秋である。またさまざまな花が咲き始め、実がなり始め、マニアじゃなくともカメラを向けなくなる季節。 撮影には、マクロ撮影ができるレンズ……マクロレンズがベストだが、そうじゃなくても、最短撮影距離が短いレンズや撮影最大倍率が大きなレンズを用意すれば結構撮れる。 最短撮影距離は撮像素子面から何センチまでピントが合うか、だが、広角で20センチまで寄れるレンズと、望遠で50センチまで寄れるレンズではどちらがより大きく撮れるか分からない。 で「最大倍率」というのは、最も大きく撮れるとき、どのくらい大きく撮れるかを教えてくれるものだ。メーカーによってカタログに明記してない場合もあるので比較は難しいが、例を挙げると、キヤノンのエントリー向けデジタル一眼レフ「EOS Kiss X3」レンズキットに付いてくる標準ズームレンズ「EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS」だと、25センチが最短撮影距離で、最