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「民主主義の消費期限はもう切れているのかもしれない」と話すのは作家で元外務省主任分析官の佐藤優(さとう・まさる)氏だ。コロナの封じ込めに成功した中国を見て、非常事態への対応には非民主な体制の方が強いのではないかと多くの人が不安を抱いた。民主主義が崩壊し、独裁のような形に変わっていくほど、私たちの社会や経済は追い詰められた状況にあるのだろうか。 ウラジーミル・プーチン、習近平、ドナルド・トランプ、金正恩など11人の独裁者を解説する『悪の処世術』(宝島社新書)を上梓した佐藤氏に話を聞いた。(聞き手:長野光 シード・プランニング研究員) (※記事の最後に佐藤優氏の動画インタビューが掲載されているので是非ご覧ください) 恐怖政治の仕組みを上手く作ったプーチン大統領 ──数々の政敵や反体制派をむごたらしく葬ってきたロシアのプーチン大統領こそ、現代の危険な独裁者というイメージにぴったりといった印象を受
夢だった小説家になった。すでに何冊も出している。 どれも売上は順調で、増刷もしている。映像化の話もきている。 会社員時代よりも年収はちょっと落ちるが、体力的に兼業がきつくなってきたので専業になった。それが二年前。 それ以来、ほぼ毎日文章を書く生活をしている。 創作だけをする生活なんて、さぞ楽しいことだろうと以前は思っていた。 実際にやってみると、これがまったく楽しくない。 一人で毎日パソコンに向かって何時間もキーボードを打っているだけである。 その文章の反響が返ってくるのは、数カ月後である。 日々の話し相手は、妻しかいない。 編集者ともやり取りするが事務的なことをメールで交わすだけで、顔を突き合わせて話すのは企画のはじまりのときだけ。 時間だけはあるので散歩をしたり、映画を見たりするが、なんとも刺激が足りない。 思えば会社員時代は、自分の意志と関係なく取引先へ行ったり、いろんな人と話したり
本連載は2022年9月に書籍化されました。 羽仁五郎 編『學問・思想の自由のために』(北隆館、1950年) 今、地球上で最も読みづらい本の一つは、20世紀後半の日本の絶版本である。そのことを実感する機会がつい先日訪れた。 近年は古い貴重な書物ほどオンラインで読めるという矛盾した状況になっている。私は18世紀フランスの科学史が専門だが、18世紀に出版されたフランス語の本はそういう状況である。特にGoogle Booksが激しい勢いで書物をデジタル化してしまったこともあり、当時の新聞や雑誌を除けば、大半の刊本はネットで読めるという感覚がある。 しかし20世紀の書物となると、著作権の問題があるので原則としてオンライン公開されない。無論、言語ごとの差もある。英語、フランス語は最近の本でも最初の数ページくらいはGoogle Booksかオンライン書店のサイトで読める。だが、日本語の本はあまりそうなっ
物心がついた頃からずっと、二次創作は私にとって身近な存在だった。 シンデレラ、白雪姫、ラプンツェル。気に入った話があればすぐ「続きは?」とせがむ私に母はよく即興の続編を聞かせてくれた。 本を読んでくれるのは昼間だが、続編を聞かせてくれるのは眠る前の布団の中だった。 お話をしてもらえない日の夜は、仕方ないので自分の二次創作妄想で眠りにつくまでの時間を埋めた。母の語る話には遠く及ばないが、神が書いてくれない日は自分で書くしかない。私は今でもそう思っている。 お気に入りの妄想は、シンデレラや白雪姫が王子様に嫁いだあと、隣国の王子が姫を奪いに攻め込んでくる話だ。 自軍が不利な戦況になり、さらわれそうになったシンデレラが、果敢に剣術で立ち向かい隣国の王子を斬り捨てるシーンが特に好きだった。 隣国の王子を殺したあとは、隣国の家臣から銃殺されることも少なくなかった。 母のお話では主人公は死なないので、軽
本連載では、JavaScriptフレームワーク「Vue.js」を、型定義が利用できるようJavaScriptを拡張した言語「TypeScript」で活用する方法を、順を追って説明していきます。初回となる今回は、簡単なサンプルを通して、Vue.jsとTypeScriptの概要と機能を紹介していきます。 はじめに Webフロントエンド開発の分野では、JavaScriptを利用して動的なWebページを構築できるライブラリーやフレームワークがいくつかあります。Googleが中心となって開発しているAngularやその前身であるAngularJS、Facebookが中心となって開発しているReactなどが有名です。 本連載で取り上げるVue.jsも、そのようなフレームワークの一つです。JavaScriptを利用して、データとWebページの内容を結び付けて(バインディングして)表示したり、Webページ
