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ブックマーク / business.nikkeibp.co.jp (126)

  • 世界の良薬、日本に届かず:日経ビジネスオンライン

    厚生労働省は2009年度までの3年間に審査官を現在の約200人から倍増し、新薬審査の迅速化を進める。外国との新薬開発時期のタイムラグを縮めるためだが、「問題の根は非常に深い」と日製薬工業協会・医薬産業政策研究所の安田邦章・主任研究員は指摘する。(聞き手は、日経ビジネス オンライン記者=谷川 博) NBO 厚生労働省が新薬承認審査を迅速化するために審査担当者の倍増を決定しました。当に効果はあるのですか? 安田 確実に審査の迅速化は期待できると思います。というのは、欧米と比べて日では審査官が圧倒的に少ないからです。米国には約2000人いますが、日には10分の1の約200人しかいません。英国と比べても3分の1の規模で、先進国では最も少ないのです。 審査官のマンパワーの差は個人の能力だけでは埋めがたい。現在は審査官1人当たりの担当品目が非常に多く、製薬会社の申請書類が机の上に山積みになって

    世界の良薬、日本に届かず:日経ビジネスオンライン
  • プロデューサーよ、負け犬になるな ~プロダクションI.G石川光久社長インタビュー(後編):日経ビジネスオンライン

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン (前編から読む) ――いいものを作って、きちんと利益も出す。これは企業の継続性の基ですから、一般の会社もクリエーティブな会社も同じですね。株式公開もそのためにやってこそだと。 そこを押さえなければ会社として意味がないでしょ。株式公開自体が目的じゃないんだから。アニメ制作会社が株式を「公開する」「しない」というのは、個々の会社の経営戦略にかかわる問題なので、どっちがいいとか悪いとかは言えない。僕は会社として次のステージに進む準備ができたから、公開して良かったと思っている。 だけど、目的もなくアニメ会社が株式公開をするのは、どうかなと思う。なぜなら、変な格差だけが生まれてしまう可能性があるからなんだよね。 あからさまな格差は業界を破綻させる 例

    プロデューサーよ、負け犬になるな ~プロダクションI.G石川光久社長インタビュー(後編):日経ビジネスオンライン
  • アニメ制作会社はどう“儲ける”べきか ~プロダクションI.G 石川光久社長インタビュー(前編):日経ビジネスオンライン

    世界の映像クリエーターをうならせた「攻殻機動隊」シリーズを、看板タイトルとして持つプロダクション・アイジー(I.G)。スタジオジブリと並んで日製アニメのトップブランドとして評価される作品の品質とともに、堅実なプロダクション経営でも定評がある。社長の石川光久氏に話を聞いた。 ――ここ最近のアニメ業界ではあまり元気のいい話が聞こえてきません。「イノセンス」「スチームボーイ」「ハウルの動く城」といった大作が公開された2004年が、いろいろな意味でピークだったのではないかという声もあります。実際、どう感じていますか。 2006年は「静か」という見方もあるかもしれないけど、むしろ業界としてみたら成熟した年だったとも言えるよね。 ――その“成熟”という言葉はどういう意味なんですか? 1つ例を挙げると、アニメ制作会社における利益構造の確実性が問われたってことじゃないかな。 安定した利益なくして投資なし

    アニメ制作会社はどう“儲ける”べきか ~プロダクションI.G 石川光久社長インタビュー(前編):日経ビジネスオンライン
  • 7割はジャンク、米国企業のお寒い現実:日経ビジネスオンライン

    そんな過去の経験もあったから、先日のウォールストリート・ジャーナル紙の記事を見て仰天した。記事は今や金融機関や電力などを除く事業会社の7割がジャンク(紙くず)債の水準(BB以下)と報じていた。1980年と2006年の間の、格付け別企業数シェアの著しい変化は下記の通りだ。 記事によると、ジャンク債のカテゴリーに入る企業は、1980年は全体の約3分の1だったが、80年代の終わりに約半分に上昇し、現在は7割まで上昇したとのことである。 これは一体何を意味するのであろう。 米国経済もしくは世界経済が少しでも悪化した場合、直ちに多くの企業が倒産し、大量の不良債権を抱えた金融機関は貸し出しを控え、クレジットクランチ(信用収縮)を招き、大不況を招いてしまう危険性が高まっている。現在、多くの米国企業は、不況を乗り切るだけの信用力と資力が欠如している。 株式指数である「S&P500」に組み入れられているよ

    7割はジャンク、米国企業のお寒い現実:日経ビジネスオンライン
  • 実はこんなに充実している 日本の中小企業政策:日経ビジネスオンライン

    いざなぎ景気以来の長期景気上昇と言われても、「あまり実感がないなあ」という声が強い。政府の対応が不十分だと思っている人も多いだろう。しかし、日ほど中小企業政策が充実している国は、世界的に見ると珍しい。最近、中小企業政策の歴史を調べているのだが、日の中小企業が先進的に新しい技術に挑戦し、好不況の波を乗り越えられているのは、政府の中小企業振興政策に負うところが大きいと思う。 例えば、バブル崩壊後の金融危機の時代、政府は中小企業に無利子無担保5000万円の緊急融資を行った。マスコミは批判的であったが、あれで、どれほど多くの中小企業が救われたか、計り知れない。 確かに、やけくそでベンツを買った不心得な中小企業もあったが、多くの中小企業にとっては、立ち直りのきっかけになった。心配された焦げつきも、予想されたよりもはるかに少なかったようである。 ちなみに同じ時期に銀行に対する資注入が行われた。マ

    実はこんなに充実している 日本の中小企業政策:日経ビジネスオンライン
  • 自国文化に誇りを持つ“過ち”:日経ビジネスオンライン

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 日友人や知人から「4大文明の1つである中国文明」や「孔子、老子などの歴史偉人」について関心を示される時、僕はいつも複雑な気持ちになります。今の中国は世界に後れを取っていますし、現在は世界の人々が納得するような偉人も生み出していないからです。 「日文化の多くは、中国からやってきた」と言われる時も困惑します。恐らくは、僕への心遣いも込めての表現だとは思います。にもかかわらず戸惑ってしまうのは、文化は国に属するものではなく地域の風習や自然と歴史から育まれてきたものだ、と言うのが僕の持論だからです。人類の長い歴史において国の興亡は果てしなく繰り広げられてきましたが、文化は人間を媒体に人類のものとして伝わり発展したものなのです。 朱子学を日

    自国文化に誇りを持つ“過ち”:日経ビジネスオンライン