがマイナンバーカードを持っていても、現状では多くの人が日常で使う機会はほとんどない。 2022年8月25日、経団連にマイナンバーカードの普及と利活用の協力を要請する河野太郎デジタル相(左から3人目)と寺田稔総務相(左から2人目)。河野デジタル相は「(マイナンバーカードの人確認機能の活用で)企業活動も便利になって

    マイナンバーカードは便利か?民間での「本人確認」になかなか使われない理由
  • Web3は本当に日本に必要な技術なのか、あるネット騒動が広げた波紋

    最近、Web3について解説したある入門書が「間違いだらけ」とネットで話題になっていた。他社の出版物なので書名を挙げるのは控えるが、検索すればすぐに見つかるはずだ。怪しい出版社の書籍ではなく、インターネット関連の書籍には定評のある技術系出版社が出版したものだ。 ネットでは、この書籍内でイーサリアムをOSと呼んでいたり、TCP/IPやHTTPといったプロトコルを米Googleや米Amazon.comが独占していると書いたりしている点が問題視されていた。これを見て私は当初、「よくある自転車置き場の議論ではないか」と思った。 自転車置き場の議論とは、知識が足りない人は質的な議論ができず、自分が理解できる範囲のどうでもいい議論しかできないことを指す。この書籍に関していうと「Web3の仕組みを理解できないから、自分に理解できる範囲で揚げ足取りをしているだけではないか」と思ったのだ。 確かにイーサリア

    Web3は本当に日本に必要な技術なのか、あるネット騒動が広げた波紋
  • 危うし、デジタル庁 1年たたずに課題山積

    「国全体をつくり替えるくらいのつもりで取り組んでほしい」。2021年9月1日、デジタル庁の発足式で菅義偉前首相はこう発破をかけた。そこから9カ月、早くも3つの課題が生じている。「システムトラブルが止まらない」「『オープン・透明』に黄色信号」「自治体システム標準化に遅れ」――だ。それぞれ見ていこう。 課題1 システムトラブルが止まらない 課題の1つ目はデジタル庁が運用するシステムのトラブルが相次いでいることだ。2021年11月から2022年4月にかけて、システムの不具合による利用者の個人情報漏洩のほか、メール誤送信による利用者のメールアドレス流出などが5件あった。 行政のデジタル化が進むにつれ、運用するシステムの影響も大きくなる。地方自治体や中央省庁が利用する「ガバメントクラウド」の稼働とその利用拡大を控えるなか、発足半年あまりのデジタル庁のシステム運用体制に早くも不安の声が上がっている。

    危うし、デジタル庁 1年たたずに課題山積
  • 東京都心に地上9階建ての“積層型”小学校、教室の上に体育館やプール、校庭も

    東京都港区芝浦1丁目に、地下1階・地上9階建ての積層型学校が誕生する。2022年4月に開校する「港区立芝浜小学校」だ。高さは約55m、建物の平面サイズは約64m×約23m。

    東京都心に地上9階建ての“積層型”小学校、教室の上に体育館やプール、校庭も
  • Pythonの波に飲み込まれたRuby、日本のケータイ敗戦との共通点

    プログラミングの学習を始めようとする人がする定番の質問がある。「どのプログラミング言語を選べばいいか」というものだ。 私はこのコラムで以前、JavaScriptからプログラミングを始めてはどうかと書いた。JavaScriptはWebブラウザーさえあれば動作するからだ。例えば「Chrome」であれば、F12キーを押して「Console」タブを選ぶだけで、JavaScriptの対話実行環境を利用できる。 関連記事: 保存していないクレジットカード情報が漏洩する謎、鍵はあのプログラミング言語 もっとも、JavaScriptは最初に学ぶ言語としては少し癖が強いとも感じている。どちらかというと、2番目か3番目に学ぶことで視野が広がるタイプの言語ではないだろうか。 私が初心者に勧めるとしたら候補は2つある。「Ruby」と「Python」だ。 私がRubyを勧める理由は、「プログラミングの楽しさ」を体験