ついに小説のタイトルとあらすじを「AIが評価」する時代が来た…! 「なろうRaWi」運営者インタビュー 計算と動機 ここまで読んだ読者は、『ワンオペ解雇』が非常に計算高く、売れることを目指して書かれた作品なのだろうと思うかもしれない。しかしこの作家は、そもそもなろうで主流とは言えない「ヒューマンドラマ」ジャンルを選んでいる。人気を取りたいだけならファンタジーを選んだ方がウケる確率は高かっただろうと思えるが……。 「私は感想がひとつでも貰えれば嬉しいので、人気が欲しくて描いたことは無いです。もちろん感想を得るためには読まれる必要があるので、そういう意味では人気を得るために頭を悩ませたということになります。でも本質的には少し違う気がします。 さて、ヒューマンドラマジャンルを選んだ理由ですが、私はファンタジーが好きじゃないのです。剣や魔法に全く魅力を感じないのです。戦闘シーンなど読み飛ばします。
なろうRaWiというサイトは、「小説家になろう」に投稿された作品のタイトルとあらすじをAIが評価してくれる「タイあら判定」機能を提供している。 このサービスの運営者である下城米雪(カシロメユキ)氏は自らこの機能を使い、高評価を受けたタイトルを元に短篇小説を投稿。 すると、なろうユーザーにバズを引き起こし、短篇版を元に連載版を執筆すると「ヒューマンドラマ」ランキングで年間1位になるほどの人気を得て『え、社内システム全てワンオペしている私を解雇ですか?』(PASH!ブックス)として書籍化(なお、元の短篇や連載版のタイトルはこれより長かった)。書籍版もKindleのライトノベルランキングで一時1位になった。 なぜかコスプレ姿で働いている凄腕エンジニアの佐藤愛が、勤務先の社長交代を機にコストカット目的で解雇されるも、再会した幼なじみのスタートアップに参画。そこで始めた「真のプログラマ塾」を通じて様
iPhoneにWi-Fiの機能が無効化、解除は特殊な手順を踏まなければならないといった非常に重大なバグが発見されました。 このバグを発見したCarl Schouによると、iOS端末にて「%︎︎︎︎︎︎secretclub︎︎%power」という文字列を含んだアクセスポイントによってWi-Fi関連機能が全く使用できなくなるようです。 Oh, the secretclub power didn’t work, but the pssn one certainly did. pic.twitter.com/O3Eupv6fZ0 — Brian L (@lofgreb) July 5, 2021 あまりにも危険なバグで検証するユーザーがほとんど存在しない上、情報が混在しているため、ある意味悪魔の証明となっていますが、同氏に寄せられた情報などによると現状解明されている解除方法は下記程度であり、初期化
テクノロジー 「USB3.0」「USB3.1(Gen1)」「USB3.2(Gen1)」は“名前が違うだけで同じ規格” バッファロー「お客さまの困惑は知っている」
「シティポップ」にまつわる言説はとても複雑だ。そもそも音楽的な定義が曖昧で、その反面なんとなくの風景やビジュアル、イメージを想起させてしまう言葉の魔力も理由としてあるだろう。だがもちろんそれだけではない。 たとえば、1970~1980年代のリアルタイム世代の感覚、1990~2000年代にクラブシーンで「和モノ」としてリバイバルされたときの感覚、2010年代初頭に「ネオシティポップ」としてリアルタイムではない世代による実践が盛んに行われていたときの感覚が、そのときどきの社会的状況やメディア環境を反映して微妙に異なっていることもひとつの背景にある(もちろん共通している部分も大いにあるのだが)。 そこに海外からの目線が加わると一層ややこしくなる。ちょうど「ネオシティポップ」という言葉が用いられはじめたころ、インターネット上ではヴェイパーウェイヴと呼ばれる新たなジャンルが勃興し、日本のシティポップ
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