今回のIntel Developer Forumで、筆者にとって一番の話題は、“East Fork”ことViiv(ヴィーブ)テクノロジーの正式発表だった。 Viivテクノロジ(以下Viiv)の基本的な仕組みは次の通りだ。 最初にIntelはOEMベンダに働きかけてViivに基づいたPC(仮にViivプラットフォームと呼んでおこう)を出してもらう。そして次の段階として、コンテンツホルダーに働きかけViiv向けのコンテンツサービスを展開してもらう。そしてそれらをユーザーに購入してもらうことで、OEMベンダはコンシューマ向けPCの売り上げ向上を、コンテンツホルダーは新しいビジネスチャンスを、IntelはCPUの打ち上げ上昇を果たす、というわけだ。 前回は、OEMベンダーの側から見た受け止め方についてレポートしたが、このレポートでは、コンテンツという側面からViivについて考えていきたい。 ●Vi