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umedaとgameに関するyamanetoshiのブックマーク (6)

  • 王位戦最終局に引き続き、王座戦第三戦も名局 - My Life Between Silicon Valley and Japan

    午前4時起き(日時間午後7時)で王座戦第三戦をネット観戦したが、いま終局(こちらはまだ朝6時過ぎ)。羽生防衛で王座戦16連覇の偉業達成である。 これからきっとネット上にも感想や解説がいろいろ書かれるんだろうけど(それを読むのが楽しみ)、この将棋も「歴史に残る名局」と称された先週の王位戦最終局(羽生深浦戦)に引き続き、面白いいい将棋だったなあ。 最近できるだけたくさんの同時代の棋譜を並べるようにしているが、棋譜はやっぱり芸術作品だとつくづく思う。

    王位戦最終局に引き続き、王座戦第三戦も名局 - My Life Between Silicon Valley and Japan
  • My Life Between Silicon Valley and Japan - ボナンザVS勝負脳 (保木邦仁、渡辺明共著)

    書を読み終えて、現時点では渡辺明(23歳)という若き竜王だけが、「コンピュータと戦う」それも「一度限りではなく、コンピュータをも真剣に将棋を戦う相手と認識した上で、長期間、お互いに切磋琢磨しながら戦い続ける」という未来を、自分の人生におけるきわめて重要な問題として、気で自分の問題として考え抜いている棋士なのだ、ということを痛感した。ボナンザとの真剣勝負を終えて、渡辺はそういう時代に生まれた宿命を受け入れ、コンピュータと最後まで戦う決意を固めたように思える。上の世代の棋士にはない切迫感と責任感が、書の渡辺の言葉の端々から感じられるのだ。 第三章に収録された「ボナンザ開発者・保木と渡辺明との対談」はかなりの緊張感をはらんだものだ。ドキリとしたのはまずはこの部分。保木がこぼした音 保木 おそらくタイトルホルダーの竜王や名人より北陸先端科学技術大学院大学の飯田先生(弘之・プロ棋士六段)にコ

    My Life Between Silicon Valley and Japan - ボナンザVS勝負脳 (保木邦仁、渡辺明共著)
  • My Life Between Silicon Valley and Japan - 「羽生」(保坂和志著、光文社知恵の森文庫)

    このが届いたらすぐに読み、その感想文を「黙殺された名著がここに蘇った」と始めようと思っていた。そうしたら「文庫版のためのまえがき」冒頭で著者保坂和志が、 実際、九七年に出版されたときにも、一般の新聞雑誌ではいろいろ取り上げてもらったが、将棋界では一部の棋士の大絶賛を除いて黙殺に近かった。 と書いているではないか。 「黙殺」という激しい言葉は、あまりよく使う言葉ではないと思うのだが、著者も、一読者である僕も、このから想起した言葉が「黙殺」だったとは・・・・・ このは名著である。しかし出版後、当に話題にならなかった。このが提示した視点がさまざまな議論によって広がっていくようなことはいっさい起きなかった。保坂は続けてその理由を、 おそらく、「将棋が弱いド素人が書いたなどまともに読むに値しない。そんなやつに将棋の何がわかるか」と思われたのであろう。 思うにこの将棋界から黙殺された一

    My Life Between Silicon Valley and Japan - 「羽生」(保坂和志著、光文社知恵の森文庫)
  • 「コンピュータが将棋を制する日」は来るか? - My Life Between Silicon Valley and Japan

    親切な知人が「情報処理」2005年7月号「コンピュータが将棋を制する日」を貸してくれたので読んでみた。また羽生善治著「決断力」 決断力 (角川oneテーマ21) 作者: 羽生善治出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2005/07/08メディア: 新書購入: 44人 クリック: 297回この商品を含むブログ (562件) を見るもあわせて日から届いたので、「コンピュータが将棋を制する日」が果たしてやってくるのかについて夢想してみることにしたい。わかりやすい議論の取っ掛かりとして、コンピュータ将棋の専門家である公立はこだて未来大学の松原仁氏のこの言葉から。 筆者はコンピュータ将棋の研究を始めたときに名人に勝つのは2010年と予測した。その後弱気になって予測を2015年と後退させたが、もはや後退させる必要はないと感じている。すなわち、2015年までにはコンピュータ将棋が人間の世界チャンピオン

    「コンピュータが将棋を制する日」は来るか? - My Life Between Silicon Valley and Japan
  • 王位戦第二局: 尋常ならざる将棋 - My Life Between Silicon Valley and Japan

    21日から22日にかけて有馬温泉で戦われた王位戦第二局(羽生善治王位対佐藤康光挑戦者) http://www.kobe-np.co.jp/46oui/ を並べてみたが、何やら尋常ならざる雰囲気を感じた。まだ観戦記も読んでいないし、棋譜だけからこの将棋の根幹を見極める実力も僕は持っていないが、何やら不穏なものを感じる将棋である。これまでの将棋の常識を超えて、勝者・佐藤康光の駒が自由に盤上を舞っているような気がした。まだ誰も、この将棋の裏にこめられた佐藤康光の構想やそれを支える将棋観について解明していないのではないだろうか。 淡路島で観戦した棋聖戦第三局を「互いに軽く構えあった後に組み合った瞬間には、先手のほんのわずかな隙ゆえに、実はもう勝負がついていた、そういう将棋だった」と書いた http://d.hatena.ne.jp/umedamochio/20050716/p3 が、実はこの王位戦

    王位戦第二局: 尋常ならざる将棋 - My Life Between Silicon Valley and Japan
  • 佐藤康光棋聖の名局 - My Life Between Silicon Valley and Japan

    淡路島に将棋を観に行った。棋聖戦第三局。佐藤棋聖対羽生四冠。これが今年の僕の夏休み。羽生さんとは例の「高速道路論」の話をした昨年11月以来の再会。しかし結果は、佐藤棋聖のぞくぞくするような凄い将棋を堪能することとなった。同世代に素晴らしいライバルを持つ幸福というのが、羽生世代にはあるのだなとつくづく思った。 互いに軽く構えあった後に組み合った瞬間には、先手のほんのわずかな隙ゆえに、実はもう勝負がついていた、そういう将棋だった。 第一局、第二局と「後手一手損角換わり」をそれぞれ先手が制して一勝一敗で迎えた第三局。前夜祭で関係者たちは「佐藤棋聖は明日も一手損角換わりでいくのではないか」と言っていた。対局当日。時差ゆえにどうせ早起きしてしまったので温泉で朝風呂に入った後「将棋世界」で第一局、第二局を予習。 8時45分、関係者とともに対局室で二人の棋士の登場を待つ。シリコンバレーとも東京とも全く違

    佐藤康光棋聖の名局 - My Life Between Silicon Valley and Japan
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