ロボット製造の「生産技術」が再生法申請 産業用ロボットや溶接機のレンタル・製造販売を行う「生産技術」(富山市)が、富山地裁に民事再生法の適用を申請し、保全命令を受けたことが10日分かった。事業は今後も継続する。東京商工リサーチによると、負債総額は約145億円。 商工リサーチによると、生産技術は1973年に創業。2008年5月期には売上高が112億円と過去最高になるなど順調に業績を伸ばしたが、昨年秋以降の世界不況の影響でレンタル需要が減少。業績が悪化し、資金繰りに行き詰まった。 同社は富山市内に10工場を展開。産業用ロボットや溶接機のレンタル機材約1万3千台、中古機材約500台を所有しているという。