    Pythonの波に飲み込まれたRuby、日本のケータイ敗戦との共通点
  • 《日経Robotics》グーグルが開発、強化学習を1000倍高速にする技術

    グーグルが、ロボットの深層強化学習を1000倍以上に高速化する驚異的な技術を開発した。数時間を要していた学習を、わずか10秒ほどに短縮できる。新しい強化学習のアルゴリズムを考案したという話ではなく、強化学習のすべての分野に影響が及ぶ、よりベーシックなレイヤーで革新を起こした。 ディープラーニング技術といえば、その学習から推論までGPUのようなアクセラレータ上で動くのが当然と思われるかもしれない。しかし、ディープラーニング技術が全盛の現在でも、未だにGPU上で動かず、CPUの上でシングルスレッドで実装されているところがあった。それが物理演算を行うシミュレータである。 強化学習では、環境中での試行錯誤を繰り返しながら学習を進めていくが、ロボットのような物理的な動きを伴うケースでは、いきなり実機で試行錯誤を行うと環境やロボットそのものを破損することがあり危険である。このため、当初は物理演算エン

    《日経Robotics》グーグルが開発、強化学習を1000倍高速にする技術
  • 心電図ならぬ「血糖図」へ、おなかに貼って糖尿病患者の血糖を常時測定

    米DexCom(デクスコム)が開発した血糖測定器「Dexcom G6 CGMシステム(以下G6)」の日での販売が、テルモによって2021年7月27日から始まった。腹部などに貼り付け24時間継続的に血糖濃度を測定し、スマートフォンなどでデータをリアルタイムで受け取れる。血糖値の経時的な変化を分析することで、少し先の血糖変化を予測して利用者の行動変容を促す。 G6は極細の針がついたセンサーとBluetoothトランスミッターがセットになった装置で24時間の常時モニタリングを行う。部品は交換式で、最長でセンサーは10日間、トランスミッターは90日間使うことができる。 長期間体に貼り付けたままになることから、侵襲性の低さを意識している。大きな特徴は、針を血管よりも浅い位置で止め、血液ではなく血管から染み出た間質液を分析することだ。DexComが血糖測定装置の開発で培った長年の知見を生かし、間質液

    心電図ならぬ「血糖図」へ、おなかに貼って糖尿病患者の血糖を常時測定
  • SNS沸騰の「球状歯車」 全方向無制限駆動で人型ロボットに衝撃

    全方向に無制限駆動する歯車――。2021年6月、TwitterなどのSNSがにわかに盛り上がった。関連投稿が1万リツイートを超えるほどに反響を呼んだのは、山形大学と東北大学の研究チームが開発する「球状歯車機構」だ(動画1)。表面に凹凸を設けた球状歯車が全方向(回転3自由度)で動く様子に「ヒト型ロボットの関節部に使えるのでは」といった声が相次いだ。 反響のきっかけとなったのは、21年6月に開催された国際展示会「Japan Drone(ジャパンドローン) 2021」での、山形大学学術研究院機械システム工学専攻准教授の多田隈理一郎氏の講演だった。講演の参加者がTwitter上で球状歯車機構について投稿すると、瞬く間にこの存在が知れ渡った。 インターネット上での人気ぶりは国内にとどまらず、国外にも広がっている。開発者がYouTubeに投稿した解説動画には600件以上のコメントが殺到し、そのほとんど

    SNS沸騰の「球状歯車」 全方向無制限駆動で人型ロボットに衝撃
  • 「決済手数料無料」終了に揺れるQRコード決済、中小店舗の利用継続に何が必要か

    QRコードを活用したスマートフォン決済は、これまで急拡大を続けてきた。だが期間限定で店舗の決済手数料を無料化してきた事業者各社の施策が2021年後半に終了することで、正念場を迎えようとしている。手数料が経営に大きく影響する中小店舗が利用を継続するには、手数料を上回るメリットが求められる。そのためには何が必要だろうか。 店舗側の導入も進んだキャッシュレス決済 現金への信頼が厚い日では、長らくキャッシュレス決済の普及は進まないといわれてきたが、ここ2~3年のうちにその流れは大きく変わりつつある。そこに最も大きな影響を与えたのは、スマートフォン決済の急速な広がりであろう。 とりわけQRコードを活用したスマートフォン決済サービスは、参入障壁の低さから新規参入が相次いだ。それに加えて2018年末ごろからは、事業者各社が顧客獲得のため20%のポイント還元など高還元率のキャンペーンを乱発したことから、

