今回は、小論文やプレゼンテーション、報告書などを自分なりの意見で簡潔にまとめて、相手に分かりやすく伝えるときに使える「形」を覚えておきましょう。その形はピラミッド型になっています。 ピラミッドのてっぺんは「結論」 まず、全体を通して何を述べるのか、それに対する結論は何なのかが最初にきます。その次に、結論に至った「理由」です。理由が1つだと結論を導き出すには少し弱いので、可能であれば3つ程度挙げられるようにしましょう。3つの理由はそれぞれが被っておらず、結論を導くために論理的に正しければOKです。 時間があれば、さらに理由を具体的に証明できるような根拠を用意しましょう。事例、統計データなどの客観的な情報がベターです。主観ではなく、客観的に、論理的に導かれた結論であることを印象つけることが大事です。 伝えるストーリーは2通り 論述の中で、どの順番で取り上げていくかは2通りあります。1つ目は結論