ブックマーク / f-shin.net (11)

  • 過熱する退職エントリーの内容について | F's Garage

    この話、背景まで考えてみると、結構悲しいなぁと思ったわけです。 Web系エンジニア1年半ですが、このたびは転職する運びとなりまして、各位に連絡させていただきます – mizchi’s blog 該当の会社はスタートアップとして2年で、まだ結構赤字の会社。 大量調達した手前、少なくとも人件費を上げるとしたら相応の理由がいるはず。まず気になっちゃうのは、「がんばったから」というより、他の人たちとの兼ね合い。他の人ってのは新卒じゃなくて、同じ会社の他のエンジニアと比較して抜けていたのか、そうでないのか。 増田の記事でこんなのもあった。 エンジニアの給料って転職しないと上がらないものなの? かれこれ5年目で上がり続けてるんだけど、俺はとんでもなく幸運なわけ? 同じくITエンジニアだけど、会社の技術力は大したこと無い。 最近誰も自分に対して文句を言えなくなってしまってるので、成長とか考えると転職を考

    過熱する退職エントリーの内容について | F's Garage
  • 技術系カンファレンスのスポンサーシップへの考え方 | F's Garage

    社内slackで、「良いエンジニアを採用するにはどうしたらいいか」の記事で少し盛り上がったので、こっちにも書いておきたくなった。 カンファレンスではたいてい企業スポンサーを募っています。ここでスポンサーに名乗りを上げると知名度向上が期待できます。例えば日最大のRubyカンファレンスであるRubyKaigiをスポンサーしたら「この会社はRubyに力を入れているのだな」と認知されるでしょう。しかし、単にスポンサーをしただけだと効果は限定的です。 BASE社でCTOにならせてもらってから、PHPカンファレンスやPAY.JP立ち上げ期には、僕の方でPyCon JPにスポンサーとして携わらせてもらったりしました。スポンサーになること自体は、お金さえ出せれば簡単なのですが、ブースを出して、1日張り付いているのも結構難しく、最近はちょっと疲れて手を抜いていたら、カンファレンス活動に積極的なメンバーが何

    技術系カンファレンスのスポンサーシップへの考え方 | F's Garage
  • サービスか受託か。Webサービスを作るということ | F's Garage

    先日、某SIコンサル社にいる方が、まだ転職を悩んでるという前提でのカジュアル面談に臨んだ。その人の転職理由というのは、僕が受託の会社から転職した時に言っていたこととそのままだったので、是非、面接に進んで欲しいと思った。 その一方で、受託からWebサービスに来る人に、よく言うことして、 「受託からWebサービスに来ると、ファンタスティックな案件がなくなってつまらないかもしれないですよ」 と言う話をする。これはどういうことか?というと「技術的チャレンジ」を求めるならば、筋の良い受託の会社にいる方が楽しくて、Webサービスはコードを書いている瞬間から技術的なレガシーを産んでおり、先々に渡って最初の選択の影響を受けるので、あなたの技術力の定義が「話題の言語でコードを書けること」であるならば、Webサービスはあんまり勧めません、という話をする。 当時僕がいた会社は、技術の共通化がまだ進んでおらず自

    サービスか受託か。Webサービスを作るということ | F's Garage
  • マストドンに関する現時点での解釈と感想 | F's Garage

    とてもよいサービスでしたが勉強させてもらいました。思わず自分のサーバにインストールしてみようかなと思いましたが、ご飯べながら考えた結果、現時点の感想は、「素人お断り」というものなんで、あんまり広めたくないな、と。 理由は「リモートフォローされた書き込みの削除ができないから」 「Twitterという慣れ親しんだUI構造をパクった分散ネットワークサービス」としては中途半端過ぎると思います。 twitterもリアルタイムの削除は相当苦労されたと思います。昔の一時期トラブってた頃は、そう簡単にツイートは消えませんでしたからね。ツイ消しなんて通用しなかった時代もありました。ローカルであっても分散DB構造?のデータの削除は大変です(単純に当時は削除キューが詰まってただけかも)。 正常系としてデータを足すのは誰にでもできる。削除や変更をちゃんと考えるところまでがシステムだと思う。 メンヘラツイートが削

    マストドンに関する現時点での解釈と感想 | F's Garage
  • 誰と働いているかという視野のエンジニア評価軸について | F's Garage

    うだうだ記事を書く。あんまりブロガーさんのように、懇切丁寧に説明する意識はない。うざかったら途中で離脱推奨です。 とある理由で、番のデータを修正することになった。休日だったので僕が対応したのだが、その部分のデータ修正の経験がなかったので、ソースコードから調べて依存関係を解決するSQLを書き、Slackを通じてコードレビューをお願いして、無事修正タスクは完了した。 所要時間は、作業開始から40分。 日常的にソースコードをいじっていて、データ構造を熟知しているメンバーなら、5分もかからないで終わる作業だろう。もしそうならば、8倍の速度差が生まれている。 その8倍の速度差が顧客満足度に影響をおよぼすのであれば、その人は、僕よりも8倍速で得られる顧客満足度の分だけ、仕事ができると評価ができる。 その人材がいれば5分、いなければ40分。この差はとても大きい。その差が大きいと思うのであれば、そういう