    「決済手数料無料」終了に揺れるQRコード決済、中小店舗の利用継続に何が必要か
  • 「マイナンバーカードをやめるべきだ」、サイボウズ青野社長がデジタル庁に直言

    1971年生まれ。愛媛県今治市出身。1994年大阪大学工学部卒業、松下電工(現パナソニック)入社。1997年8月松山市でサイボウズ設立。2005年4月から現職。(写真提供:サイボウズ、以下同じ) デジタル庁に何を期待しますか。 長い目で見れば、行政のデジタル化を進めるべきだと思っています。ただ最初にすべきは、マイナンバーカードをやめることですね。 毎年数千億円の予算をつぎ込んでも普及率は2割程度にとどまっています。何のために必要なのかという目的を見失っているから、手段が目的に合致しているのかが判断できません。責任者が誰なのかも不明ですよね。過去20年間のIT行政の敗因がマイナンバーカードに凝縮されているように見えます。 うまくいっていないのに、やめるという選択肢を持っていないのはおかしい。アジャイル開発では「おかしいな」と思ったらすぐにやめて、別のやり方を考える必要があります。ちゃぶ台返し

    「マイナンバーカードをやめるべきだ」、サイボウズ青野社長がデジタル庁に直言
  • スバルが執念のリーンバーンエンジン、「世界初」局部成層

    SUBARU(スバル)が2020年10月に発表予定の新型「レヴォーグ」――。新型水平対向(ボクサー)ガソリンエンジン「CB18」には初物づくしの技術が満載で、まさに執念のたまものだ。「局部成層リーンバーン(希薄燃焼)」と筆者が呼ぶ難度の高い技術を開発し、燃費性能と動力性能を両立した。なぜ“局部成層”か。希薄燃焼の進化の歴史を振り返りつつ、その詳細を明らかにしたい。 排気量1795㏄、圧縮比10.4、ボア×ストローク=80.6mm×88.0mm、レギュラーガソリン仕様。最高出力は130kW(5200~5600rpm)、最大トルクは300N・m(1600~3600rpm)とかなり低速側の実用域トルクを重視している

    スバルが執念のリーンバーンエンジン、「世界初」局部成層
  • 「ドコモ口座」不正の全容、Web口振に落とし穴

    NTTドコモの電子決済サービス「ドコモ口座」を巡る不正利用の全容が分かった。犯人はドコモ口座の開設や口座振替の認証に関わる甘さを突いて、不正出金を繰り返していた。被害はドコモ以外の決済事業者にも広がっており、キャッシュレス決済市場の拡大に冷や水を浴びせかねない。業界を挙げた対策が求められている。 「不正利用の被害者の方々におわび申し上げると共に、お客様のほか、多数の皆様にご心配、ご迷惑をおかけしたことを深くおわびする」。2020年9月10日、ドコモの丸山誠治副社長は都内で開いた緊急記者会見でこう謝罪した。 不正はドコモが手掛ける電子決済サービスのドコモ口座で起きた。犯人は被害者になりすまし、ドコモ口座を開設。不正に入手した口座情報を使って、ドコモ口座と被害者の銀行口座をひも付け、銀行口座からドコモ口座に資金を移していた。最終的にキャッシュレス決済の「d払い」でたばこや家電製品などを購入し、

    「ドコモ口座」不正の全容、Web口振に落とし穴
  • 女流囲碁トップ棋士が語る、「相棒AI」との付き合い方

    囲碁AIを日のプロ棋士が研究に使うようになって1年半ほどたちますが、使い方はどう変化しましたか。 大橋氏 上野さんをはじめとする10代の棋士は、今では囲碁AIを使うのが当たり前になっていますね。20代も多くの棋士が囲碁AIに触れています。 囲碁AIの実行環境としてどのようなITインフラを使っているのでしょうか。 大橋氏 Amazon Web Services(AWS)のようなクラウドを使う棋士もいれば、高性能のGPUマシンを自ら購入している棋士もいます。 まず従量課金型のクラウドで囲碁AIを使ってみて、公式戦の振り返りで週1回使うだけならそのままクラウド、囲碁AIで毎日何時間も勉強するようならマシンを買う、といった判断をする棋士が多いですね。若手棋士はだいたい使い方のリズムがつかめてきた感じですが、その点で最先端を行くのが上野さんです。 おお、そうなんですか。上野さんの囲碁AIの実行環境

    女流囲碁トップ棋士が語る、「相棒AI」との付き合い方
  • 天才プログラマーのテレワークシステムに4万人殺到、開発費わずか65万円

    自宅パソコンと会社パソコンにそれぞれインストールした専用ソフトが、インターネット上の「大規模分散中継システム」を経由してSSL-VPNでやりとりする(作成:日経NETWORK) 信じられないほど、動作が軽い――。記者が実際にシン・テレワークシステムを使ってみた感想だ。自宅と会社にある2台のPCに専用ソフトをインストールし、自宅PCからログインするだけで準備が完了する。そのまま画面上に瞬時に会社PCデスクトップが現れ、カーソルを動かすとほとんどタイムラグなしで同期した。いわゆるVDI(仮想デスクトップ基盤)方式で、自宅PCからはマウスやキーボードの動作、会社のPCからはデスクトップの画像データのみを相互に伝送している。 記者は現在テレワークを基としているため、社内システムにアクセスするためにVPN(仮想私設網)を使う機会は多い。会社で使うVPNは、簡単なWebサイトの読み込みにもかなりの

    天才プログラマーのテレワークシステムに4万人殺到、開発費わずか65万円
  • だから、国の給付金や布マスクは批判される データ・ドリブン文化はどこに? | 日経クロステック(xTECH)

    新型コロナウイルスの感染者の増加に歯止めが掛からない中、メディアが国や政府の批判の色を強めている。ところが、「論理的で健全な理論になっていない批判が散見される」と指摘するのがメディアスケッチ代表取締役の伊貴士氏だ。何が問題なのか。エンジニアの視点から同氏が解説する(近岡 裕=日経クロステック)。 コロナ禍に際し、日政府が発表した給付金制度や布マスクの配布などについて、批判色を強めた報道がマスメディアによって展開されている。批判はあって当然であり、メディアが批判するのは民主主義という制度の中で非常に重要なことだ。だが、エンジニアである自分が疑問に感じるのは、多くが感情論のぶつけ合いに終始するばかりで、論理的で健全な理論には全くなっていないことだ。 日政府や官公庁側からすると「なぜ、これほどまでに批判されるのか」「今は何をやってもバッシングされる」と思っているかもしれない。だが、その根

    だから、国の給付金や布マスクは批判される データ・ドリブン文化はどこに? | 日経クロステック(xTECH)
  • 「脱VBA」の道筋がついに見えた、ExcelデータをPythonで抽出・加工する方法

    Excelデータをプログラムで扱うのなら、VBA(Visual Basic for Applications)を使うべし」。多くの人はそう思っているでしょう。もちろんVBAMicrosoft Officeのソフトを操るのにとても便利なプログラミング言語ですが、弱点もあります。 その1つが、Officeにしばられてしまうこと。業務に必要なデータ量がExcelや「Access」のカバーする範囲で収まらなくなったら、もう扱えません。 また互換性の問題から、Windows上で書かれたVBAのソースコードは基的に、macOSLinuxでは動かせません。VBAはプログラミング初心者にとって理解しやすい一方で、コードが冗長になりがちという側面もあります。 今からプログラミングを学んで業務を自動化したいなら、筆者はPythonをお薦めします。Pythonはシンプルで勉強しやすく、ライブラリーが豊富

    「脱VBA」の道筋がついに見えた、ExcelデータをPythonで抽出・加工する方法
  • 日本のマイコンメーカー、RISC-Vでの早期主導権獲得を目指す価値あり

    プロセッサー版のLinuxと呼ばれる「RISC-V」を活用する機運が、着実に高まってきている。 RISC-Vは、ライセンスとロイヤルティーが無償で利用可能なオープンソースであること、特定応用に向けた専用プロセッサー・コアを開発しやすいことから、x86やArmといった業界標準CPUに代わる選択肢として注目を集めていた。そして今、独自半導体チップの開発競争を繰り広げるスマートフォン・メーカーやAIチップ開発を推し進めるIT企業、さらには米中経済戦争で継続的なプロセッサーの調達に不安を抱える中国企業にとってのブレークスルーとして、RISC-Vの活用がにわかに浮上してきている。 半導体メーカーや電子機器メーカーがRISC-Vをいかに活用するかが、今後の電子産業や半導体産業の勢力図と企業競争力に大きな影響を及ぼす可能性が出てきている。今回のテクノ大喜利では、時代の要請に応える技術としてRISC-V

    日本のマイコンメーカー、RISC-Vでの早期主導権獲得を目指す価値あり