    誰と働いているかという視野のエンジニア評価軸について | F's Garage
  • 業務委託で開発をお手伝いいただく時に思うこと | F's Garage

    開発内製をしている組織が、業務委託で外部の方の力を借りて開発をお願いするというケースにおいて、発注者側が業務委託で仕事をお願いする時に思ってることを書いてみようと思う。 エンジニアで独立心が高い人であれば、技術顧問だけじゃなくても、部分的な工数を切り売りして複数のプロジェクトに関わりあいたい気持ちもあったりと思うので、そういう人に向けても一助になれば幸いです。 前提条件 ここ背景的な追記事項なんですが、基的な対象者は、「社員になってもらえたら超ラッキーみたいな人が、すでにフリーランスだったり、自分の会社を持っていて、別の仕事もやっている」という先方都合が上位なケースにおいて、業務委託でのみ契約に至る時に考えたりしたこと、という前提条件を追加しておきます。 ちょっと一般化して書いてみたら、もっと世界が広かったようで、そちらの世界の方で誤解を生んでいるケースもあるように思えました。それは純粋

    業務委託で開発をお手伝いいただく時に思うこと | F's Garage
  • SIerモデルが経年劣化してる。それはネットビジネスの遠くない未来 | F's Garage

    以下の記事は当だったと仮定した感想 SIはやめておけ 請負業において工数で見積もりをするのは当然のことだ。今のところ、それしか価値を計る方法はないし、価値を生むかわからない顧客の要望に答えるならば単価x時間などの成果から外れた報酬をもらうのはエクセレントな方法論であろう。 システム構築のプロフェッショナルが、顧客のビジネスの成否から切り離してシステム開発を請け負う理想的な形だと思う。 しかし、作ったシステムが成熟した結果、社会全体の中で「何かを維持をする仕事」の方が大きくなったのだと思う。日社会が成長しているうちは、システムを維持する仕事に対する経済への寄与が増大していくのだろうから、十分ビジネスとして成長したと思うが、日社会が成長しなくなると、既存システムはそれ以上の売り上げをもたらさない可能性が高い。 つまり経済規模は大きいが、成長をもたらさない。そういうビジネスは、守りに入る。

    SIerモデルが経年劣化してる。それはネットビジネスの遠くない未来 | F's Garage
  • 職場で使うPC選び | F's Garage

    DeNAさんの素敵記事がTLに流れてきた。 開発に打ち込める環境 「IT エンジニアにとっての PC は、料理人にとっての包丁である。だから自分のこだわりのある PC を自ら選んでもらう」というのがDeNA の基的な考え方です。 ノートPC 中途採用の場合、入社後に担当業務を把握してから、希望の PC を一定予算以内でメーカーやモデル、スペック (CPU, メモリ, HDD/SSD, 日語/英語キーボードなど) まで細かく指定していただき、それを用意しています。 エンジニアにとってのPCは、料理人にとっての包丁とは泣かせます。 BASE社も入社時に、エンジニア、デザイナ職については好きなノートPCとかモニタ、キーボード、マウス、エディタ等もろもろ自由に選んでもらってます。(あとアーロンチェアとか買えます) 入社時に僕がヒアリングしてるんだけど、あまりこだわりない人も多いので、僕がリコメ

    職場で使うPC選び | F's Garage
    yasuhiro1212
    yasuhiro1212 2015/10/28
    うちのPCも変えたい。重くて生産性下がる。
  • スタートアップが知っておくべきAWSの各サービス(2015/6版) | F's Garage

    ちと真面目にモダンAWSの勉強を始めるために、まずはコンパネに沢山あるAWSのサービスを整理してみたよ。 僕の価値観で、超重要なものに◎、そこそこ重要なものに◯、ひとまず忘れておいても大丈夫そうなものに分類しました。 主観的な判断なので、これ重要だろ!ってのがあったら教えて下さい! Dev Ops Store Network 後回しでOK

    スタートアップが知っておくべきAWSの各サービス(2015/6版) | F's Garage
  • 自分が見るインターネットと、他人が見ているインターネットは違う | F's Garage

    最近、うちの若いのと話をしていて、気がついたが彼らが見ているインターネットと、僕が見ているインターネットは全然違うということに気がついた。 誰でも知っていると思っていた「ネットの有名人」は、彼らにとって知らない存在であるということ。 彼らはネットはめちゃくちゃ詳しいし、彼女から怒られるぐらいネットジャンキーだと思うし、何よりプロとして仕事をしている人たちだから、ネットリテラシーが低いなんてことはない。 当然、年齢が高い僕の方が、歴史的に積み上げた知識と、誰かに対する知見や、ネット的な意味での信用があるのだが、そういうのが一切ないとなると、会話でその人のエピソードを共有するのは、かなり難しい。 インターネットはストックが効くとされているメディアだが、実際は圧倒的にフローだ。 情報のアウトプットを止めた瞬間に、あっという間に忘れ去られる。 むろん僕が知らない情報を、彼らは沢山持っている。特にい

    自分が見るインターネットと、他人が見ているインターネットは違う | F's Garage
  • Webサービスが当たると、いずれ返済できない技術的負債に突入する由々しき構造について | F's Garage

    Webサービスが沢山の人に受け入れられると、そのソースコードは長く運用ができる。外れると、気軽に廃棄することができる。 既にPHPPerlで書かれたWebサービスが10年以上ビジネスに貢献している事例は沢山ある。Webシステムは気軽に作れて気軽に廃棄できます、というフェーズを超えている。そのコードが長期にわたって沢山の人に貢献し、かつ、それを維持することで沢山の人がお給料をもらっている事実が存在する。 もしそのサービスが、最初から10年動くことがわかっているなら、どういう技術を選ぶべきだろうか? Web業界の問題は「最新のネタが欲しい、新しい話題を作りたい」と思っている人たちの影響で、その構成要素である開発言語がレガシーな技術になってしまい、人材採用の足かせにになるという構造的問題が起きること。「10年持つ技術」とは?を考えると、「10年人気を維持できる技術」という論点にすり替わってしま

    Webサービスが当たると、いずれ返済できない技術的負債に突入する由々しき構造について | F's Garage
  • 1